audiobook.jpの聴き放題プランを3ヶ月使い倒した30代Webフリーランスの、Audibleとの使い分け感想
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Audibleを2年使ってきて、ある日ふと思ったんですよね。
「月1〜2冊、単品で買う運用、地味に消耗してる」
Audibleは基本、月額プランで毎月コインが配られて、そのコインで本を1冊買う仕組み(プランによって違う)。
これ、良いシステムなんですが、「1冊選んで買う」というプロセスが、選書のプレッシャーになるんです。
ハズレを引きたくないから、レビューを念入りに読んで、ベストセラーを優先して、気になるけど「ハズレかもしれない本」を毎月見送る。
2年やってると、この「選書の重さ」がじわっと積もってきました。
で、ある日、audiobook.jpの「聴き放題プラン」が気になり始めた。
月額固定で、対象タイトルが聴き放題、というシンプルな仕組み。
これ、Audibleの単品買い疲れに対する代替案として、試す価値あるんじゃないか、と。
3ヶ月使ってみて、結論から書きます。
audiobook.jpの聴き放題は、Audibleの代わりじゃなくて、Audibleと併用する別ジャンルの道具でした。
今日は、両方使ってみた30代Webフリーランスの、地味な使い分けの記録です。
自己紹介はざっくり
前回も書きましたが、名古屋出身、東京で独り暮らしのWebフリーランス3年目です。
過去にAudible関連の記事を何本か書いてて、朝のBGM・夜の読書・諦める技術など、Audibleはいろんな使い方をしてきました。
audiobook.jpも、4/24に「Audibleとの比較記事」を書いてますが、今日はaudiobook.jpの聴き放題プランを単独で3ヶ月使った話です。
余談: 「サブスクは元を取らないと損」って、本当ですか?
本題に入る前に、ちょっとだけツッコませてください。
サブスク全般に、「元を取らないと損」「月◯冊聴かないと割に合わない」みたいなセコい計算、たまにXで見ますよね。
僕、この計算の仕方が、結構もったいない気がしてます。
サブスクの本質は「単品買いの時より、気軽に試せる」ことです。
月3,000円で50冊から選べるサブスクと、1冊2,000円で買い切るサービス、どっちが「試す勇気」を持ちやすいかは聞くまでもない。
「元を取る」のは結果論で、サブスクが効くのは「もし合わなくても切れる」自由度の方です。
「月◯冊聴かないと損」と数えてる時点で、サブスクのメリット半分捨ててる気がします。
これ、サブスク全般に当てはまる話なので、audiobook.jpに限らず、Spotifyとかネトフリでも同じ。
audiobook.jp聴き放題、3ヶ月で何が変わったか
audiobook.jpの聴き放題プランを始めて、Audibleとは違う運用ができるようになったことが、3つありました。
ひとつ目は、「ハズレ本を切る勇気」が出るようになった。
Audibleで1冊2,000円弱で買うと、ハズレでも「最後まで聴かないと損」と思ってしまう。聴き放題なら、合わなかったら30分で切って、次に行ける。
これ、読書体験としてかなり大きい変化でした。
合わない本を最後まで聴く義務感が消えると、「気軽に試す」自由度が一気に上がる。
ふたつ目は、和書の選択肢が広がった。
audiobook.jpは国産サービスなので、日本のビジネス書・自己啓発書のラインナップが厚いです。
Audibleにも和書はありますが、audiobook.jpの方が「ベストセラー以外のニッチな和書」のカバー範囲が広い印象。
3ヶ月で7冊くらい和書を試聴して、ジャンルはビジネス書3冊・自己啓発2冊・エッセイ2冊。そのうちエッセイの1冊と、フリーランス論寄りのビジネス書1冊が「これは買い直し級だな」というアタリでした。
逆に、ベストセラーで気になってた経営本を1冊30分聴いて「あ、合わないわ」で切ったのも、聴き放題ならではの体験。
ハズレに2,000円払わなくて済んだ瞬間が、地味に嬉しい。
みっつ目は、「気になってたけど買うほどじゃない本」を聴けるようになった。
Audibleの単品買いだと「2,000円出して買うか」と迷う本が、聴き放題だと「とりあえず聴いてみる」枠に入れられる。
これ、地味に効くんですよ。読書の好奇心の幅が、ちょっとずつ広がる。
ちなみに、最初の月は僕、結局Audibleと同じ「腰据えて1冊聴く」買い方をしちゃって、サブスクの意味を半分捨ててました。
聴き放題の真価が分かったのは2ヶ月目以降、「ハズレを切る勇気」が出てきてからです。
我ながら、新しい道具を使いこなすのに毎度1ヶ月かかるな、と思いました。
Audibleと聴き放題、両方持つ意味
3ヶ月使った結論として、audiobook.jpの聴き放題は、Audibleの「代わり」じゃなくて「役割が違う道具」でした。
ざっくり言うと、Audibleは「買い直してでも聴きたい本」に投資する用途、audiobook.jpの聴き放題は「これ当たりかな?」をふるい落とす用途。
僕の場合、audiobook.jpで「これは良い」と確信した本を、Audibleで買い直して何度も聴き直す、という二段階運用に落ち着きました。
両方契約してる二重課金、二重契約してる時点で僕がサブスク論を語る立場じゃない気もするんですが、月数千円で「読書の試行錯誤の幅」が広がるなら、まあ、勘弁してください、ということで。
興味があれば、こちらから
「Audibleの単品買いに疲れた」「ハズレを引くプレッシャーから解放されたい」みたいな人、聴き放題は試す価値あります。
audiobook.jpの聴き放題プランは、月額固定で対象タイトルが聴き放題のシステム。
無料体験で全機能触れる時期もあるので、Audible派の人が「2社目を試す」のに丁度いいです。
ちなみに、これから初めて使う人へのアドバイスとして、最初は「Audibleでは手を出してない本」をピンポイントで試聴するのが、聴き放題の効きを実感しやすいです。
「Audibleで既に聴ける本」を聴いても、聴き放題のありがたみが分かりにくい。
「元を取る」じゃなく「試行錯誤の幅を広げる」
最後に、自分用の整理。
audiobook.jpの聴き放題を3ヶ月使って、サブスクの考え方が少し変わりました。
「月◯冊聴いて元を取った」と数えるんじゃなくて、「月何冊試聴して、何冊が当たって、何冊を切ったか」で評価する。
試行錯誤の幅が広がった分が、サブスクの本当の価値だな、と。
これ、たぶんネトフリとかSpotifyにも当てはまる話で、「視聴時間で元を取る」発想だとサブスクは消耗するけど、「試行錯誤の幅で得を取る」発想だと急に世界が広がる。
独立3年目で、ようやくこの「サブスクの使い方」が身についた感じです。
20代の頃はガチガチに「元を取る」派だったので、これも地味に大人になった証拠かもしれません。
ちなみに、Audibleとaudiobook.jpの二重契約は、今のところ続ける予定です。
月数千円の二重課金で、読書の幅が倍以上広がってるなら、たぶん安い投資。
3年遅れキャラの僕にしては、サブスクの使い分けに気付いたのは早かった部類だ、と勝手に思ってます。
