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健やかに生きるため、年の初めに私が手放した3つのこと

年が明けてからは流れるように日々が過ぎていき、気が付けば1月も終わりに近づこうとしています。

年の初めには、何かを新しく「始める」ことを目標として掲げたくなるものです。
実際、多くの方が今年新たに挑戦したいことや達成したいことをnoteに綴っているのを目にしました。

そんな中、私はいくつかのことを敢えて「手放す」選択をしました。

今日のnoteでは、少し背伸びをして暮らしていた去年の私について振り返りつつ、今年に入ってから私が手放した3つのことを紹介したいと思います。

1. 朝の5時に起きること

去年の秋から、朝の5時に起きるようにしていました。
一番の理由は、今年の3月に迫った資格試験の勉強時間を確保するためです。
私が取得を目指している資格試験は、合格するために約400時間の勉強時間が必要と言われています。
一般的な会社員として勤務しつつ、副業も行っている自分が勉強時間を確保するためには、何としても朝の時間を確保したいと思いました。
また、朝は最も頭が冴えていて集中できる時間帯ということもあり、その時間帯を最大限に有効活用したかったのです。

勉強に区切りがついたら、凝り固まった体をほぐすためにヨガをしていました。
青からオレンジへと、少しずつ朝の色に染まっていく空を窓の外で眺めながら、ゆったりとした呼吸を繰り返す。
活力が指先にまで満ちる感覚を実感できる、静かな時間が大好きでした。

けれど、そんな毎日を2か月も続けると、身体的な不調が表面化してきました。原因は単純で、圧倒的な睡眠不足です。

勉強に充てようと思っていた電車での移動時間は、電車の揺れで立ったまま寝てしまう。過去問を解いていても眠くて集中できない。
朝から夜まで、頭に霧がかかったような状態が続いていました。

後述するのですが、私は週に2回、仕事後にホットヨガのレッスンを受けており、夜遅くに帰宅してからも筋トレに励んでいたため、眠りにつく時間が23時を過ぎてしまうことも珍しくありませんでした。
そのこともあり、去年の秋から冬にかけては慢性的な寝不足でした。

そんな寝不足の毎日に休止符を打つきっかけになったのが、年末年始のお休みです。

お休み中は勉強を殆どせず、朝は7時や8時頃までぐっすりと眠る、という生活を送るようにしてみたところ、頭の中がすっきりと冴え渡っていくのが分かりました。
勉強していても、知識を吸収もしくは引き出すスピードが明らかに違うなと感じました。
この経験を通じて、私は最低でも7時間は眠らないと駄目なのだと、30歳を過ぎて今更ですが自覚するようになりました。

今では、朝は6時台に起き、短時間で集中して勉強するようにしています。朝にまとまった時間をとることができなくても、Notebook LMなどのAIツールを活用しつつ、隙間時間に問題を解くことができています。
また、朝のヨガはまとまった時間としては行っていませんが、朝食やお弁当を用意しながら肩や首を回したり、軽いストレッチをしたりして、体をほぐすようにしています。

睡眠の大切さを実感したことで、朝だけではなく、夜の時間を充実させることを意識するようになりました。
昨年末から続けていることとして、自分をスムーズな眠りに導くための時間を設けるようにしています。
夜寝る前の時間にストレッチをしたり、お香を焚いたり、キャンドルに火を付けて部屋を薄暗くした状態で瞑想したり、といった試みも行っています。

2. 理想の体を追い求めすぎること

以前のnoteでも書きましたが、去年の夏頃から筋トレにハマり、体がかなり変わってきました。
自分が理想とする体型に近づいていくのが嬉しくて、つい運動しすぎてしまったかもしれません。
筋トレの翌日に筋肉痛にならないと不安に襲われ、更に強度の高い運動を自分に課すようになっていきました。
HIITをこなした後に1時間休憩なしで筋トレをする、ホットヨガのレッスンを受けたものの体を動かした感が足りずに帰宅後に筋トレをする、5km走った後にスクワットを100回やる・・・そうやって自分を追い込むことが当たり前になっていました。

それから、去年の秋から冬にかけては、運動量に対して体に取り込むエネルギーが不足していたように思います(カロリーを計算したり、食べたものを記録していた訳ではないので本当のところは分かりませんが)。
私はお気に入りの食べ物をずっと食べ続けてしまう癖があり、個人的に好きな食べ物がいわゆる低カロリーのもの(プレーンヨーグルト、トマト、豆腐など)が多いので、少しでも気を抜くと体重が落ちてしまう、というのがこの時期でした。
また、ホットヨガのレッスンがある日は夕食を取れるのが遅い時間になってしまうため、昼食を食べてからは何も口にしないようにしていました。

そんな生活を続けているうちに、数値で言うとBMIが17くらいまで落ちてしまいました。
そのくらいの低体重になると何が起こるかというと、私の場合は酷い冷えに悩まされました。服を4枚重ね着しても震えが止まらず、こたつに入ってなんとか寒さをやり過ごしていました。
また、科学的に証明されているかは分からないのですが、今思うと、食事から得られるエネルギーが不足している日は特に寝つきが悪かった気がします。
それから、見た目にも悪影響が及びました。目の下には窪みができ、しわが目立つ。胸骨や肋骨が浮き出ている自分の姿を目の当たりにし、30歳を過ぎてからは痩せ方に気をつけないと一気に老けて見えるというのは本当だと実感しました。

一時期、私のInstagramのおすすめ欄には筋トレやダイエット関係の投稿ばかりが並んでいました。
他人の美しく割れた腹筋や丸く立体的なお尻を眺めては、自分との差を目の当たりにして落ち込みました。
運動はしているはずなのに、彼女たちのような体型にはなれず、むしろどんどん薄く貧相な体になっていく。その焦りから、更に体を動かすようになりました。

ある日、レギンスの上に乗った腰の肉が気になり、Threadsで何気なく「腰のハミ肉ってどうやったら落ちるんだろう」と思ったままのことを呟いたところ、「何がハミ肉だ!」「嫌味か?」と非難轟々の憂き目に遭いました。この炎上を契機に、自分の認識が世間からずれてしまっているのではないか、過度に体型に意識が向き過ぎているのではないかと意識するようになりました。
色々と調べる中で「運動依存症」という言葉に触れ、自分はそう呼ばれる状態の一歩手前まで来ていたかもしれない、とぞっとしました。

今でも運動することは好きですし、できるだけ脂質や糖質を避けたクリーンな食べ物を摂取するようにしているのですが、何事も行き過ぎは良くないと自分に言い聞かせています。

私は元々走ることが好きなのですが、ランニングよりも筋トレの方が理想の体型に近づける、という思い込みがあり我慢していました。
でも、自分の中で運動がトレーニングではなく、勉強の息抜きやリフレッシュという位置付けに変わってきたことで、最近はゆっくり目のペースで走ることが増えてきました。
そして、ホットヨガのレッスンが終わった後の筋トレは行わず、すぐにお風呂に浸かって疲れを癒すようにしています。

食事面については、タンパク質と炭水化物の量が不足しないように心がけています。
食欲がない日もあり、1日単位で帳尻を合わせようとすると大変なので、1週間単位など長い目で見て足りていればOKとすると気持ちが楽です。
そして、間食を積極的に取り入れるようにし、最近はお茶の時間によく羊羹やチョコレートを食べています。
その結果、一番痩せていた時からは1~2kg増量することができ、冷えや不眠も改善されつつあります。

3. 1日に3件以上の予定を入れること

去年の秋から冬にかけては、撮影のお仕事がとても忙しく、1日に3件の撮影をこなすこともありました。
平日は会社員の仕事に従事しつつ知財関係の副業も行い、休日は撮影のお仕事で埋まっている。息を吐く暇もないような毎日でした。

疲労と寝不足が蓄積する中、とても寒い日に屋外で長時間の撮影をした夜、声が出なくなってしまうほどの風邪を引いてしまいました。
そして、リピーター様との撮影を1件延期させていただくという、自分の体調管理がなっていないがためにご迷惑をおかけする結果になってしまいました。

この苦い教訓から私が学んだのは、自分を犠牲にするような働き方では、結局周りに迷惑をかけてしまうことになる、ということです。

去年までは、撮影の依頼をいただくと「折角私に依頼してくれたのだから、多少無理してでも撮影したい」という気持ちから、予定を詰め込んでしまいがちでした。
けれどそうすることで、おひとりおひとりに丁寧に向き合い、落ち着いた気持ちで写真を撮らせていただきたい、という理想とは逆行してしまっているのではないか、と感じることもありました。

今年は一つの目安として、1日に3件以上は予定を入れない前提でスケジュールを組むようにしています。
そのため、ご依頼をいただいても撮影を実現できるのが数ヶ月先になってしまうのですが、その分、心身ともにゆとりのある状態で撮影をさせていただければと思っています。

そして、今年のスケジュールを組む上で意識しているのが、休息を取るということです。
この年末年始にゆっくり休息をとり、勉強からも仕事からも解放される時間を過ごすことができたのが、今の自分にとっては本当に良かったと思っています。
好きなだけ食べて飲み、眠りたいだけ眠るという日々を過ごしていたら、体と心が穏やかに満たされていくのが分かりました。
体の内から活力が湧く感覚があり、猛烈に「走りたい!」という気持ちになってランニングしたところ、大人になってからは初めて10kmの距離を走ることができました。
(自分への誕生日プレゼントに購入した、少し良いランニングシューズのおかげもあるかもしれませんが)

休むことを恐れない、というのが、つい無理をしすぎてしまう自分の今年の目標の一つかなと思っています。

これまで、人生に新しい要素を「足す」ことで前に進もうとしていた私ですが、今年は「引き算」することを選びました。
早起きしすぎず、体を追い込みすぎず、予定を詰め込みすぎない。そうやって生活の余白を取り戻したことで、心と体の声が以前よりもはっきり聞こえるようになりました。

今年は、頑張りすぎない選択を重ねながら、自分のペースで歩いていきたいと思います。
このnoteが、誰かにとって「手放してもいいもの」を見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。


ヘッダー画像にさせていただいたのは、ガラス作家の藤井友梨香さんが制作されたキャンドルホルダーです。夜の瞑想の時間の、大切なお供になっています。

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