夢のつづき《ショートショート》
takewoodyです。
今週の「アマノ文筆クラブ」第16回目のお題は「 夢のつづき」
#アマノ文筆クラブ #甘野充さん企画 #ショートショート #夢のつづき
今回も書けるかな? 頭をフル回転させ、思いつくままに書いてみます。
では、即席で作ったショートショートをどうぞ。
◆夢のつづき《ショートショート》(1,258文字)
今、僕の目の前には、若い可愛い女の子が微笑んでいる。
そして、僕の腕に絡まり甘えている。
ウソだろ? これ現実か?
どう見ても、僕より20歳くらい若い子だ。
そんな若い子が、おっさんを相手にするわけがない。
じゃ、これは夢か。
でも、夢見ているときって、なぜか夢って思わないよな。
じゃ、現実か?
そして、ここはどこだろう?
あれっ人も多いし、ミッキーもいるぞ。
えっ、ここはディズニーランドか?
横には、可愛い子が僕の腕にもたれて微笑んでいる。
僕は、ディズニーランドデートをしているのか?
ディズニーランドなんて、もう20年も行ってない。
彼女が僕に話しかけてきた。
ねぇチュロス食べたい。
あーディズニーランドといえば、
カップルでチュロスを食べるのは絵になるな。
じゃあ、あそこで買って食べよう。
ねぇ1つのチュロスを一緒に食べない?
いいね!
じゃ、はじとはじを持って食べてみる?
ちょっと「エクレアの恋」のように言ってみた。
いいよ
それって、キスしてもいいってことかな
と内心ドキドキだ。
じゃ、せーので端から食べていこう。
せーの!
その瞬間、目が覚め、自分の部屋にいるのがわかった。
あーやっぱり夢だったか。
まー若い子とディズニーランドデートなんて
ありえないと思っていたけど、せめてチュロス食べてから
夢が覚めてほしかった。夢心地はいいところで閉ざされる。
さー起きるか
おはよう!「夢のつづき」しない?
うわっ!
目の前に、夢に出てきた女の子が
ミッキーのカチューシャをつけて微笑んでいる。
えっ、これってもしや、まだ「夢のつづき」なのか?
でも待てよ。
ここは自分の部屋じゃないか。
「夢のつづき」であるわけがない。
じゃなぜ、夢に出てきた女の子がいるんだ。
しかも「夢のつづき」しようなんて怖すぎるわ。
えっ君は、何でここにいるの?
もー覚えてないの?
昨日、街頭のクリスマスイベントで、あなたと出会ったじゃない。
あなたがディズニーランドデートチケットをくじ引きで当てて
一緒に行く人いないから、一緒に行ってくれる?
て、いきなり私を誘ったのよ。
私が、大のディズニーファンで
羨ましそうに見ていたからもあるけど。
あーそうか。
でも、何で僕の部屋に君がいるの?
あなたが、連れて来たんじゃない。
そして、お酒飲んだら、あなたは寝ちゃってさ。
えー一晩、僕の部屋で過ごしたの?
そうよ。でも何もないけどね。
ごめん。
でも、何で「夢のつづき」しようなんて
僕がディズニーランドデートの夢見ていることがわかったの?
だって、寝言が凄いんだもん。
ディズニーランド
ディズニーランドデート
って何度も言っているからさ。
よほど行きたかったのかな?
夢見ているなんて可愛いって思っちゃった。
だから、これから「夢のつづき」をしよう!!
ディズニーランドは「夢の楽園よ」
わかった。今からディズニーランドに行こう!
ところで、チュロスは、一緒に食べれる?
えっ何のこと?
「夢のつづき」はしてくれるんだよね?
と僕は、期待を込めて言ってみた。
うん、いいよ!
と彼女は、あっさりと言った。
はたして、彼女は「夢のつづき」をわかっているのだろうか。
おわり
◆あとがき
今回のお題は、書きやすく、いつものショートショートとしては
少し長くなりました。Storyの構成はすぐに浮かんだものの
Storyの展開、終わり方をどうするか悩んだくらいでした。
僕自身は、もう20年以上ディズニーランドに行ってないのは本当だ。
この作品を書きながら「夢のつづき」をしてみたいと思った。
現実世界では、そんな話がないのが残念だ。
途中の「エクレアの恋」のくだりは、この作品のことです↓
今回も、想像力をフルに使い楽しく書くことができました。
空想の世界、小説の世界を楽しんで頂ければ幸いです。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
ではまた。
◆takewoodyの【ショートショート】
過去に書いたすべてのショートショートのマガジン作りました。
現在、21作品になりました。こちらの作品も読んで頂けると嬉しいです。
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