今週のおすすめ5選!読了率など複数の指標をもとに、データで選んだ作品をご紹介します【12/3編】
物語投稿サイトTALESに投稿された作品のなかから、読了率など複数の指標をもとに、データが選んだ今週のおすすめ作品をご紹介します。ぜひご覧ください。
少々ショートショート
今もどこかの、あなたの知らないところでささやかな物語が生まれている。
その根源は恐怖?愛情?憎悪?嘲笑?
よろしければご覧ください、その不思議で奇妙な結末を。
小説 | 彼女の忠告
麻理亜と光介。
ある日、麻理亜は、光介に「バカな女と付き合え」と言った。
光介は、その忠告通りに、美登里と付き合うことになるが...
硝子の将器
速見は自問自答する———
果たして、己の選択は正しかったのか。
果たして、己の信念は間違っているのか。
■□■
この世は毒で満ちている,,,ゆえに。
彼は[猛毒]でなくてはならない。
この苦痛に満ちた世界で、彼は何を想い、
そして何を成し遂げるのか。
誰の為に己の力を振り絞り,,,そして、
何を後輩たちに残すことが出来るのか———
さらばオリオン「第4の記憶」
作品概要
「なぜ、夢の中で走ろうとすると体が重くなるのか?」 「なぜ、夕焼けを見ると懐かしさを感じるのか?」
その答えは、あなたのDNAに刻まれた、数億年前の記憶(ログ)にあるかもしれない。
本作は、オリオン座の高度知的生命体「リゲル」の一員でありながら、完全なる論理社会を捨て、禁忌とされる「水」の惑星・地球に降り立った一人の異星人(マーズ)の視点で描かれる、壮大なハードSF叙事詩である。
地球人類の誕生、ムー大陸の繁栄、惑星衝突による地下への避難、そして大洪水――。 一人の観測者が、数億年の時を超えて見届けた生命の進化と、DNAという「螺旋階段」に隠された驚くべき機能(過去と未来の記憶)を、科学的知見と哲学的思索を織り交ぜて描く。
あらすじ
【第一章:火星からの逃亡者】 高度な論理と情報によって構成された生命体、リゲルの民。 彼らは故郷オリオン座リゲルからワームホールを通り、太陽系第四惑星「マーズ(火星)」を中継地として利用していた。 ある日、その中継地マーズに、小天体群「イカロス」が衝突することが確定する。故郷リゲルは安泰だが、中継地は消滅するのだ。 リゲルの民は論理的判断として、ワームホールを通じ、速やかに故郷へ帰還することを決める。
しかし、主人公「マーズ(地球での呼び名はリゲル)」だけは違った。 彼は「出口を求める者」として設計された個体であり、故郷へ戻る閉じた円環ではなく、未知なる「水」の惑星・地球への片道切符を選んだ。 水はリゲルの民にとって、情報を溶解させる猛毒(カオス)である。家族や仲間は、彼の非合理的な選択を嘆き(バグを起こし)ながらも、故郷へと去っていく。 マーズは一人、火星が砕け散る光景を背に、原始の地球へと船を走らせた。
【第二章:ムー大陸と二つの箱舟】 数億年の時が流れた。マーズは地球の観測者として、自らのDNAを原始生命に配合し、「人類」の進化を促した。 彼は自らが乗ってきたUFOを超巨大な人工大陸「ムー」へと改造し、人類と温厚な恐竜が共生する理想郷を築き上げる。 だが、宇宙の摂理は無慈悲だった。惑星「ニビル」の接近に伴う、玉突き事故のような惑星衝突の危機が地球に迫る。 マーズは二つの避難計画を実行する。
天空の箱舟:ムー大陸(UFO)を浮上させ、一部の人類を金星へ避難させる。
地下の箱舟:南極に建造した巨大なキューブにより、時空間を操作して地下深部へ潜る。 マーズは後者を選び、12,000年(実質3万年)の眠りにつく。その閉鎖環境下で、人と恐竜の混血種「レプティリアン」が誕生することも、彼の計算(実験)の一部だったのかもしれない。
【第三章:大洪水の記憶】 地上へ帰還した人類を待っていたのは、さらなる「リセット」だった。 巫女の予言通り、空からではなく「大地」から水が噴き出す、真のノイズ。 逃げ惑う人々。水圧と恐怖で足が動かない――この強烈な体験が、人類のDNAに「夢の中でうまく走れない」というトラウマとして刻印される。 マーズは巫女の導きと「兎」の像を頼りにビルを駆け上がり、東の空に現れた故郷リゲルの救援船(UFO)を「観測」することで、量子的に転送され、九死に一生を得る。
【最終章:螺旋階段の記憶】 故郷の船で地球を見下ろすマーズは、ある真理に到達する。 DNA(螺旋階段)とは、単なる過去の記録媒体ではない。それは未来をも記録する、時間超越的なコードであると。 彼は、人類が次に直面する分岐点を「未来の記憶」として小説の形に紡ぎ、人類の集合的無意識へ送信する。 2032年7月4日。愛知県沖に現れる潜水艦と地震。 それが、人類が進化するか滅びるかの分岐点となる。
主な登場人物
マーズ(通称:リゲル) 本作の主人公。オリオン座リゲル出身の知的生命体。論理よりも直感や衝動を優先する「変異体(バグ)」。地球の水を「カオス」として恐れるのではなく、そこに生命の可能性を見出し、数億年にわたり地球に干渉し続ける。
リゲルの民 主人公の同胞。完全な論理に基づき行動する。中継地である火星の滅びを静観し、故郷へ帰還した。「感情」を持たないとされるが、マーズとの別れの際に見せた反応は、彼らなりの「悲嘆」であったことが示唆される。
エヴァ マーズの補佐AI、および南極の地下シェルター(キューブ)の船長。数万年に及ぶ地下生活を管理し、レプティリアンの誕生と人類の存続を見守った。
巫女(オラクル) 大洪水前の時代に生きる人間の長。マーズが初期に介入したDNAの影響を強く受け、論理外の予知能力を持つ。「兎」という非論理的なキーワードでマーズを救う。
重要キーワード
水(カオス) リゲルの民にとっては、情報構造を破壊する猛毒。地球にとっては生命の源。本作では「論理(秩序)」と対になる「感情(混沌)」の象徴として描かれる。
観測(オブザーベーション) リゲルのテクノロジーの根幹。UFOに乗るため、あるいは存在を確定させるためには、対象を強く意識し「観測」しなければならない。量子力学的な「観測者効果」をSFガジェットとして昇華させたもの。
螺旋階段(DNA) 本作の核心的テーマ。DNAの二重らせん構造は、過去の記憶を受け継ぐだけでなく、未来の出来事をも内包しているという仮説。夢やデジャヴの正体を解き明かす鍵。
2032年の分岐点 マーズが最後に遺した「未来の記憶」。愛知県を起点とする事象が、人類にとっての次の「テスト」となる。
読者へのメッセージ
この物語はフィクションの形をとっていますが、そこに描かれる「記憶」や「夢」のメカニズムは、あなた自身の中にある感覚と共鳴するかもしれません。 もし、あなたが2032年に向けて奇妙な胸騒ぎを感じたなら――それは、リゲルからのメッセージを受信している証拠なのです。
ヲタガタリ_妄想と架空の技術譚
noteの投稿作品のアナザーストーリーです。本編noteもご覧頂ければ幸いです。
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