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生き方と死に方~生き様~


介護は「生き様」を支える仕事

介護の仕事を一言で表すと、私は「生き様を一番近くでサポートする仕事」だと思っています。人の生き方、その人が歩んできた道のり、考え方、価値観。それらすべてを尊重しながら、その人の最期までを見届けることも。そして、その生き様が最後の瞬間まで大切にされるように支援する。それが介護の本質であり、最大の魅力です。

「生き様」とは?

皆さんは「生き様」という言葉を聞いたことがあると思います。生き様とは、その人がどう生きてきたか、どんな価値観や信念を持って人生を歩んできたのかを表す言葉。
しかし、私たちは普段関わる人の生き様を深く知る機会は少ないのではないでしょうか?日常の生活では、その人の内面や過去に触れることはあまりなく、外面的な一部分しか見えていないことが多いものです。
しかし、介護の現場では違います。介護を通じて出会う方々の「生き様」に触れる機会は多く、その生き様を尊重しながらケアを提供することが求められます。
例えば、ある利用者さんが生涯をかけて大切にしてきた家族との思い出や、仕事に打ち込んできた信念。あるいは、どんなに困難な状況でも決して諦めなかった姿勢。これらすべてが「生き様」として刻まれています。

知らない人生に寄り添う

介護の仕事は、何十年もの間、自分とは異なる場所で、異なる経験を積んできた方々に寄り添う仕事です。介護職は、その方々の長い人生のほんの一瞬しか関わることができません。しかし、その一瞬が、その人にとって最後の瞬間であることもあるのです。
その瞬間に私たちができることは、どれだけその人の生き様を尊重し、最後の時を大切に迎えられるかを考えることです。
以前、白血病を患った90代の利用者さんが「ご先祖様に早く迎えに来て」と墓参りをしたい!!との要望があり、体力的なことや病状なども顧慮し日程を調整。しかし、起き上がることが困難なほどに進行・・・。それでも、行きたいと言われた当日に、自ら身支度をしてお墓参りへ行きました。道中の会話、お墓参りが終わってからの笑顔。鮮明に覚えています。その方は、一週間後にご逝去されました。この経験から、大切にしていた趣味や習慣を知り、それを取り入れたケアを行うことで、その人らしい生活を取り戻す手助けや悔いのない生き方=生き様を理解し、その人が最も心地よい形で生活できるようにサポートすることこそが、介護の仕事の醍醐味だと感じます。

生と死に向き合う

介護の現場では、避けられない現実として「死」と向き合うことがあります。介護職は、利用者さんの最期に立ち会うことが多く、その時に「どう死を迎えるか」という問題に直面します。しかし、これは決して悲しいことではありません。むしろ、「どう生きてきたか」を振り返り、その人の最期の時間が尊厳を持って過ごされるように支えることができるという点で、非常に貴重な経験です。
死は、誰にでも訪れるものです。だからこそ、私たちは利用者さんがその瞬間までどのように生きてきたかを理解し、尊重しながら最期を迎えさせるお手伝いをします。たとえば、ある利用者さんが亡くなる数日前、夜勤の私は眠れないと訴えがありました。その日は、静かな夜勤でしたので彼のそばで、大好きだった奥様との思い出を一緒に聴いた時間があります。「早く会いたい。迎えに来てくれるかな?」と写真を見ながら話された、その時の穏やかな表情は、彼の生き様を感じさせ、そして最期の瞬間まで心からその人らしさを感じ取れた瞬間でした。

生き様を考える

「あなたは、自分の生き様をどう伝えたいですか?」
私たち一人ひとりが、どのような人生を歩み、どのように最期を迎えたいかは違います。しかし、どの人にも共通しているのは、尊厳を持ってその瞬間を迎えたいという思いではないでしょうか。介護職として、その尊厳を守り、その人らしい時間を提供することが、私たちの介護職の使命です。そして、それは私たち自身の人生にも問いかけるテーマです。
あなたがもし介護を受ける立場になったとき、自分の生き様がどのように伝えられ、どのように最期を迎えたいかを想像してみてください。介護の仕事を通じて、私はその問いに向き合うことが多くなりました。利用者さんの生き様に触れるたびに、自分自身の生き様についても考えさせられます。

介護の魅力とは?

介護の魅力は、排泄、入浴、食事や更衣など身体的なケアだけではなく、その人の生き方や価値観に深く寄り添い、最期までサポートできることにあります。これは他の職業ではなかなか経験できない、特別な仕事だと思います。利用者さん一人ひとりの人生に触れ、その人が大切にしてきたことを尊重しながらケアを行うことで、私たちは多くのことを学びます。
そして、介護の仕事は、「生き様」を支える仕事です。
人生を取り扱うことになります。
利用者さんがどのように生き、どのように最期を迎えるかを尊重しながら寄り添うことで、その人の人生の一部に深く関わることができます。そして、それは私たち介護職にとっても、人生の価値を再認識させる大切な経験です。
皆さんの生き様は何ですか?自分の「生き様」について考える。
私の生き様は、今こうしてnoteを通じて発信している「介護の魅力発信」を私らしく表現すること。そして、その生き様が誰かに伝わる瞬間を大切にし、どのように自分らしく生きるかを意識することで私らしく生きるを楽しむ(^^♪
こうして、綴れる場所をBeautyJapanをきかっけに始めたことは、私にとって大きな変化になりました。

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