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【大分トリニータ戦のミッション】


頼むぞ、大輝、亮太!

(1)藤枝戦の衝撃からの脱却:ロッカールームと公開練習に見る「切り替え」と「覚悟」

前節アウェイでの藤枝MYFC戦は、相手の変則的なビルドアップやセットプレーでのカオスに巻き込まれ、非常に悔しい敗戦を喫しました。1-3という結果は、首脳陣、選手、そしてサポーターにとってもショックの大きいものでした。

しかし、ここからの「立ち直り」と「切り替え」こそが今季のいわきFCの真価を問う試金石となります。クラブのBehind the scenes映像に収められた試合直後のロッカールームでは、すでに力強い一歩が踏み出されていました。チームリーダー(永木亮太)は**「俺たちは倒れない。絶対連敗しない。強いチームは絶対連敗しないから。もう一回みんなでやれること、やれないことをしっかりもう一度見つめ直した方がいい。自分に矢印を向けて、絶対連敗しない」**と、全員の覚悟を呼びかけています。

さらに、課題となったセットプレーの失点に対しても「GKだけのせいじゃなくて、自分たちにも責任を感じなきゃだめ。3失点はこれからはなしにして、逆にセットプレーで点数を取っていこう」と、守備の責任を全員で共有し、具体的な改善へのアプローチを誓い合っています。

公開練習のメニューや雰囲気から感じられるのは、この敗戦を客観的に受け止め、セットプレーの守備を整備し、選手全員が迷いなく**「同じベクトル」**を向いて動けるよう頭をクリアにすること、そして優先順位を再定義してリセットをかけることが完了していることです。連敗を阻止するという固い決意のもと、次節に臨みます。


(2)大分戦のゲーム展望:相性と「いわき流」2トップ対決

  • 大分との相性と過去の対戦: 通算対戦成績はいわきが3勝1分2敗と勝ち越しており、直近の対戦傾向でもいわきが優位に立つケースが多く見られます。特にちょうど1年前の2025年8月の対戦ではいわきが4-0と大勝しています。当時の得点者の多くは移籍などにより現在は在籍していませんが、大分に対して「強度で上回れる」という相性を示した一例である事実は、心理的な後押しとなります。一方で、大分ホーム(クラサスドーム大分)では2025年2月に0-0で引き分けるなど接戦も想定され、ホームアドバンテージを持つ大分からいかに得点を奪うかが最大のポイントになります。

  • 古巣対決となる大分トリニータの2トップ: 大分の前線を牽引する2トップ、古川大悟(26歳)と有馬幸太郎(25歳)は、いずれも「いわきFC」での在籍経験を持つストライカーです。古川は2021年のJFL時代に11得点を挙げてJ3昇格に貢献し、有馬は2024年にJ2で10得点をマークしました。いわきで培った「強度」や「泥臭さ」、「勝つためのサッカー」が身に染みついている二人が、大分の今季初得点・初勝利を狙って古巣であるいわきを相手に並々ならぬ闘志で挑んでくることは間違いありません。

  • いわきFCが誇る2トップの勢い: 対するいわきの2トップは、今まさにJ2で抜群の存在感を放っている若きポテンシャルコンビ、**熊田直紀(22歳)道脇豊(20歳)**です。開幕戦で2ゴールを挙げて勢いに乗る熊田は、抜群のスピードと強力な左足のシュート、ボックス内での高い嗅覚を誇ります。そこに190cmの体躯を持つ道脇が高さとフィジカルを活かしたポストプレーで絡むことで、補完し合える理想的なコンビネーションを築いています。経験値と安定感の大分2トップに対し、いわきは「若さ・将来性・勢い」で大きく上回っており、この爆発力で大分の手堅い守備をなぎ倒すことが期待されます。

若き2トップ

(3)緊迫のスコア予想

  • 予想スコア:いわきFC 2 - 1 大分トリニータ

  • 展開予想: 大分は開幕2試合で失点1と守備は比較的まとまっていますが、無得点と得点力不足に苦しんでいます。大分はホーム初勝利を狙い、立ち上がりからサポーターの後押しを背景に圧力をかけてくるでしょう。しかし、守備のベクトルを統一し直したいわきは、前節の反省を活かして相手の攻撃を冷静にシャットアウト。逆に前線で圧倒的な勢いを持つ熊田や道脇のカウンターや個の打開力を活かして2得点を奪い、大分にホーム初得点を許したとしても、いわきが粘り強く勝ち点3を敵地から持ち帰る展開を予想します。第2節で絶妙なアシストを見せた山口大輝、相手の圧力をいなす力に優れた永木亮太の両ベテランが、キープレイヤーとなることでしょう。


(4)番外編:試合前夜のスポーツバー「Red & Blue Slash」での作戦会議(フィクション)

金曜日の夜。いわき駅近くのスポーツバー「レッド・アンド・ブルースラッシュ」の店内は、前節の藤枝戦で味わった重苦しいショックを乗り越え、翌日の大分戦を待ちきれないサポーターたちの熱気で再び満たされていた。

カウンターの大型モニターに前節の失点シーンが映し出されると、ハチマキを巻いた健さんがハイボールのグラスをガラリと鳴らし、不機嫌そうに口を開いた。

健さん:「ハッキリ言って、前節は試合どころじゃなかったよな。あのベンチ前の白い上下ウエアだよ。相手の槙野監督、ピッチ脇で白ずくめでウロウロ動き回るから、うちのユニフォームの白地と紛らわしくて視界の端に入るたびに気が散ったわ! クラブは抗議して着替えさせるべきだったんだ!」

田中君:(苦笑しながらビールを注ぐ)「健さん、さすがにそれは八つ当たりが過ぎますよ(笑)。でも確かに、完全に相手の変則的なビルドアップとセットプレーにゴール前をカオスにされて、ドタバタしちゃいましたね。マークの受け渡しが全然できてなかった」

美咲:(奥のテーブル席から身を乗り出して)「本当に見ていて焦れったかった! 相手の変則CKから混戦になって、ずるずる後手に回っちゃうんだもん。いわきの一番の強みであるハードワークも、あんな風に術中にハメられて頭がパニックになったら、ただ走らされて自滅するだけじゃない!」

優香:「そうそう。同点に追いついた時は『いける!』って叫んだのに、勝ち急いで全体が前のめりになった途端、ベクトルがバラバラになっちゃって。見ていて胸が痛かったよ」

タカ:「後半14分のオウンゴールで勝ち越される前に、もっと早くサイドの強度を保つ修正をしておけば、あの失点も防げただろうになぁ」

ケン:(静かにグラスを傾けながら)「まあ、相手はハーフタイムで即座にフレッシュな選手を入れて、こちらの右サイドに圧力をかけてきたからね。そこでのベンチの決断スピードや、ピッチ内での修正の遅れは確かに痛かった。でも、こういう『If』を語り合える課題が見えたこと自体が、次への最大の収穫だよ」

サポーターたちの愚痴と分析が一巡したところで、カウンターの奥から、静かにグラスを磨いていたマスターの良さんが語りかけた。

良さん:「みんな、Behind the scenesの映像はもう見たかい? 試合直後のロッカーで、リーダーが『俺たちは倒れない。絶対連敗しない。強いチームは絶対連敗しないから。もう一度やれることをしっかり見つめ直して、自分に矢印を向けよう』って、全員の目を見つめて喝を入れていたんだ。セットプレーの失点も『誰か一人のせいじゃなく、全員の責任』って、みんなで真っ直ぐ前を向いていたよ」

美咲:「……選手たち、もうそんな風に前を向いてるんだ。ちょっと感動しちゃう」

良さん:「今週の公開練習でもね、セットプレーの守備の優先順位をきっちり整理して、頭をクリアにして『同じベクトル』で動く練習を徹底的に繰り返していた。起きてしまったことは客観的に受け止めて、リセットする。いわきの立ち直りは、みんなが思っているよりずっと速いさ」

健さん:「よし、それなら俺たちも切り替えだ! 次は大分だな。大分は開幕からまだ点が取れなくて苦しんでるようだが、油断はできん」

ケン:「ええ。大分の前線は、うちの卒業生コンビですからね。古川大悟に有馬幸太郎。二人ともいわきで泥臭い『強度』と『勝つためのサッカー』を叩き込まれた実力派ストライカーです。古巣対決となれば、目の色を変えて今季初ゴールを狙ってきますよ」

田中君:「そんな『いわきイズム』を知り尽くした先輩たちにこそ、今のうちの新2トップの破壊力を見せつけてやりましょう! 熊田直紀と道脇豊ですよ! 健さん的に言えば、またあの……ポール・何とかですか?」

健さん:「おう、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの黄金バディよ! 力強くこじ開けるニューマンが熊田で、華麗に仕留めるレッドフォードが道脇豊だ!」

田中君:「またそれ!(笑) 僕らの世代ならシティ時代のハーランドとアルバレスですって! 190センチの道脇が高さで圧倒して、左足の推進力がヤバい熊田が仕留める。この若さとポテンシャル、今のJ2で一番ワクワクするコンビですよ!」

あーちゃん:(背後のテーブル席で、怪しげな薄笑いを浮かべながらスマホを叩いている)「ふふふ……みんな話がまとまったようだね。実はボク、完璧な買い目を見つけちゃった。今回のスポーツくじ『WINNER』はいわきFCの【4-0】勝利に全賭けしたよ!」

ケン:(ビールを吹き出しそうになりながら)「おいおい、あーちゃん……また無茶なロマン枠を……」

あーちゃん:「無茶じゃないよ! だって去年8月のホーム対戦では本当に4-0で大勝してるんだから! ゲン担ぎだよ、ゲン担ぎ!」

ケン:「あのさ、その試合で得点したメンバー、ほとんど移籍してもういないんだぞ。しかも今回は大分のホームで、大分は2試合で1失点と守備だけはかなり手堅い。スタッツを無視して『去年の夢をもう一度』なんて買い方してたら、最後はただの紙屑になるぞ」

あーちゃん:「えええっ!? メンバーみんな移籍しちゃったの!?ボクの1000円が、またまた消えちゃう〜!」

店内がドッと爆笑に包まれる中、マスターの良さんが新しい冷えたグラスをみんなの前に並べた。

良さん:「まあ、スコアはどうあれ、選手たちがしっかりと頭をクリアにして、全員が同じベクトルを向いてピッチを走り回れば、必ず勝ち点3を届けてくれる。大分のホーム初得点は有馬か古川に許したとしても、うちの若き2トップがそれを上回る2点をもぎ取って、2-1で勝利。これが一番なめらかで現実的なシナリオだな」

タカ:「マスター、さすがの分析! よし、相手の『元いわき』コンビに、今のいわきの最新の『強度』ってやつをたっぷり味わってもらおうぜ!」

健さん:「おう、いわきFCの勝利と、強度の完全復活を信じて!」

全員:「カンパーイ!!!」

悔しさを明日の闘志へとクリアに塗り替えたサポーターたちの力強いグラスの音が、夜の「レッド&ブルー」に心地よく響き渡った。

Fictious Bar Scene


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