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「親の不倫」娘の心の傷と後遺症

こんにちは。
現実を変えていく、心理セラピスト、福満です。

こちらは、ほぼ「無料記事」(90%無料)です。
「無料部分」だけで「「親の不倫」による娘の心の傷と後遺症」についての気付きと、回復のヒントを得られます。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。そして良かったら最後の10%読んで欲しいです。

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どんなに、親の気持ちもわかるとか、お母さんの彼氏と仲良かったと今思っていても、いえ、そういう人ほど、「子供の立場で親の不倫を見てきたあなたの心は傷付いている」という事実を知って癒して欲しいと思います。

なぜなら無意識のその心の傷の後遺症が、大人のあなたの人生を拗らせ行き詰らせるからです。

今日のテーマは「親の不倫」です。最近昔より不倫に厳しくなっています。結局夫婦の問題だと私は考えています。

ですが今回のポイントは、たとえどんな不倫であったとしても、夫婦の利害が一致していたとしても「子供」は被害者だということ。

された側からすれば、不倫をした夫や妻を責める気持ちは当然ですが、どちらにせよ、それは「夫婦の問題」です。

親の不倫に巻き込まれた子供の抱えやすい問題と、その理由を、そして解決方法についてをお話していきます。

実際のセラピーの現場でも多い「母と娘」の例をメインに書いていきますが、自分に当てはめて読んでいただくと気付きが多いと思います。


子供は気付いている「親の不倫」

気付いていないと親は思っていても、実際は子供は気付いている事が多いのが親の不倫です。「親の不倫」に気付いていたクライアントさんのうち半数以上は
・親は気付かれたことを知らない
・こちらから気付いている事を話したら驚いていた
とおっしゃっていることからも、親が思っている以上に子供は知っているんです。

子供の多くが、(最初は特に)気付いていないふりをする理由は
・親の気持ちを気遣って。
・家族が壊れてしまいそうだから。
・言っても無駄だと諦めているから。
だから、気付かないふりをしながら
・親が自身の不倫を正当化する親(お父さんが酷い人だから、など)
・不倫された悲しみや愚痴、恨みを子供もに聞いてもらう親
の気持ちを受け入れながら子供時代をすごしてきたのではないでしょうか?

そんな子供は内側で
・自分の気持ちは、消さないといけない。
・自分が秘密を握っている=家族を壊す鍵を握っている。
・自分の気持ち、自分自身より、両親は外側の誰かを見ている

という感覚を隠し持つことになります。
これは深い心の傷となります。たとえその時、小さな子供のあなたは気付いていなかったとしても。

両親への同情と愛情

母親の不倫に気付く子供はとても多いです。

「私の彼氏だ」と直接言われた、他の男性とベタベタしているのを見た、というケースもあれば、父親との口論が聞こえて知る場合もありますし、いつもと違う母親の行動、言動などで気付く場合など様々です。

母親の不倫に気付いた時「母親への嫌悪感や、寂しさ」という自分の気持ちを感じる以上に
・お母さんが可哀そう
・お母さんはさみしかったんだ
・お父さんが酷い人だから彼氏ができたんだ
・お母さんを傷つけてはいけない
という、お母さん側に立って考える感覚を持ちやすいのが「親子逆転」「機能不全家族」「共依存」「父親不在」「父親がダメポジション」である家庭の子供、特に娘、さらに特に長女です。

子供は自分の傷つきや、自分や家族を大事にして欲しいという欲求よりも、
・母親のさみしさ、可哀想さの方に目を向け受け入れるのです。子供は親を愛しているからです。
・そうしないと、お母さんがいなくなる。
・お母さんが壊れてしまう。

という恐怖を抱えているからでもあります。

父親の不倫も母親と同じような経路で知る場合が多いです。 この時、子供自身が母親に愛されていないと感じていたり、母親への嫌悪感が強かったり、父親に可愛がられているという感覚がある場合などは、子供は父親に同情的になります。
・お父さんもさみしかったんだろう
・男の人はそんなものだ
・それでも家族を大事にしてくれている
そうやって、心の中で父親を庇います。

逆に父親への嫌悪感が強い場合は、より一層、子供の
・お母さん可哀想
・お母さんを守らなくては

という感覚は強まっていきます。さらにその状態で父親の不倫発覚後に母親にも不倫で恋人ができるケースでは
・お父さんが悪いから
・お母さんにもよりどころができて良かった

とどんどん「母親に寄り添うポジション」いわば母親の母親のようなポジションに入っていきます。この場合は父を憎み、母に同情し味方するような強固な共依存となっていく場合が多いです。

この様にパターンは色々ですが、子供は、母親か父親のどちらか、あるいは両方に同情する事で、自分の感情はずっと後回しになり、複雑な感情を何とか自分の中で納めながら、両親を庇ったり、両親の気持ちを優先していきます。これは子供にとって辛いことですが「親の気持ちが優先」して子供は親のために動きます。
・親への愛情と同情
・そうしないと家族が壊れる恐怖

があるからです。
母親の不倫を父親に隠したり、父親の不倫を母親に隠したり。
また、アリバイ工作を手伝ったりするケースも珍しくはありません。

愚痴の聞き役としての傷つき

不倫された母親、あるいは父親は子供に愚痴を聞かせるケースがあります。
例えば母親が娘に「父親の不倫」についてずっと愚痴や悲しみ、怒りや悪口など否定の言葉を聞かせた場合です。
この場合、表層的には前述のとおり「母親の味方」「共依存」状態になる事が多いのですが、子供の心は傷付いています。
なぜなら父親母親両方の子供だからです。

母親が父親を。父親が母親を。その否定の言葉を聞かされる子供は、常に自分自身を否定されているのと同じです。
ましてや、両方から聞かされる場合の心の傷の深さは想像以上です。
「両親が愛しあって自分が生まれてきた」という大前提が壊れることは
無意識のうちにでも、確実に心に否定の感覚が積み重なります。

怒りと悲しみと恐怖

「両親への愛情と同情」で、両親を庇いながらも、子供は自分の気持ちがあります。
・夫婦でお互いを大切にしない事への怒り
・自分を蔑ろにする怒り
・家族を大事にしない怒り
・自分を大事にしてもらえない事への怒り
・嘘つきである事への怒り
・嘘をつかされたことへの怒り
・愚痴の聞き役としての怒り

そしてそのすべての事柄による悲しみ。
子供にとっての本当に欲しいものである
・愛して欲しい
・仲良くして欲しい
・安心したい
・大事にされたい
それらの欲求が満たされない事への絶望。

そして、、
夫婦仲が壊れている事で感じる家族崩壊の恐怖があります。
子供はにとってそれはとてつもなく怖い感覚です。子供にとっては家族しか生きる場所がないにもかかわらず、両親は全然別の誰かを見ていて、自分の「安全基地」である家族を壊そうとしている、これはとても怖い事です。

怒りと悲しみと恐怖を抱えながら、その気持ちを隠して子供は両親のために頑張る事になります。

離婚による傷つきと罪悪感

さて夫婦間で「不倫」の問題が勃発すると「離婚するかしないか」という問題が発生する事が多いですね。
この時、やはり「子供をどうするか」という事が問題となります。
そこで、どんなに「別れてもお前を愛しているよ。」と言ったところで子供は傷つきます。そもそも子供=自分についてこの様な話し合いが行われるだけで傷つくのです。
子供にとっての願いは「両親が仲良く自分を大事にして欲しい」という事です。

でも「そんな事ないよ!離婚して欲しかった」という両親の不倫を体験してきた方とても多い。それについては後述しますが、
離婚して欲しかった理由は「両親(のどちらか)が辛そうだった」「両親が不仲だった」「どちらかにいじめられていた」「家族機能が破綻していた」などの辛い状態だったからではないでしょうか?

そして父さんとお母さんどっちと一緒にいるかは子供の気持ちを尊重すると言っても、そもそも子供は「選ぶ」という事が辛いのです。
・両方好きだから選べない
・どちらを選んでも大事にしてもらえなさそう
・母親(あるいは父親)を選ぶことで、迷惑なんじゃないか
・母親(あるいは父親)を選ぶことで、選ばなかった方を傷つけるのではないか
・自分がいないと母親(或いは父親)は生きていけないのではないか
・自分はそもそも迷惑な存在なのではないか

様々な理由で子供は「選ぶ」だけで心が傷つくし、親に対して罪悪感を覚えてしまうのです。そして、だからこそ自分の気持ちというより「親の状態をおもんばかって」選ぶことになります。

これは「離婚はダメ」という話ではなく、それによって子供の心は傷付くし、罪悪感を持ってしまうという話です。
ここで気付いて欲しいのは、親の不倫による離婚に振り回されたあなたの傷付きです。

離婚しない事による罪悪感と傷つき

では離婚しなければよいのか?というとそういう事ではないです。
・母親(あるいは父親)は自分がいるせいで離婚できないのではないか?
という感覚は深い罪悪感、そして心の傷となるからです。
「お前がいるから離婚できない」や「離婚したら大変だ」とか「大学に行けないよ」など、親から直接言われるケースもあります。
そもそも、子供にとって「離婚」という家族解散は恐怖です。だから心の中では「離婚しないで欲しい」と願っている場合もあります。またそれが「お母さん(あるいはお父さん)は離婚したがっているのに自分はひどい事を願っている」という自分を責める感覚にも繋がるんです。

こんなケースもあります。
前述した、子供を愚痴の聞き役にして、父親(母親)の不倫による辛さを語る母親(父親)に対して
「そんなに辛いなら、離婚して欲しい」と子供が親に思うケースです。
「私がいるから、僕がいるから」と直接親に伝えた事がある人いると思います。
それでも離婚を選ばない場合、子供は、さらに深い罪悪感と悲しみを抱えます。
・自分は親を守れない弱い存在
・自分は迷惑な存在
・自分は選んでもらえない
という感覚と
・いつも辛いと言ってるのになぜ?
という理不尽さも抱えるのです。

離婚しないのは親の選択であり親の都合ですが子供は「自分の存在」「自分のせい」と結びつけてしまうのです。

親の不倫の後遺症

ではここからは、そのように幼少期に「親の不倫」を体験した子供が大人になって抱えやすい悩みを「後遺症」と名付けて書いていきたいと思います。

恋愛への見下し

両親がお互いに大事にしていない関係を見てきたこと。それによって自分が傷ついたことによって、「恋愛」そのものに対して価値を見出せなかったり、自分には縁遠いもの、縁遠くあって欲しいものと感じ、自分の恋愛を大事にできない状態です。
また、恋愛によって傷ついた経験や、理不尽な事をしている親を見たことにより、異性に夢中になるという事自体を馬鹿にしたり禁じたりしてしまいます。恋愛自体に嫌悪感やバカバカしさがあり真剣になれない人も多いです。

自分は汚い存在

何もわからない幼少期に、親の「男として、女として」いわば男女の関係の汚い本音の部分や生々しい部分を知ってしまった事や、アリバイ工作などに加担したことにより、
・恋愛は汚い
・親は汚い
・自分は汚い
・自分の恋愛は汚い

という感覚を持ってしまう状態です。
「恋愛への見下し」と被る部分もありますが、この感覚があると、自分を大事にしない異性と付き合ってしまう、自分を粗末に扱うという事が起こります。

人間不信

「愛情は永遠につづくものではない」という感覚を持つと同時に、両親の傷つけあう姿を見ることで、愛情を信じられなくなるのは「恋愛への見下し」とも重なりますが、そもそも自分自身が裏切られ、傷ついた経験でもあります。人を信じる事そのものが怖くなります。

自己否定と無価値観

親に大事にされなかった事。
自分では親を幸せにできなかった事。
自分がいたのに不倫していた事。
親を幸せにできなかった事。
自分の存在が邪魔だと感じた事。
両親からそれぞれの悪口を聞いた事。
これらによる、自己否定と無価値観を抱えてしまう状態です。
・自分はダメな存在だ
・価値のない邪魔な人間だ
・人を幸せを邪魔する存在だ

と感じることで、自分自身に自信が持てず、自分を責めて生きてしまいます。自分の存在や価値を低く見積もっているので人との関係でも仕事でも自信が持てず悩むことに繋がります。

孤独感と恐怖

自分なんていなくて良いのではないか?
見捨てられるのではないか?と孤独感と恐怖を感じやすいのが特徴です。
なぜなら、そもそも自分の中に安心安全が育っていないからです。
そして「不倫」という大きな秘密を握っている事での恐怖です。
これによる後遺症として、不要なほどの「組織への責任感」を持ってしまう事もあります。
自分のせいで、(本当は自分のせいではないのに)壊してしまう、という感覚が「他人の恐怖」まで引き受けてしまうのです。

同じ生き方をしてしまう

これは不倫された親と同じように、不倫するパートナーを選んでしまう。
不倫した親と同じように、パートナーを裏切ってしまう。
という事です。
親の生き方・人との繋がり方を学んできているために、頭では「あんな風になりたくない」と思っているのに無意識に同じような行動をしてしまう。
または「親から愛されたかった」という感覚が未完了な事で、無意識に親に似たタイプの人を選んでしまうという心の仕組みで、そうはなりたくないのに辛い恋愛やパートナーシップを選んでしまう。
この悩みもとても多いです。

反抗的な孤独

本当は孤独は嫌。
でも、後遺症によって人との繋がりに、不安、恐怖、嫌悪感、、、等が強いため、人と関わらない事を選ぶ、というパターンです。
孤独が怖い、見捨てられるのが怖い、傷つくのが怖い、傷付けるのが怖い。。それらをすべて感じないように「最初から孤独でいる」「人を信じない」「人と距離をとる」という回避的生き方を選択してしまうのです。

回復していくために

ここまで、親の不倫による「心の傷付き」と「それによる大人になっての悩みや問題」について書いてきました。
それは、読んでいただいたあなたが自分の傷に気付いてもらうためです。
不倫した誰かを責める為ではありません。
ここからは、回復について書いていきますね。
回復についてのサポートは→こちらをご参照ください。

自分の心の傷を知り癒していく

まずは自分が傷ついているという事を知る事です。
後遺症からくる悩みが繰り返されているという事は、あなたの中に「傷ついたあの頃の自分がまだ泣いている」状態です。
そしてそれに気づかないうちは、「傷の手当てもできない」「放置されている」状態で、小さな自分が頑張っていると思ってください。
辛い時って、まずそれを誰かにわかって欲しいですよね。
それを自分が自分にしてあげることです。そこから心の傷の癒しが始まります。

親の現実を見る

親が可哀そうに見えたからこそ、親の気持ちがわかるからこそ、あなたは頑張ってきたんです。
でも、両親の関係は両親が選ぶものです。そして夫婦の問題は夫婦で解決すべき問題なんです。
そして、冷静になると見えてくるものがあります。
本当に親は、「可哀想」だけだったのか?
親はあなたをどう扱ったのか。
不倫した方、不倫された方、それぞれにエゴはなかったのか。
夫婦の問題を両親はきちんと夫婦で向き合っていたのか。
別の角度で見ると、親の違う面が見えてきます。
それも大事な一歩んです。

親と自分を切り分ける

両親は大人だったんです。あなたは子供だったんです。

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