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【新人営業マン向け】いまさら聞けない? 不動産業界の必須知識「尺貫法(坪・間)」を解説!

こんにちは! 石川県と福井県を拠点に活動している、土地家屋調査士の北川巧(きたがわ たくみ)です。24歳、日本最年少級で独立開業しました!

元高校数学教師という経歴を活かして、不動産の難しい話を「分かりやすく」伝えることをモットーにしています。

さて、不動産業界に入ったばかりの新人営業マンの皆さん。先輩やお客様が当たり前のように使う「坪(つぼ)」や「間(けん)」という言葉に、内心焦っていませんか?

「え、何メートルなの?」「今さら聞いたら怒られるかも…」

そんな不安を抱えている方のために、今日はこっそり(?)基本を復習しましょう!


なぜ今でも「尺貫法(しゃっかんほう)」が使われるの?

僕「先輩、お客様が『この土地は50坪くらいかのぉ』っておっしゃってたんですけど、50坪って広いんですか? 狭いんですか?」

先輩「…お前、まさか『坪』の感覚わかってないの? それでよく営業できるな」

僕「ひえっ! す、すみません! 学校ではメートル法しか習ってなくて…(泣)」

はい、これ、不動産業界に入りたての頃の「あるある」ですよね(笑)。

「坪(つぼ)」や「間(けん)」といった単位は、「尺貫法(しゃっかんほう)」と呼ばれる日本古来の計量単位です。

実は、現在の日本の法律(計量法)では、取引や証明に使える単位は原則として「メートル法(メートル、平方メートルなど)」と決められています。

では、なぜ不動産の現場では今でも尺貫法が使われているのでしょうか?

最大の理由は、「日本の家屋が尺貫法を基準に作られてきたから」です。

特にご年配のお客様にとっては、「〇〇平方メートル」と言われるよりも「〇〇坪」と言われた方が、広さを直感的にイメージしやすいんですね。

営業マンとしては、お客様の感覚に寄り添うためにも、この「尺貫法」を避けては通れないのです。

「1坪」は畳2枚分の広さと覚えましょう!

これだけは覚えよう!「坪」と「間」の基本

では、元数学教師として、最低限覚えておきたい換算式とイメージをお伝えします。難しい計算はいりませんよ!

1. 土地の広さを表す「坪(つぼ)」

「坪」は面積(広さ)を表す単位です。

  • 1坪 ≒ 約3.3㎡(平方メートル)

  • イメージ:畳(たたみ)2枚分の広さ

これだけ覚えておけばOKです!

例えば、登記簿(全部事項証明書)を見て、土地の面積が「165.28㎡」だったとします。これをお客様に「何坪ですか?」と聞かれたら、どう計算しますか?

ここで魔法の数字が登場します。「0.3025」です。

  • ㎡数を「坪数」に直す計算式: 「㎡数 × 0.3025 = 坪数」

実際に計算してみましょう。 165.28㎡ × 0.3025 ≒ 49.997…坪 つまり、「約50坪ですね」と答えれば完璧です!

2. 長さを表す「間(けん)」

次に、建物の間取り図などでよく見る長さの単位「間(けん)」です。

  • 1間 ≒ 約1.82m(メートル)

  • イメージ:畳の長辺(長い方の辺)の長さ

ちなみに、畳の短辺(短い方の辺)は「半間(はんげん)」=約0.91mとなります。

図面に「柱と柱の間隔が2間」とあったら、「約3.64m(1.82m × 2)だな」とパッと変換できるようにしておきましょう。

ここで一つ、法律の専門家として重要な補足です。

先ほど触れた通り、公式な記録である「登記簿」には、尺貫法は使われません。不動産登記法という法律で決まっているからです。

【不動産登記規則 第100条(抜粋)】 「地積は、水平投影面積により、平方メートルを単位として定める。」

つまり、登記簿上の面積(地積)は必ず「㎡」で記載されます。契約書などの重要書類も基本はメートル法です。

あくまで「現場でのコミュニケーション」や「感覚的な理解」のために尺貫法が必要なんだ、ということを理解しておいてくださいね。


まとめ:「㎡」と「坪」の二刀流を目指そう!

いかがでしたか?

  • 1坪 = 約3.3㎡ = 畳2枚分

  • 1間 = 約1.82m = 畳の長辺

  • ㎡から坪への換算は「× 0.3025」

  • 登記簿などの公式書類は必ず「㎡(メートル法)」

このポイントを押さえておけば、新人営業マンとしては合格点です!

お客様の前で「えっと…」とならないように、普段から「この部屋は何帖だから、だいたい何坪だな」と意識してみると、感覚が掴めてきますよ。

もし、現場で図面と現況が合わない、境界がはっきりしない、といったもっと専門的な問題に直面したときは、私たち土地家屋調査士の出番です。

石川・福井エリアで測量や登記のことでお困りの際は、ぜひお気軽に北川土地家屋調査士事務所にご相談ください。若いフットワークで駆けつけます!


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