中上級者はフリーウェイトを投げ捨てろ!(四頭編)
いよいよ四頭筋編である。と、言っても四頭筋について筆者はこれまでの記事で散々フリースクワットに拘る無駄さと怪我のリスクについて語ってきた。そんなわけで筆者の記事をよく読んでいる読者は「何を今更」と思うだろう。
だが今回の記事は更に進んでプレートロード式を排除した構成である。今回の記事は「本当にプレートロード式が必要なほど脚が強いのか?」という人に向けてである。
実際、今のスタック式のレッグプレスやその他のマシン、最大負荷で200kg近くまである。これを超える重さを扱えるなら本当にプレートロード式しか選択肢はないだろう。
しかし競技ボディビルダーでもないのにそんな高重量でやる必要があるのか、また競技ボディビルダーでもそこまでのレベルに達していないのにわざわざプレートロードのマシンの順番待ちをしてイライラする必要があるのか、という人向けである。
より具体的に言うとフリーのバーベルスクワットで160kg以下、プレートロードのレッグプレスで20kgプレート4枚x2以下の人はスタック式のマシンでやったほうが効率がいいよ、みたいな話である。
とはいえ、やっぱりマシンには当たりはずれがあるので当たりのマシンがないならばフリーウェイト、プレートロードに頼るしかない。で、どのマシンなら当たりなのか、という記事である。
尚ホームジムを作る人、これからPTジムを作る人なんかの参考にもなるのでそういう人にも本記事は有効である。
1 レッグプレス
ウェイトスタック式のレッグプレスには大きく分けて二つの種類がある。ひとつは椅子が動くタイプのもの、もう一つはフットプレートが動くタイプのものである。
どちらが良いのかというと、運動の効率としては絶対にフットプレートが動くタイプのほうである。これは心臓の位置が一定であるため、心臓のリズムに合わせなくて済むのと、心臓の位置が上下しないので血流が安定し、スタミナ消費が少ないからである。
とは言え昨今の椅子が動くタイプのレッグプレスはなるべく水平に動くように設計されており、心臓への負担が少なくなってきている。というわけでさっそく椅子が動くタイプのレッグプレスから見ていこう。
A 椅子が動くタイプのレッグプレス 良い順
・TECA ホリゾンタル モーターなんちゃらレッグプレス

このマシン、背もたれを究極まで下げてホリゾンタルスクワットにもできる。そしてなんと椅子の位置のセッティングは電動である。このマシンはまだTECAがアメリカ等に進出する前のマシンなので英語の名前はわからない。
見たことのない人が殆どではないだろうか。しかし同様のアイディアはこの頃のTECAのライバル、テクノジムも実装するもので・・・
・Leg Press Orizzontale Motorizzata Technogym

まあ、全く同じマシンである。どっちが元祖なのかはわからない。全然違うメーカーのOEMだったりするかもしれない。筆者はサラエボでこのマシンを使ったことがある。
確か250kg以上のスタックが付いていたような。更に肩パッドがあるのでレッグプレスで踏ん張る時のグリップがほぼ必要ない。とにかくサッと普段着でジムに行ってサッと追い込めるのが非常に魅力的ではあった。
で、まあこの2例はちょっと異質で、もはや現存が貴重なマシンである。次から普通に日本でも見るマシンを挙げていこう。
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