【通算086|要求AI 03】生まれて1歳のAWS製IDE「Kiro」を、30年目のSEがインストールしてみた
宣言どおり、SDDツール「Kiro」の検証を始める。今日はインストール編。画面を全部見せながら、つまずきも含めて記録する。
ちょうど1歳だった
kiro.dev を開くと、誕生1周年キャンペーンの真っ最中だった。前々回の年表で書いたとおり、Kiroは2025年7月生まれ。1歳のツールを、SE歴30年の私がする検証する。

ダウンロードページの見出しは「Move beyond AI coding to agentic engineering」。AIにコードを書かせる、のその先へ——バイブコーディングへの反動として生まれたことを、自分から名乗っている。

今回は、IDE版を使いました。VS Code のフォーク版なので操作感がわかるためです。
インストーラの中で見つけた「正体」
落ちてきたのは kiro-ide-1.0.138。実は前日に入れたときは 1.0.116 だった。1日で版が22進んでいる。若いツールの成長速度だ。

インストーラは昔ながらのWindows形式で日本語表示。ただし使用許諾を読むと「© 2025 Amazon.com」、このソフトは「AWS Content」としてAWSの利用規約でライセンスされる、とある。かわいいお化けアイコンの正体は、法的にも正真正銘のAWSサービスである。

必要ディスクは約729MB。あとは「次へ」を押していくだけで完了する。


初回起動——設定は3画面だけ
起動すると初期設定が3ステップ。①VS Codeから設定・拡張機能を移行するか(検分のため、あえてスキップして素のままにした)、②テーマ選択、③シェル統合。迷う要素はない。


AI時代の儀式——「このフォルダの作者を信頼しますか?」
作業フォルダを開くと、見慣れないダイアログが出た。

「Kiroはこのフォルダ内のファイルを自動実行することがある。作者を信頼するか?」——信頼するまでは制限モードで動く。人間だけがコードを書いていた時代のIDEには無かった。その現実が最初の画面に埋め込まれている。
信頼を承認すると、ホーム画面「Let’s build」に到着。ワークフローは Spec/Plan/Bug Fix/Quick Spec の4種類。右下には「Kiro Free 0 / 50」——無料枠50クレジット、まだ1つも使っていない。

なお日本語化は、拡張機能のJapanese Language Packでメニュー類だけ可能だった。Kiro固有の画面は英語のままだが、AIとの対話は日本語で通じる。

今日のまとめ
Kiroは誕生1年・1日で版が22進む速度で更新中のAWS製IDE。法的には「AWS Content」
初期設定は3画面。VS Code設定の移行も可能(今回は素のまま)
「フォルダの作者を信頼するか」——AIが自動実行する時代ならではの安全装置がある
日本語化はメニューのみ。AIとの対話は日本語OK。無料枠は50クレジット
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