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早口言葉のアート|記事紹介

言葉の根っこは、

「音」

にあると思います。

小さい子は、「音」の響きが楽しい言葉から順番に、言語の世界に慣れ親しんでいきます。

たとえば、絵本界に燦然と輝く、乳幼児向け絵本の金字塔「じゃあじゃあびりびり」。

「みず じゃあ じゃあ じゃあ」

のように、名詞+擬音語のみで構成され、言葉を音として楽しませる工夫が愉快な絵本です。
多くの子どもたちが、この「音」をきっかけに言葉に関心をもつようになります。

翻って、私たち大人の世界で重視されるのは、

「音」ではなく、「意味」

です。
特に社会に出ると、

「キミは結局、何が言いたいの?」

と、コミュニケーションツールとしての比重が猛烈に高まります。
仕事で書く提案書でも、リード文は短ければ短いほど良い提案書だとされますし、報告書を作るにしても、「紙1枚で!」などとボリュームを絞って書くことが推奨されます。
つまり、「意味」を持たない言葉が排除される世界です。

ああ~息苦しい~。

さて、言葉の世界に触り始めたばかりの
乳幼児が100%「音の世界」にいるなら、
私たちは100%「意味の世界」にいます。

この2つの世界をブリッジするのが、

早口言葉

です。
はい、おなじみ「生麦生米生卵」のような言葉です。
音として面白いし、一応意味も通る、という。

でも、早口言葉はどちらかと言えばまだ「音」重視。意味は二の次になりがちです。

例えば、「生麦生米生卵」には「生」が3回も出てきます。言ってみれば、「生物生酒生椎茸なまものなまざけなましいたけ」でも、何でもいいわけです。
なんかこう、ひねりがないというか、芸がないというか…やり方によってはもう少し「意味」の世界に踏み込める感じがしませんか。

そこで、どうひねりを利かせるかが芸としてのポイントになるわけですが、

「同じ音×違う意味」で畳みかけたら面白くないか?

という独自の視点でオリジナルの早口言葉を開発しているという、初代王天君さんのこちらの記事。

ご自身で創作された、以下の早口言葉がNHKのチコちゃんで紹介されたのだとか!

筑紫の、筒と靴を突くツクシに尽くした靴下。
(つくしの、つつとくつをつつくつくしにつくしたくつした)

言いづらっ!!笑

ポイントは、「つくし」が音としては3回も出ているのに、

全部意味が違う

という点ですね。

このように、なぜ筆者の初代王天君さんの手法が「生麦生米生卵」より面白いのかと言うと、早口言葉としての面白さに加えて、ダジャレ的な面白さも加わるからです。

「生麦生米生卵」のように、何となく意味は通るけど、ただ「言いづらい」だけだよねという早口言葉なら、半分くらい「音」の世界で閉じてしまいます。

でも、筆者の初代王天君さんは、「つくし」という音に三重の「意味」を重ね合わせることで、「一応意味は通る」の域を超えようとしています。

つまりこれは、「意味」の世界と、きちんと、そしてディープに行き来するためのパスを作り出そうとしているわけです。

なんと芸術的な。。
この手法を「パロノマジー」と呼ぶそうです。

子育て的な視点では、早口言葉に飽き始めた頃に、この「パロノマジー」で早口言葉作ってごらん、と教えてあげるのも良いのかなと思いました。
「生麦生米生卵」方式に比べると、圧倒的に頭使いますからね。笑
あるいは、国語辞典を見ながら親子で一緒に考えてみるのもエキサイティングかもしれません。

「お手本を見てみたいなあ」という方向けに、こちらに100以上ものパロノマジー作品が集められています。

奥深い早口言葉と「パロノマジー」の世界、ぜひお子さんと一緒に味わってみてください!

ディスクレーマー

専門的な内容のご紹介にあたり、一部概念については、当方の手元で大幅に簡略化しています。例えば、本稿ではパロノマジーで「同じ音」を使うとしていますが、正確には「似ている音」です。詳細については筆者により作成された記事をお読みいただくことを推奨します。

(ご参考)あなたの記事を紹介させてください!

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東大卒2児ママの夫 お気持ちめちゃくちゃ嬉しいです!でも、本当にいいんですか?

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