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ヒリつかせてくれ

3月のこの時期はプロ野球のオープン戦のシーズンだ。オープン戦とはつまり練習試合のようなもので、勝ちまくったからといってシーズンに何ら影響もないし、アドバンテージなどもちろんもらえない。だから僕は熱狂的なタイガースファンでありながらオープン戦は全く見ない。今日のカブス戦も観ていない。門別がいいピッチングをして、売り出し中の工藤くんが今日も三振を取りまくったことをスポナビで知ったくらいだ。
オープン戦はあくまで選手の調整であり、プロスポーツとしては無価値だと思っている。それなのに、先週甲子園で行われたオープン戦が満員御礼とはどういうことだ。全くもって意味が分からない。

そんなのファンじゃないと言われるかもしれないが、好きであるが故にそうなってしまっている。オープン戦で阪神が勝ったり、阪神の選手が活躍したりするとなにか損した気分になるのだ。なぜなら野球は数字のスポーツで、数字を残した選手がチームに残り、給料が上がるようになっているからだ。でも愛する選手たちに向かって活躍するなとも言えないので、結論「無関心」が一番という解にたどりついた。

野球ファンは大きく分けて2種類に分けられると思う。プロのすごいプレーが見たい派と贔屓チームの勝利が見たい派に。僕は完全に後者だ。プロのプレーなどどうでもよい。勝つためならバントバントで泥臭く点を取ってくれ。そして阪神にヒリつかせて欲しい。あなたは、バッターがチャンスで打てなかった時に観客席から吐き出されるの4万人のため息を知っているだろうか。逆に点が入った時のあの地響きを感じたことがあるだろうか。見せくれるのは「本番」だけでいい。ヒリつきたいから阪神を応援している。今シーズンも球場に足を運んで観に行きたいところだが、チケットが異常に売れていてほぼ完売状態となっている。ヒリつけねえじゃねえか。

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松本拓郎 サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。