挑戦してるやつが、一番偉い。都議会選挙を終えて、起業家と選挙候補に共通する「偉さ」とは何か。批評は簡単、でも挑戦は命がけだ。
挑戦してるやつが、一番偉い。
最近、都議会議員選挙(6月22日投開票)が行われました。
結果は注目の一戦となり、127議席中、「都民ファーストの会」が32議席を獲得し堂々一位に返り咲き。一方、自民党は21議席と過去最少を記録。公明党も19議席にとどまり、36年ぶりに全員当選が途切れるという事態に。
また、憲法改正派・保守系の新興「参政党」が初めて3議席を獲得。共産党は14議席、立憲民主党は17議席と増加。さらに、国民民主が都議選初の9議席獲得という結果も浮上しました。
投票率は約47.6%と前回比5ポイント上昇。これだけ多様な意見が飛び交う中で、多くの新人候補がチャレンジして、勝ち切れなかった事実もあります。しかし、それでも「出る」こと自体がすごい挑戦です。
その結果を受けて、SNSやメディアでは、いろんな“批評”や“ジャッジ”が飛び交っていました。
でも、僕はこう思うんです。
結果に対して何かを言うのって、死ぬほど簡単だよな、と。
投票箱に名を連ねた時点で、挑戦はもう始まってるんですよね。
選挙でも、起業でも、表に出て行動する人がいて、初めて物事は動き出します。
それを、何も賭けずに、何も失わずに、「ああすればよかった」とか「こいつはダメだ」とか。
そういう“あと出しジャンケン”に、どれほどの意味があるのか。
だから僕は、挑戦してる人間が一番偉いと思ってる。これはもう揺るがない信念です。
批評や判断を否定しているつもりは毛頭ございません。ただ唯一無二の主張はチャレンジが最も尊いということ。
「挑戦」という行為の価値
挑戦とは、結果が見えない場所に飛び込むことです。
正解があるかどうかもわからない、そもそも道があるかもわからない、
そんな“真っ暗な森”に、最初の一歩を踏み出すのが挑戦者です。
これは簡単なことじゃない。
むしろ、人間の本能に逆らう行為です。
安全でいたい、失敗したくない、自分を守りたい。
その気持ちを乗り越えて、なおも進む人間に、僕はリスペクトを送りたい。
ベンチャーキャピタルと起業家の関係にも思うこと
起業家とVC(ベンチャーキャピタル)の関係について、ときどき考えさせられることがあります。
たとえば、「投資してあげるよ」とか「見てあげるよ」とか。
その言葉の端々から、どこか“ジャッジする側”の空気を感じてしまうときがあるんです。
もちろん、VCにはVCの立場があって、責任も判断もある。
それは重々承知していますし、僕自身これから投資の立場にも立とうとしているので、その難しさも理解しようとしています。
でもやっぱり、挑戦の火を最初に灯してるのは、起業家のほうなんですよね。
アイデア一つで立ち上がり、誰にも保証されていない未来に向かって、自らの名前で前に進んでいる。
その姿勢に対しては、もっとまっすぐな敬意があってもいいんじゃないかと、そう思うんです。
少なくとも、資金を出す側=偉いみたいな構図だけは、僕はもう古いと思ってます。
起業家って、事業だけじゃなくて、自分自身の人生もかけてるんですよね。立ち上げ期は、収入もない中で生活を回さなきゃいけないし、
家族やパートナーに説明できないような孤独な夜だってある。
仲間を集めても、信頼を築くのには時間がかかるし、思うように資金も集まらない。それでも、世界にまだ存在していない“何か”を信じて前に進んでる。
それって、簡単にできることじゃない。
Excelの上で綺麗にシミュレーションしてから判断するのとは、全然違う世界なんです。
だからこそ、投資家が資金提供を通じて「共に戦う」のであれば、
そこにあるべきなのは、“評価”よりも“共感”なんじゃないかって思う。
起業家の思想や覚悟に、どれだけ自分の心を寄せられるか。
その姿勢こそが、これからのVCに必要な視座なんじゃないかと感じています。
僕は、過去に自分も挑戦した立場だったからこそ、わかることがあります。
表には出てこない葛藤や、誰にも見られていない努力。
結果だけでは計れない物語が、そこにはある。
これから自分が投資をする立場になるとき、どれだけその人の「挑戦」に対して、同じ熱量で寄り添えるか。資金を出す人ではなく、「一緒に戦う人」でありたい。
そういうVCでありたいなと思っています。
イチを生む人間と、イチを判断する人間
「これは正しい」と判断する人と、「正しいか分からないけど、やってみる」人。
この差は、もう別次元です。
ゼロからイチを生むこと。
これは、知識や論理を超えた、魂の行為です。
プロダクトを出す。
選挙に出る。
声をあげる。
旗を掲げる。
そうやって、自分が信じるものに、自分のすべてをベットする。
そんな人間に、僕は心から拍手を送りたい。
挑戦とは、世界にまだない価値をこの手で引きずり出す作業であり、その姿勢は、単なる成功・失敗の軸で語っていいものじゃない。
簡単ですが最後に
このNoteを通して言いたいのはただ一つ。
挑戦してる人間が、一番偉い。
どんな結果になろうと、それは関係ない。
結果を掴みに行った勇気こそが、最大の価値なんです。
だから僕は、挑戦してるやつにこそ、リスペクトを向けたいし、
そして、挑戦が報われる社会であってほしいと思う。
これを読んでいるあなたがもし、何かに挑戦しているなら。
あなたのことを、僕は心から応援してます。
挑戦し続ける自分に戻りたい。もっと不器用に挑戦し続けてなきゃ駄目だ。
