ドイツ年間ゲーム大賞(SDJ)と日本人デザイナーの挑戦について
5月。ボードゲームに関わる者なら誰しも、心騒ぐ季節がやって来た。ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)の、ノミネート作の発表である。専門の審査委員会が10作前後の候補作リスト(Auswahlliste)を作り、そこから3作にまで絞られる。ノミネートにもれた候補作もまた、推薦作(Empfehlungsliste)として公表され、いずれも特徴的なポーンのマーク(一般作なら赤ポーン)を、誇らしげにパッケージに載せる権利を得られる。
ノミネートされたゲームの作者や編集者は、6月末から7月、ベルリンでおこなわれる授賞式とパーティに招待される。実は2015年、ぼくはその席にいた。グランディングの菅沼正夫さんが『街コロ』でノミネートされたのだが、ヤポンブランドがプロデュースした縁もあり、一緒に呼んでくれたのだ。
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