ベルビアで切り取る初夏の街歩き|X-E5とOsmo Action 6で過ごす土曜日
晴れた土曜日の朝、X-E5を肩からぶら下げて、ポケットにはOsmo Action 6を忍ばせた。
子どもたちを連れて、いつもの定番コースへ向かう。特別な予定があるわけではないけれど、空が高く抜けるように晴れていて、歩いているだけで少し汗ばむくらいの陽気だった。
こういう日は、カメラを持っているだけで一日の見え方が少し変わる。急いでどこかへ向かうというより、子どもたちのペースに合わせながら、立ち止まった先で気になるものにカメラを向ける。そのくらいの距離感が、休日の街歩きにはちょうどいい。

土曜日の朝、X-E5とOsmo Action 6を持って歩く
最近は、写真と動画を自然に分けて持ち歩くことが増えてきた。
X-E5は静止画用。肩から下げて、気になった瞬間に構える。ポケットにはOsmo Action 6。こちらは動画用として、歩きながらの空気感や街の動きを拾うために持っていく。
二台持ちというと大げさに聞こえるかもしれないが、実際にはかなり身軽だ。X-E5は首や肩にかけたまま歩けるし、Osmo Action 6はポケットからさっと取り出せる。役割が重なりすぎないので、どちらを使うかで迷うことも少ない。
街はかなりの人出で賑わっていた。子どもたちは途中で魚を見つけて立ち止まり、イベント会場の近くをうろうろしながら、いつもとは少し違う街の景色を楽しんでいた。
こちらも急いでいるわけではない。立ち止まるたびに、光の当たり方や看板の色、歩いている人の流れを眺める。子どもたちの寄り道に合わせて歩く時間は、写真を撮るうえではむしろありがたい。

ベルビアで切り取る、初夏の色
この日のフィルムシミュレーションは「ベルビア」にした。
ベルビアは彩度が高く、光のコントラストが強く出る。曇りの日や光が柔らかい場面では、少し濃く出すぎることもある。でも、真夏に近づくこの季節の力強い日差しとは相性がいい。
影はしっかり締まり、空の青さは一段深くなる。緑も鮮やかに立ち上がる。初夏の街の色を、少しだけ記憶寄りに強めてくれる感じがある。
実際に撮ってみると、日光に照らされた街の看板、子どもが見上げた魚売り場の水槽、イベント会場の幌の色。どれもベルビアらしい濃厚な色で残っていた。
富士フイルムのカメラで撮っている、という実感はこういう一枚一枚から伝わってくる。撮った瞬間に「これはいいな」と思える色が出てくる。その感覚が、Xシリーズを持ち出したくなる理由の一つなのだと思う。
Osmo Action 6で、日常の切れ目を動画にする
Osmo Action 6は動画用として持ち出した。
街歩きのような場面では、存在感が控えめなのがいい。大きなカメラを構えるほどではない瞬間でも、ポケットから取り出してさっと回せる。歩いているときの光、子どもたちが何かに気づいて立ち止まる瞬間、イベント会場のざわめき。そういう小さな動きを拾いやすい。
インスタグラムのリール用の素材として動画も撮りつつ、X-E5では静止画に集中する。動画と写真を同時に欲張っているというより、それぞれの得意なところに任せている感覚に近い。
X-E5で一枚を切り取る。Osmo Action 6で流れを残す。そう考えると、休日の街歩きとの相性はかなりいい。
撮影しながら過ごす土曜日
夕方には、また公園かどこかへ出かけようかと思っていた。
一日中の子育ては体力を使う。暑くなってくると、外に出るだけでも少し気合いがいる。でも、カメラを持っていると、移動や待ち時間がただの移動や待ち時間ではなくなる。
X-E5を肩からかけたまま公園を歩いて、光が傾いてきたタイミングで何枚か撮る。子どもたちが遊んでいる隙に、夕方の光を拾う。そういう一日の過ごし方が、だんだん自分のリズムになってきた。
晴れた日のベルビアは、本当に撮りがいがある。
濃い青、強い緑、白く跳ねる日差し。少し暑いくらいの街を歩きながら、X-E5でその色を切り取っていく。何でもない土曜日だったはずなのに、写真に残すと少しだけ特別な一日になる。
今日もまた、そういう一日だった。
関連アイテム
今回の街歩きで使ったカメラや、持ち歩きに相性のいいアイテムを下にまとめておきます。
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