目標設定したことで「今の自分ではダメだ」になってしまっている方へ|自己肯定と余白へのヒント【ワークブック】
目標は、
本来、人生を豊かにするためのもの。
でも、いつの間にか、
今の自分を否定する材料
自分や周囲を雑に扱ってしまう原因
呼吸を浅くしてしまう筋緊張
に変わることがある。
そこで、
「目標の手放し」に意識が向くかもしれないが、
本質は、
目標を達成するためには、
今の自分ではダメだ
という「自己否定」のレッテル貼り、結論付けが、
落ち込みや焦りの原因となる。
例えば、
月収100万円を達成したい
多くの人を助けたい
SNS伸ばしたい
理想の世界を作りたい
これらは自然な欲求、願い。
でも、
「まだ足りない」
「早く到達しなきゃ」
「このままじゃダメだ」
と結びつくと、
未来のために今を犠牲にするモード
に入りやすい。
こうなってしまうと、
ご飯をゆっくり味わえない
空を眺める余裕がない
人の話を丁寧に聞くことができない
笑顔が減る
常に軽い焦燥感がある
みたいになりやすい。
数値やデータで計測可能な成果目標は、
心的には、
北極星
くらいがちょうどいいのかもしれない。
見るもの。
向かう方向を指し示すもの。
周りの人が微笑みかけてくれているのに、
「それどころじゃない。」という顔をし、
地面に咲く花を知らず知らずのうちに、
踏み潰している。
もしも、そんな状態なら、
それが理想か?目標か?
という質問が我に返らせる。
どうすれば、
自己否定をやめ、
余白を取り戻せるか。
① 「人生は未完成でも成立する」という視点を持つ
多くの人は、
「完成したら幸せになる」
と思ってる。
しかし、
「未完成を許可するほど、幸福度は上がる。」
散った花
朽ちた木
曇り空
すべて美しいが、
人間だけが「完璧じゃなきゃ」と思い込みやすい。
② 「達成」ではなく「体験」に意識を向ける
例えば、
「月収100万円稼ぐ」ではなく、
「今日、心から笑えた」
「フォロワー1万人」ではなく、
「投稿を作っていて楽しかった」
「理想の自分になる」ではなく
「今の自分も好き」
こう変わると、
意識が「上の空」の「理想の未来」から、
目の前の彩りある世界に戻る。
③ 人生を作品として見る
勝負
試験/合否
レース
として見ると、
緊張モード、サバイバルモードになってしまう。
でも、
人生を作品として見ると、呼吸が深くなる。
寄り道
紆余曲折
試行錯誤
休息
揺らぎ
迷い
すべて「味」になる。
今この瞬間
五感
体験
楽しさ
空気感
生きてる感覚
「達成」から「味わい」へ
④ 自分自身の価値観に反論する
空を見る余裕がなくなるほどの目標って必要?
人生って、成功したかより、ちゃんと味わったかの方が大事なんじゃない?
そんなに急がなくてよくない?
毎日が手段になってない?
目標を背負って、あんまり笑えてないのと、
目標を背負わずに、明るく軽く笑っているのって、
どっちの顔が目標に近いの?
もっと軽くでいいんじゃない?
どれだけ高く飛ぶか?だけじゃなくて、
どれだけ笑顔で飛べるか?っていう目標もアリじゃない?
「自分を否定しないこと」と「変わらなくていい」は違う。
「今の自分のままでいい」と、思っていたら、
状況が改善しないばかりか、悪化してしまう場合もある。
注意が必要なのは、
自分を否定しないことと
変わらなくていいということは違うということ。
変化・進化が必要な時はある。
ただ、
「今の自分がダメだから変わらなければならない」というのと、
「今の自分を愛しているから、もっとステキな景色を見せてあげたい」は、
エネルギー的に全然違う。表情にも表れる。
今の自分はダメだから変わらなきゃだとずっと苦しい。
うまくいっても、
「次」が現れ、
「もっと!」
「まだ足りない!」
「まだダメ!」
のラットレース。
一方、
自己愛からの自己改善には、
余裕・余白があり、
「今」にピントを合わせながら、
淡々と今の自分に出来ることを丁寧に、
美しく出来る。
「うまくいっていないとき」を、
枯れかけている植物に例えてみる。
そんな時でも、
「お前はダメな植物だ!」
とは言わない。
「枯れかけている」原因を、
淡々を推測・分析し、
改善策を試みるはず。
水の量が合わない?
日光の量が合わない?
土が合ってない?
つまり、
存在否定ではなく、
その状態を生んでいる環境・構造を観察し、
仮説を立てて、検証する行動に出る。
なので、
自己の存在を否定するのではなく、
何を整えれば良いか?を意識すると、
自己肯定したまま、自己改善・変化できる。
・前提?
・価値観?
・時間配分?
・周辺環境?
など。
焦りを引く
比較を引く
ノイズを引く
義務感を引く
すると、笑顔が輝き始め、
魅力が増し、結果、目標達成にも近づく。
知識習得
技術練習
行動
仮説立て
意思決定の熟考
これらは大事。
でも、
自己存在否定から、これらを行うのか、
自己愛から、これらを行うのかで、
自分から見える世界も、
世界から見える自分も、
かなり変わる。
なかなか目標が達成できなくて苦しいとき。
それでも前向きな自分自身を慈しむ。
淡々と、水の量、日光の量、土の量を試してく。
いつか「合う」とき、
綺麗な花が咲くときがくる。
