AI案件に落ちたら、個人開発者になっていた。
数か月前まで、自分がアプリを作る側になるなんて思ってもいなかった。
きっかけは、とあるAI案件だった。
営業の方から、
「未経験でもClaude Designを使えるデザイナーを探しています。」
という案件を紹介された。
面白そうだった。
AIにも興味があったし、これから必要になるスキルだと思った。
でも実際に触ってみると、Claude Designを使わなくてもClaudeだけで画面を作れることに気付いた。
「これならできるかもしれない。」
そう思って挑戦した。
結果は、不採用。
Claude Design経験者が採用された。
その時は残念だった。
でも今振り返ると、あの不採用がなければ、今の私はいない。
案件には落ちた。
でもAIに興味だけは残った。
せっかくだから、自分でアプリを作ってみよう。
そんな軽い気持ちで始めた。
すると、思っていたことが起きた。
ChatGPTで考える。
Claude Codeで作る。
スクリーンショットを見て、
「違う。」
「他。」
「もう少し。」
そんなやり取りを繰り返しているうちに、気付けばアプリが完成していた。
しかも一本では終わらなかった。
二本目。
三本目。
気付けばApp Storeに申請するところまで来ていた。
面白いのは、最初から個人開発者になろうと思っていたわけではないことだ。
AI案件に興味を持っただけ。
その延長線上に、今がある。
人生って意外とこういうものなのかもしれない。
大きな目標よりも、小さな好奇心の方が遠くまで連れて行ってくれる。
あの時、案件に受かっていたらどうなっていただろう。
会社の仕事としてAIを使っていたかもしれない。
でも今は、自分のアプリを作っている。
どちらが良かったかは分からない。
ただ一つ言えるのは、
あの不採用がなければ、この景色は見られなかった。
だから今は、落ちて良かったと思っている。
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