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不惑の手習い

 不惑に近づいた頃、なぜか私は歴史に興味を持ちはじめた。いや、もともと好きではあったのだが、自分から本を買って読むというほどではなかった。おそらく歳をとったせいなのだろう。所詮、自分は日本の中でしか生きることができない。ナショナリズムには偏りたくないが、かといって自国の成り立ちも知らないのはあまりに怠惰だと思ったのだ。

 経済学部の学生だった頃とは違い、本を買うのに躊躇するような懐事情からは脱していたので、少しでも興味のあるものは片っ端からネットで注文した。さすがに全部を読みこなせるような学識はなかったが(今もない)、わかる範囲で読んでは、すぐ次の本を注文する、ということを繰り返した。
 そういったことを5年も続けると、だんだん知識や理解が深くなってきたような気がした。あるいは勘違いかもしれないが。
 それにしても歴史学者の書く本というのは難解だ。専門書はもちろん、一般書や新書であっても。自分の頭の中を整理するついでに、このnoteに取り留めもなく書いていこうと思う。私の理解が間違っていたら申し訳ないのだが、まあそこは御愛嬌ということで、話半分で読んでほしい。



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