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α7C IIが気になっている。α7S IIIを手放して、軽いフルサイズへ向かう日曜日

日曜日の朝、気温が少しずつ上がってきた。

窓から入る光が昨日より強く感じられて、もうすぐ夏が来るのだと体で分かる。こういう季節になると、カメラのことが頭をよぎる。重たい機材を引っ張り出すより、軽くて小さいカメラを肩にかけて、ふらっと外に出たくなる。

いま気になっているのは、ソニーのα7C IIだ。

α7S IIIを手放して、α7C IIを手に入れようか。本気で迷っている。

カメラ選びの基準は、結局「軽く持ち出せること」

私にとってカメラ選びの基準は、ずっと変わっていない。

軽く持ち出せること。

これに尽きる。

GR IIIはまさにその象徴で、もう10年以上ずっとポケットに入り続けている。いつでも取り出せて、いつでも撮れる。カメラが「道具」として自然に機能している状態が、私の理想だ。

大きくて重い機材は、それだけで「撮りに行く」という意識的なアクションを必要とする。でも、日常のスナップや子どもとの時間は、そういう構えた瞬間に生まれるものではない。

荷物の隙間から取り出せて、ふと目に留まった光を捉えられる。そういうカメラが、今の自分の生活には合っている。



GR IIIとOsmo Action 6を並べてみると、自分が求めている道具の方向性がよく分かる。小さくて、軽くて、持ち出すことに気合いがいらない。結局、よく使うカメラはそういうカメラなのだと思う。

α7S IIIは、いいカメラだけど持て余している

α7S IIIは、正直なところずっと持て余してきた。

動画性能は圧倒的だし、夜間の高感度も飛び抜けている。今でも素晴らしいカメラだと思う。けれど、自分の日常の中では、どうしても重さと存在感が先に立ってしまう。

持ち出す前に、少し構える気持ちが必要になる。

その結果、使う回数が減っていった。家にあるのに、出番が少ない。良いカメラであることと、自分が実際に使うカメラであることは、必ずしも一致しない。そのことを、α7S IIIとの日々で改めて感じている。

カメラは使われてこそだと思う。

使わない機材を手元に置き続けるより、今の生活に合うカメラへ入れ替える。その方が、道具としても自分としても正直な気がしている。

α7C IIに惹かれる理由

そこで気になっているのが、α7C IIだ。

α7C IIは、コンパクトなフルサイズ機として登場したα7Cシリーズの2代目。ソニー公式の仕様では、有効最大約3300万画素の35mmフルサイズセンサー、BIONZ XR、AIプロセッシングユニット、静止画撮影時7.0段分のボディ内手ブレ補正を備えている。

それでいて、バッテリーとメモリーカード込みの質量は約514g。

フルサイズ機でこの軽さというのは、やはり大きい。APS-C機に近い感覚で持ち出せるフルサイズ。そこに惹かれている。

α7C IIを検討している人は、ボディ単体の価格や在庫も変わりやすいので、まずは現行価格を確認しておくのがよさそうだ。

晴れた街を歩くとき、カメラが軽いかどうかは本当に大きい。首や肩にずっとかけていても苦にならないこと。そのまま歩き続けられること。写真を撮る以前に、そこが日常カメラとしての入口になる。

フォクトレンダーと組み合わせたい

α7C IIを手に入れるなら、レンズはフォクトレンダーを合わせたい。

AFの便利さは分かっている。それでも、フォクトレンダーのレンズには、手でピントを合わせる楽しさがある。カメラ任せではなく、自分の指先で少しずつ像を合わせていく感覚。撮るスピードは少し遅くなるけれど、その遅さが日常のスナップには合う気がしている。

α7C IIのボディ内手ブレ補正が強いことも、マニュアルレンズ派には心強い。AFは使えなくても、軽いボディと手ブレ補正があれば、街歩きや家族との外出でもかなり使いやすくなるはずだ。

フォクトレンダーを合わせるなら、40mmや35mmあたりの明るい単焦点が気になる。日常の距離感に近く、子どもとの外出や街歩きにも使いやすい。


こういうストラップをつけて、肩からすっと下げて歩く。カメラをバッグから出すのではなく、最初から体の一部のように持っている。その状態が作れれば、撮る枚数は自然に増えていくと思う。

バッグはマンティス2、動画はOsmo Action 6

今の自分のスタイルを整理すると、かなりはっきりしている。

カメラはα7C II。レンズはフォクトレンダー。バッグはアークテリクスのマンティス2。動画が必要な場面はOsmo Action 6に任せる。

この構成で、家族と出かける。

重たいリュックを背負うのではなく、サコッシュ一つで身軽に動く。必要なものだけを入れて、子どもたちと歩く。写真はα7C IIで、動画はOsmo Action 6で残す。役割が分かれていれば、無理に一台で全部やろうとしなくていい。

Osmo Action 6は、写真用のカメラとは別に持っておくとかなり便利だ。動画を撮るためにα7C IIを構え続ける必要がなくなるので、写真と動画の気持ちを分けられる。


マンティス2のような小さなバッグに収まる構成なら、外出のハードルはかなり下がる。カメラを「撮影機材」として意識せずに済む状態が、私にとってのベストだ。


夏が来る前に、決めてしまおうかと思っている。

軽いカメラを肩にかけて、子どもたちと多摩川沿いを歩く。光が強くなって、空が白く抜けて、川沿いの緑が濃くなる。その中で、α7C IIとフォクトレンダーを持っている自分を想像すると、答えはもうほとんど出ている気がする。

α7S IIIを手放すのは、少し惜しい。

でも、使わないまま置いておくより、次の休日に持ち出したくなるカメラへ変える方がいい。カメラは、棚にある時間よりも、肩にかかっている時間が長い方がいい。

今の自分には、きっと軽いフルサイズが必要なのだと思う。


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