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今にしか見えない、台湾の風景

今、台湾でいちばん話題になることは何でしょう?
 
答えは、「大罷免」(国会議員を対象にして全面的なリコール活動。発音はダーバーメン)です。
 

どうして「大罷免」をするの?

去年2024年1月11日で、総統および国会議員選挙を行い、総統は与党民進党の頼清徳氏が当選され、国会議員の大半は野党の国民党と民衆党の立候補者が当選されました。

去年の選挙に当選された今の総統・頼清徳氏


大統領と国会議員は別々の政党で、これこそ完璧な民主主義じゃないの?
 
いえいえ、これこそ乱れの始まりです。
 
国民党は国際周知の親中派です。
共産党に負け、やむ得ず台湾に引き上げて来たにもかかわらず、どうしても中国に統一したいとういうわけか分からない執念を持って、国会で無理やりに中国と中国人に優遇な法律を通させます。
そして、みんなの怒りが爆発したきっかけは、全国の年度予算がほとんど削除されたことでした。
特に軍費と消防、命にかかるお金が容赦なく削除したのに、野党の議員が記者会見で「皆のために税金を節約した」と、得意げに言い放しました。
 
コロナ禍から、中国の経済はいっこう好転する様子が見えません。そして、中国の戦闘機と戦艦は自分の庭のように毎日台湾海峡に出航して、台湾軍方(国軍)に苛立たせています。
ヤクザが毎日家の前にうろうろして、殺してやると叫んでいるのに、防犯カメラや鍵を自ら外すことは、どこでもありえないでしょう。
 
自分の国が自分で守ろう。
 
と、こういう自覚が一人ひとりの心に芽生え、全国各地に自発的な不適任の国民党国会議員へのリコール活動を行い始めました。
 

みんなボランティア?

街で連署を要請してるボランティア。この映像のリンクはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=pjeBpNO8zrE


街角や公園にテーブル一つと椅子二、三席を置かれてるテナントに近づくと、すぐボランティアが「要連署嗎?」(罷免に賛成するため、個人情報やサインは不可欠、これは連署と言います)と声かけてきます。
白髪のじいちゃんばあちゃんから大学生模様の少年少女まで、年齢層は多彩多様です。
 
どんな身分でも、どんな背景でも、みんなの信念はただ一つ、愛するこの国を守る。
 
ボランティアの方々は普通のサラリーマンや学生、普段は会社で勤め、休日と退勤後の時間で無償でボランティアやっています。
にもかかわらず、もっと人に罷免活動を知ってもらうのため、自腹でシールや旗、帽子を作り、無料で配っています。
筆者も街でボランティアの女の子と話しかけると、いろんな小物もらいました。
 
「お金かかるでしょう?」と筆者が聞くと、「好きでやってるから大丈夫」と
明るく笑顔で答えてくれました。

ボランティアが自腹で作った旗やキャブ。罷免成功する願いが込めてます

暴力団と絡み合う闇の勢力

 

ボランティアが暴力団に脅かされた。


もちろん、連署はいつまでも順調ではありません。
 
地方自治体の長は8割は国民党であり、そして国民党と暴力団とは手を組んでいます。そのほか、罷免活動=社会を乱すとういう認識してる人も少なくない、ボランティアに暴言を発つ、殴るまでした人もいます。
 
筆者はボランティアにはしてないけど、街でボランティアの方を見かけると、必ず応援しに行きます。リスペクトを表れにします。
 
台湾で旅行する際に、羽織をはおってるボランティアさんに見かけたら、一言「頑張って」と言ってあげてください、きっとうれしいと思いますよ。

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