サンディエゴに留学して半年: 2025年振り返りと2026年の抱負
2025年も残りわずかとなりました。
夜の時間は基本的に解析や執筆に充てていますが、今年は変化の多い年だったのでたまには振り返りの時間にしたいと思います。(初めてのNoteです。)
まず、6月からサンディエゴ(University of California San Diego)に留学しています。医学生のころから漠然と海外に留学したいと思っていました。
コネ0から始まった留学
岐阜の教室からは久々の留学ということもあり、コネ0からのチャレンジでした。大学院の卒業時点で留学できる見通しがなく、本当に留学できるのかかなり不安に思っていました。
留学先についても全く当てがなく、Xを通じて様々な繋がりをいただいたことにとても感謝しています。実際には現在のボスが招待講演で来日した際に、同じ学会に演題を出してCVを持って突撃しました。その際に了承をもらい、留学先が決まってからは話がどんどん進み、なんとか助成金をゲットして留学することができました。
渡米して最初の1か月はとにかく、生活を立ち上げることに精一杯で研究どころではありませんでした。この辺りはとにかく情報が足りなかったなと自分の勉強不足を後悔する部分が多いです。家の契約、銀行口座の開設、車の購入、SSNの申請、運転免許証など、2回目はないですが今ならもう少しうまくできると思います。

7・8月からようやく生活が落ち着き、研究を開始しましたが、これも上手くいかないことばかりです。分野を変えての留学はある程度チャレンジングであることは覚悟していましたが、基礎研究者のテクニック、忍耐力の強さは本当にすごい。
再現性という言葉は、臨床研究でも基礎研究でも非常に重要ということは理解していますが、言うは易く行うは難しを日々実感しています。ラボの同僚から3回同じ実験をして3回再現できるのがscienceだと言われましたが、基礎研究のテクニック・ディテールへのこだわりがないと無理だということを痛感します。PhDの先生方、またラボ内に日本人の先生方がいることにかなり助けられています。
うまくいかないことを楽しむってことなんじゃないですかね。
伸び代じゃないですかそこは。(本田圭佑)
そんなことを日々自分に言い聞かせています。
ラボの軸は基礎研究ですが、ボスの計らいで基礎研究と並行してビッグデータを使った臨床研究を行っています。これまで数百程度の症例数で研究をしていた身としては、これも大きなチャレンジです。
これは2年ほどで従来使っていたソフトから卒業し、Rに移行して良かったと実感する場面でした。ビックデータ研究というとハードルが高いですが、実際は、データベースに慣れれば同様の解析が行えることは大きな収穫でした。
またとにかく歩みを止めないことが大事と考え、日本の所属元との研究の継続、留学先でのレビュー論文執筆なども行いました。
基礎研究で大きなチャレンジをしながら、臨床研究で小さな進捗があることで心の平穏を保てているように感じます。
米国の年末年始
さて米国に留学して初めての年末年始になりますが、日本ほどの特別感がなく、早くも日本の年越しそば、お節料理、正月行事が恋しくなっています。その分クリスマスに遊んだので、休むのは31日、1日くらいにしてそれ以降は「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」。と言いたいところですが、研究・遊び・人間関係、全て大事にしたいと思います。
2026年の目標
2026年の目標「臨床研究・基礎研究においてできることを増やしつつ、家族と留学生活を愉しむこと」とします。
本年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
