普通に憧れた25歳です。
普通に憧れた25歳です。
「普通に生きたい。」
それだけだった。
でも僕にとって普通は、少し遠いものだった。
僕は小学校2年生でてんかんを発症した。
気づけば25歳。
人生のほとんどを、
てんかんと共に生きてきた。
薬を飲み続けながら、
発作への不安と向き合いながら、
17年間、治療を続けている。
でも苦しかったのは、
発作だけじゃなかった。
小学生の頃、
「てんかんだから危ない」
「普通じゃない」
そんな言葉と共に避けられたことがあった。
発作で倒れた後に、
からかわれたこともあった。
当時の僕には、
何が悪いのか分からなかった。
ただ、
みんなと同じように過ごしたいだけだった。
中学生になっても、
「てんかんだから危ないよ」
と言われることがあった。
悪気があったのかは分からない。
でも、
その言葉は子供だった僕には重かった。
気づけば、
「自分は普通じゃないんだ」
そう思うようになっていた。
小学生の頃から、
僕には一つの夢があった。
大人になったら運転免許を取って、
好きな場所へ行くこと。
友達とドライブしたり、
仕事で車を運転したり。
みんなが思い描くような普通の未来を、
僕も当たり前に想像していた。
でも中学生の頃、
てんかんについて調べる中で、
自分は免許を取れないかもしれないことを知った。
頭が真っ白になった。
「なんで自分だけ」
そんな言葉が何度も頭をよぎった。
まだ免許を持っていなかったのに、
未来を失ったような気持ちだった。
だから20歳で免許を取得できた時は、
本当に嬉しかった。
人生で初めて、
「みんなと同じになれた」
そう思えた瞬間だった。
でもその自由は長く続かなかった。
22歳の時、
発作によって運転免許を返納した。
車を失った日。
それは単に移動手段を失った日ではなかった。
自由を失った日だった。
やっと手に入れた普通を、
もう一度失った。
友人は車で出かける。
仕事終わりに気軽に買い物へ行く。
当たり前のように運転する。
そんな光景を見るたびに、
「なんで自分だけ」
そう思ったこともある。
発作への不安。
将来への不安。
仕事への不安。
何度も立ち止まりそうになった。
朝早く家を出て、
電車に揺られながら現場へ向かう。
不安がなくなったわけじゃない。
将来が見えているわけでもない。
17年間治療を続けてきた今でも、
発作は怖い。
借金もある。
将来への不安もある。
子どもを授かりたいという願いもある。
それでも、
人生を諦めたくない。
それでも前を向いて生きている。
そんな僕が、なぜnoteを書くのか。
それは同じように病気や障害を抱えている人。
借金や将来への不安を抱えている人。
そして、
「普通」に憧れている人。
そんな誰かに、
一人じゃないと伝えたいから。
このアカウントでは、
・てんかん
・仕事
・障害年金
・借金
・妊活
・将来への不安
僕自身のリアルを書いていきます。
綺麗事ではなく、
上手くいかない日も含めて。
もしよければ、
また読みにきてください。
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