子どもにとって最高のおもちゃは「暇な親」です
土曜日でしたね!
今日も一日、子どもに振り回されて
ヘロヘロのシナシナ
ですか!?笑
私はもう、干からびたニンジンみたいに
シワシワのヨボヨボです😊笑
でも、たまにいるじゃないですか。
今日も一日、子どもをあそこに連れて行って、
あれをやらせて、これをやらせて、
非常にジュージツした休日だったぜ~。キラーン★
みたいな人。
あっ、いや、別にいいんですよ。
否定したいわけじゃありません。
というのも、最近、
子どもにとって最高のおもちゃは、暇な親
だよな~、みたいなことを考えていてですね。
どういうことかと言うと、
普段のよのなかって、
大人が【主体】で子どもが【客体】
じゃないですか?
あ、難しいこと言ってるわけじゃなくて、
ただ単に、親って常に
遊んで【あげる】、教えて【あげる】
立場にいますよね、ってことです。
ね。そうでしょ。
でも、本来遊びとか学びって、子どもが【主体】なんですよ。
つまり、
親は「使われる側」、
すなわち【客体】であるべきなんです。
本当に質の高い遊びの時間って、子どもがルールを決めて、世界を定義して、親はそれに従うんです。
パパは犬ね。
ここは海ね。
今は朝ね。って。
でも、親が主導権握って、
【してあげる】側
にまわった瞬間、それは「遊び」から、
「教育」や「指導」に変質してしまうんですよ。
多かれ少なかれ、ね。
子どもが親を自由に操作できること。
それって、親が暇で、なおかつ
自分の主導権を手放す覚悟があるとき、
つまりおもちゃになる用意ができてるとき
にしか成立しないよなと。
はい。
「暇」という言葉を、もう少し分解しましょうか。
私が考える「暇」って、時間的余裕だけを指してるわけじゃなくてですね。
もっと正確に言うと、
注意の未占有状態
です。
ほら、現代の経済って、よく
アテンションエコノミー
だって言うでしょ。
要するに、Youtube、SNS、仕事のメール、あらゆるものが親の注意を互いに奪い合っている状況なんですよ(あなたが今読んでくださっている、このnoteだってそうですよ。笑)。
その中で子どもに注意を「贈る」ことって、
実はどんどん高価になってきてるんです。
しかもですね。
この贈り物にはよくわからん不思議な性質があるんですよ。
なにかというと、
子どもはそれを「贈り物」として意識しない
ということです。笑
もうね、空気のように受け取るんです。
で、それが欠乏したときに初めて、その不在を痛みとして感じる、と。
子どもが問題行動を起こすとき、
それは多くの場合において
注意の飢餓状態
のサインだ、というふうに言われます。
中学生なら、好きでもないのにわざと金髪にしてみたりね。
悪いことをしてでも親の注意を引こうとするじゃないですか。
これって、「暇な親」がいかに根源的な栄養であるかを逆説的に示してるんですよ。
はい。
もう少し付け加えますね。
馬の赤ちゃんって、生後数時間で立ち上がるでしょ?
そんな感じで、ほとんどの哺乳類の子どもってサッサと自立するんですよ。
でも、ヒトの赤ちゃんは、異常なほど長い依存期間を持ちます。
これは、大きな脳を未完成の状態で産むためです(※以前ご紹介した「サピエンス全史」でも指摘されているんですが、直立二足歩行がその理由です)。
で、この「生理的早産」の結果として、
人間の脳のシナプス的なものは、
生後の環境の中で配線される
んです。
で、その環境で最も重要な入力は、
養育者との相互作用
なんですよ。というかこれ以外にありません。
つまりヒトという種は、進化論的にも
暇な大人がそばにいることを
前提に設計されている
わけです。
はい。
じゃあ、どうすればいいのかしらと。
毎日、完璧な「おもちゃ」として、
子どもに主導権を100%明け渡して、
犬になりきる時間を作るべきなのかしらと。
…いやいや、そんなの無理ですよね。
こちとらとっくに干からびたニンジンなんですから!!笑
だから、実務上の結論はこうだと思うんです。
1日5分でもいいから、
完全に電源を切って
おもちゃになってやらあ!
と、腹をくくる。
スマホも、仕事のメールも、明日の夕飯の献立も、
取り急ぎ一旦全部脳内からたたき出して、
注意を100%子どもに向ける。
で、「さあ、煮るなり焼くなり好きにしろ!」と、主導権を放棄する。
たったそれだけの時間があるだけで、子どもって無意識のうちにしっかり脳の栄養を吸収してくれるんじゃないかなあ。
そう思いません?
休日に、あちこち連れ回して「ジュージツした1日」をプロデュースできなくてもいいじゃん、と。
シワシワのヨボヨボのままでいいから、「暇なフリ」して子どもの世界に転がってみるだけでもいいじゃん、と。
ねえ。
というわけで、明日もいい感じに干からびながらやっていきましょお~!
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お気持ちめちゃくちゃ嬉しいです!でも、本当にいいんですか?