真うらしま太郎
昔むかし、ある所に浦島太郎という者がいました
太郎が浜辺をナンパしながら歩いていると、子供が数人で亀を棒でつついていじめていました
太郎は大人なので「ガキ共はどっか行け!」と言って追い払い、亀をひっくり返して腹を転がっていた大きめの石で殴ったり蹴り飛ばしたり、引っ込んだ頭に根性焼きなどをして遊び倒しました

そうしてボコボコにした亀に、龍宮城へ連れて行くように言い、亀は嫌々ながらもこれ以上拷問されるのは怖いので連れて行くことにしました
竜宮城に着くと入口にはサメの門番がいて、中に入ると亀から顛末を報告されていたので、お世話係と称してシャチが監視役としてつきました

乙姫様は太郎に見られると危険なので、体調不良と言い訳して欠席の上で宴会が催されました
しこたま飲んで酔いつぶれた太郎はそのまま浜へと戻されましたが、脇にあった玉手箱には「お話しできなかったお詫びです。どうぞお使いください♡乙姫」と書かれたメモが貼ってありました
太郎は「宝物が入っているに違いない」と思い蓋を開けると煙が……
するとどうでしょう
あっという間にお爺さんになってしまいました
太郎は不死の呪いをかけられたので、どんどん歳をとっていくものの永遠に生き続けなければならず、ミイラのようになっても死ねず、朽ち果てたような姿になってもなお生き続けましたとさ

めでたしめでたし
