「闇金ウシジマくん」は怖いけど読むべき|現代のお金の闇を知る
こんにちは、たかしです。
今回は、漫画「闇金ウシジマくん」について書きます。正直、読んでいて気分が良くなる漫画ではありません。でも、現代を生きる上で「読んでおくべき作品」だと思っています。
「闇金ウシジマくん」とは
真鍋昌平さんによる漫画で、全46巻。2004年から2019年まで「ビッグコミックスピリッツ」で連載されていました。
主人公は闇金融「カウカウファイナンス」の経営者・丑嶋馨(うしじまかおる)。10日で5割(トゴ)という法外な利息でお金を貸し、返せない債務者を容赦なく追い込んでいきます。
ただ、この漫画の本当の主役は丑嶋ではなく、「お金に困って闇金に手を出してしまう人たち」です。
なにわ金融道との比較
時代背景の違い
「なにわ金融道」(青木雄二、1990〜1996年連載)はバブル崩壊後の大阪が舞台。手形詐欺や不動産担保融資など、企業間の金融トラブルが中心でした。
一方「ウシジマくん」は2000年代以降の東京が舞台。消費者金融、SNS、ホストクラブ、情報商材など、より身近で現代的なテーマを扱っています。
描き方の違い
なにわ金融道は「金融の仕組み」を教科書的に解説する側面が強く、読者は知識を得られます。ウシジマくんは「人間の弱さ」をリアルに描くことに重点を置いています。
どちらも名作ですが、「今の時代に読むならどちらか」と聞かれたら、私はウシジマくんを推します。扱っているテーマが、今の私たちの生活に直結しているからです。
特に印象的なエピソード
ネタバレは避けますが、テーマだけ紹介します。
フリーターくん編
夢を追いかけてフリーターを続ける若者が、生活費のために少しずつ借金を重ねていく話です。「自分もこうなっていたかもしれない」と思わせるリアルさがあります。
若い女くん編
ブランド品やホストにハマった若い女性が、消費者金融から闇金へと転落していく話。SNS時代の「見栄の消費」を先取りしたようなエピソードです。
洗脳くん編
情報商材やマルチ商法に引っかかる人たちの話。「簡単に稼げる」という甘い言葉に騙される構造が、恐ろしいほどリアルに描かれています。
スーパータクシーくん編
真面目に働いていた人が、ちょっとしたきっかけで転落していく話。「自分は大丈夫」と思っている人ほど読んでほしいエピソードです。
怖いけど読むべき理由
「自分は関係ない」が一番危ない
ウシジマくんに出てくる債務者たちは、最初から破滅していたわけではありません。普通の人が、ほんの少しの判断ミスで転落していきます。その過程を知っておくことが、最大の防御になります。
お金のリテラシーが上がる
「トイチ」「トゴ」といった闇金用語だけでなく、消費者金融の仕組み、多重債務の怖さ、連帯保証人のリスクなど、学校では教えてくれないお金の知識が身につきます。
人間の心理を学べる
なぜ人は借金をしてしまうのか。なぜ「もう借りない」と決めたのにまた借りてしまうのか。人間の弱さと向き合うことで、自分自身の消費行動を見直すきっかけになります。
読み方のおすすめ
全46巻は長いので、まずは1巻を読んでみてください。1巻だけで「この漫画の空気感」がわかります。
Kindle版なら場所を取りませんし、セール時にまとめ買いするとかなりお得です。私はAmazonのKindleセールで少しずつ買い揃えました。
最後に
「闇金ウシジマくん」は、読んでいて楽しい漫画ではありません。でも、お金との付き合い方を考えさせてくれる、数少ない作品です。
特に20代〜30代の方には、一度は読んでおいてほしいです。「こうならないために、今の自分にできることは何か」を考えるきっかけになります。
質問があればコメントで聞いてください。
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