私の「絵」〜プロコフィエフ「3つのオレンジへの恋」行進曲
こんにちは。高月香里です。
私は描きたくなったら絵も描きます。油絵です。もう何年も描いてませんが。
特に油絵を習ったわけではありません。中学生のときに授業で描かされただけでした。
具体的に描きたいと思ったのは10年以上前でした。テレビで柿田川の水中の様子を観たのがきっかけでした。
柿田川の水は、たった10秒で25mプールがいっぱいになる猛スピードで水が湧いているのだと。川底の砂は波打ってはいたものの、そんなに物凄いエネルギーを発せられているとは思えないほど静かでした。それに、そばには白い花が咲いており、小さく震えていました。
砂も、花も、キラキラしていました。水は空気のように透明でした。
それらを観た瞬間に、「描きたい」と思ったのでした。
それで出来上がったのが下の絵です。

とにかく早く描いてしまいたかったので、いちばん小さなカンヴァスに描きました。そしてこの絵は早々にひとに贈ってしまいました。
そしてすぐに2枚目の柿田川を描きたくなりました。1作目はあまりに雑だったかなと思い、少し丁寧に点描などして時間もかけました。
それが下の絵になります。カンヴァスも一般的な大きさのものです。

気に入っており、ピアノの横の壁に飾っています。
そしてその後また何年か経ち、描くことになるのですが、そのときは「描きたい」と思って描いたのではありませんでした。
どうにも気鬱な日が続き、自分なりに突破口を探してはいたものの何もきっかけなど掴めず、どうしたものかと考えた末に、「この気鬱な嫌な気持ちを出してしまえ」と思い、大きめのカンヴァスに自分の中のものを「色」として出す事にしたのです。
それが下の絵(?)です。

色は、「黒」は避けようと思いました。中学の美術の先生から3年間「黒を混ぜるのはいいが黒単独で使わないように」と言われていたからでした。
気が済むよう大きめのカンヴァスと、一緒に絵の具も選んで買いました。「ビーチブラック」というのが目に留まり、なんとなく「水」をイメージ出来て救われる思いでした。お気付きかもしれませんが私は「水」が好きですので。
その「ビーチブラック」1色で塗りたくるつもりでした。しかし、いざカンヴァスに色を置くと気が咎める思いがしました。それで上の真ん中の一部を塗らずにカンヴァスの白のままを残しました。空白を作ったのです。
そして下にも、今度は白を混ぜて光が当たっているようなイメージを差し込みました。
実はこの絵は完成してはいません。塗っている間に、「もういいや」と思えてきてそこでやめたのです。
ここから蛇足といいますか、タイトルへの導入にもなるのですが。…この記事を書くに当たって使用した絵の具の写真を撮りました。

笑ってくださいね。見ての通り、「ビーチブラック」ではなく、「ピーチブラック」だったのです🍑。なぜ頭文字の「P」が目に入らなかったのか❓
水の色だと思い込んで使っていたというのに、まさかの「桃🍑」だったとは…💦
自分でも笑ってしまいましたよ。呆れてしまって、「ピンチ」よりはマシだったなと思うことにしました。
そんな私自身に向けた楽曲です。自虐的かもしれませんが。
まぁこんな事もあります。むしろこんなことだらけかも。生きていれば間違えたりもしますよね。人間だもの、仕方ない。
人生に素敵な音楽を。
