見出し画像

佐渡国際トライアスロン2025:ランパート分析~フォームチェンジと気力で乗り切ったフルマラソン~

バイク190kmを終えた後に待ち構える42.2km。例年ながら、ここからが本当の勝負だと感じる。2025年の佐渡も例外ではなかった。

コンディションに助けられた今年のレース

今年のランパートは、行き(往路)が向かい風、帰り(復路)が追い風という展開だった。例年は日差しと気温が選手を苦しめるが、2025年大会はところどころで小雨も降り、気温が比較的低めに抑えられた。この環境は、後半の失速を防ぐ上で大きな助けになったと感じている。

ペースが落ちる前半、変化の兆しをつかんだ中盤

スタート直後は淡々とリズム良く刻んでいたが、10km過ぎからじわじわとペースが落ち始め、25kmあたりには明らかに足取りが重くなっていた。心拍データは安定していたため、暑さや脱水といった急性のトラブルというより、バイク後の疲労やフォームの乱れが原因と考えられる。

25kmを過ぎたあたりから、意識的にナンバ走りを取り入れてみた。腕をあまり振らずに、脚の動きに同調させる日本古来の走法。普段から練習に取り入れていたおかげか、ここで自然とリズムが整い、徐々に動きが安定。ペースも持ち直していった。

声援と共に走る、ワラーチという選択肢

今回も、昨年に続いてワラーチでフルマラソンに挑戦。沿道からは「サンダル頑張れー!」と何度も声援を受け、他の選手からも「それワラーチですか?」と聞かれる場面が多々あった。

驚いたことに、他にもワラーチの選手が2人、さらに裸足で走っている選手も1人見かけた。佐渡のランコースは比較的フラットで路面も整っているため、こうした選択肢も現実的だと再認識できた。

一方で、改善の余地もある。左足の親指下に血豆、右足の甲は紐の擦れで傷ができてしまった。水をかけても足がふやけず、蒸れないというワラーチの利点は大きいが、長時間の擦れ対策は今後の課題。

後半は追い風に乗って、粘りの展開

35kmを過ぎたあたりから、集中力が戻ってきた。ペースも一定で、ラスト数キロでは前を行く選手を一人ずつ拾っていく展開に。復路の追い風と気温の低さが身体的な余裕を与えてくれたのは間違いない。

今回のランを振り返って

今回は気象条件、補給、フォーム、装備、そして声援と、さまざまな要素がかみ合って、大きな崩れのないランパートを展開できた。特に、中盤以降のフォーム変更と気象コンディションの味方が勝因と言えるかもしれない。

次回は、装備面の見直しを行いつつ、序盤のエネルギーマネジメントを強化することで、もう一段上のランパフォーマンスを目指したい。

いいなと思ったら応援しよう!