トッププレイヤーの感覚をどう想像するか
プロフィール
1999年生まれ。東京都調布市出身。
大学を中退し、ドイツでプレーするサッカー選手。
好きなテレビ番組は「家、ついて行ってイイですか?」
いろんな業界のトッププレイヤーはどんな感覚で本業(凡人で言うところのいわゆる仕事)に取り組んでいるのだろうか。
僕なりの考えをまとめてみたい。
トッププレイヤーとは
スポーツ、ビジネス、職人。
どんな界隈をとっても、第一線で活躍しているトッププレイヤーと呼ばれる人たちがいる。
特に定義は明確にしないが、「トッププレイヤー」と聞いて想像する人を思い浮かべたときに出てくる選手なり職人なり経営者なりでいいと思う。
そういった人たちは、統計的に「外れ値」と呼ばれる場所にいて、凡人が多く分布しているところとは全然違うところにいる。だから、トッププレイヤーを分析しても、共通項みたいなものは出てこないことが多いし、出てきたとしても参考にできないことが多い。
そんななかで、例えば大谷翔平。例えば羽生結弦。例えば孫正義。
そういった業界のトッププレイヤーは自分の本業をどう捉えて、取り組んでいるのだろうか。
そういった人たちにとってその本業というのは一体どんな存在なのだろうか。
毎日嫌々やっているものなのだろうか。
それとも毎日楽しいと感じているのだろうか。
そもそもそんな嫌とか楽しいとかそういった感情があるのだろうか。
そんな疑問に対する僕の考察を書いてみようと思う。
もちろんすべてのトッププレイヤーがそうだ!と断言できるものはないし、トッププレイヤーでもない僕がわかるわけがない。
ただ、こういった人たちの感覚をどのように想像するかというのは、何かに取り組む上でとても大事な姿勢を形成するのではないだろうか。
プロセスの目的化
トッププレイヤーの感覚は「プロセスの目的化」という言葉で表せるのではないかと僕は思っている。
プロセスの目的化とはその名の通り、プロセス自体そのものが目的になっている状態。
例えば、10kg痩せたいと思ってダイエットを始めたとする。なんとか筋トレをがんばって4ヶ月かけて10kg痩せることに成功した。しかし、その頃にはいつの間にか筋トレ(手段、またはプロセス)そのものが楽しくなっていて、筋トレ好きに。そして、いつしかボディビルの大会とかに出て賞を取るようなボディビルダーになっていた。みたいな。
この例では、ダイエットという目的がいつしか”筋トレというプロセスが目的に”変わっている。
トッププレイヤーの人たちの感覚はこのような感覚に近いんじゃないだろうか。
この状態になっていると、自分でも思いがけないことが達成されたりする。
『好きこそものの上手なれ』ということわざのような感じ。
気づいたら賞を獲っていたとか、1位になっていたとか、1億円稼げるようになっていたとか。
周りの人からは、もともと立てていた目的やら目標を”努力して”達成しているように見えるだろう。いかにも辛い努力をして、鍛錬を乗り越えて達成した結果の目標達成だと。
しかし、そうではない。
動機はどうであれ、始めたスポーツやら仕事やらが、やっているうちにそのプロセス自体に惹かれるようになってしまい、夢中で取り組むようになっていた。そして、その結果、気づいたら賞やら偉業なにやら達成していた。
そんな感覚なんじゃないかと。
というわけで、
一般的には、「手段(プロセス)の目的化」というのは「手段が目的にならないように気をつけなよ」というように注意喚起や悪い意味で使われるが、実は良いことでもあったりするのではないだろうか。
この「プロセスの目的化」に関しては、いつかまた掘り下げて考えてみたいと思う。
ではまた!
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