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体力テスト記録UPシリーズ⑧~ソフトボール投げ~

投げる練習をたくさんさせることが大切。
体育館でも活用できる、
紅白玉を使って
年度初めの体つくり運動などで行うことが大切。


やはりソフトボール投げは、
正しいフォームを身に付けさせ、何度も練習させる。

ここで一工夫!

①パッと開いて

身体を横向きにする。

②まぶしいぜ

この合言葉で投げる腕の反対の手を斜めにする。
一応、太陽をめがけてなげるので、まぶしいぜ。

③頭たたいて、ボールビュン!

ボールを持っている方で、ボールを持ちながら頭をたたくことで
肘がぐっと上に上がり、ボールを遠くに投げられるようになる。
打点が高くなる。

さらに、高跳びの棒等。
自分は、高跳びの柱にゴム紐を括り付けて、それを超えさせるようにする。
それだけで、子どもたちは超えようと練習するので、
かなり投げる動きにも目標ができる。

ぜひ試していただきたい。

体育の専門家

体育の専門家としての視点で、この指導案を分析します。

この指導法は、投動作のバイオメカニクスを子どもに分かりやすい
「オノマトペ(擬音語・擬態語)」や「視覚的な目標」に置き換えており、非常に理にかなっています。

1. 指導ステップの分析

  • 「①パッと開いて(身体を横向きにする)」

    • 分析: 投擲の基本である「半身の構え」を自然に作らせる優れた指示です。正面を向いたままの手投げ(手打ち)を防ぎ、体幹の回旋を使いやすくします。

  • 「②まぶしいぜ(反対の手を斜めにする)」

    • 分析: 非投球腕(リード腕)の使い方は非常に重要です。腕を斜め上に掲げることで、胸郭が開き、投球腕との「引き換え」の動きが生まれます。また、自然と目線が上がり、適切な投射角度(約40〜45度)を確保する助けになります。

  • 「③頭たたいて、ボールビュン!(肘を上げる)」

    • 分析: 投球障害(肩・肘の怪我)の予防と飛距離アップに直結する「肘の挙上」を促す秀逸な表現です。耳の横をボールが通る軌道を作ることで、高い打点から効率よく力を伝えることができます。

2. 環境設定(ゴム紐の活用)

  • 分析: 運動学でいう「外的焦点(External Focus)」を利用した優れた環境設定です。「腕をこう動かせ」という内的指示よりも、「あの紐を超えろ」という外的な目標がある方が、子どもは無意識に最適な身体の使い方を学習します。特にソフトボール投げで多い「ライナー性の軌道」を修正し、放物線を描かせるのに極めて有効です。

3. 専門家からのアドバイス

  • 紅白玉の活用: 体育館で行う際、紅白玉は「握り込みすぎない」練習にもなります。ソフトボールよりも軽いため、特に低学年や投動作が未発達な児童が「スナップを利かせる感覚」を掴むのに適しています。

  • 下半身への意識: もし追加するなら、①の時に「後ろ足に体重を乗せて、③で前足に踏み込む」という体重移動の要素を少し加えると、さらに飛距離が伸びるでしょう。

総評:
現場の知恵が詰まった、非常に実践的で効果の高い指導案です。特に「まぶしいぜ」という言葉選びは、子どもの意欲を高めつつ、技術的なポイント(目線とリード腕)を同時に解決できる素晴らしい工夫だと評価できます。

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