【実録】ナイフを持った強盗と、置き去りにした罪悪感。あの夏の修羅場が、時を経て「講座の完走」を支えてくれた話。
こんにちは。当記事をご覧いただきありがとうございます。
突然ですが、皆さんはコンビニ強盗に遭遇したことがありますか?
ないという方のほうが圧倒的に多いと思いますが、1度だけ仕事中の休憩に立ち寄ったコンビニで強盗に出くわしたことがあります。
その時の経験が振り返るとピンチの時の対応方法に通じるものがあるなと思ったので共有させてもらえたらと当記事を紹介します。
あの夏の夕方、日常は一瞬で崩れ去った
2013年の夏、夕暮れ時の福井県。 喉の渇きを潤そうと、何の気なしに立ち寄ったコンビニ。それが、まさか人生最大の修羅場になるとは思いもしませんでした。
① 遭遇:ナイフを持った高齢の男
冷たい飲み物を選び、レジに向かおうとしたその時、店内に鋭い怒鳴り声が響きました。 声のする方へ目をやると、そこにはナイフを握り締め、店員を脅してお金を要求している高齢の男の姿。 心臓が跳ね上がる。周りを見渡しても、客は自分しかいない。幸い、私は出入り口の近くにいました。「危ない!」という本能のまま、私はとっさに店を飛び出しました。
② 葛藤と、もう一人の自分
駐車場に停めていた愛車へと急いで駆け込み、ドアを閉める。激しく波打つ鼓動の中で、強烈な「罪悪感」が私を襲いました。 「自分だけ逃げて、店員さんを置き去りにしてしまった……」
しかし、それと同時に、不思議ともう一人の自分が驚くほど冷静にバックミラーを見つめ、状況を把握しようとしていることにも気づいたのです。「次に自分ができることは何か?」、頭は恐ろしいスピードで回転し始めていました。
③ 追跡と記録、そして通報
しばらくすると、店員から金を奪ったのか、強盗の男が焦った様子で店から飛び出してきました。男が車に乗り込むのを見た瞬間、私は再び車外へ。携帯を握りしめ、男の車のナンバーを必死に画面にメモしました。
男の車が去った直後、私はすぐさま店内へと逆戻り。 震えている店員の無事を確認し、そのまま110番通報。犯人の特徴、そして先ほどメモした車のナンバーと車種を、一気に警察へと伝えました。
④ 人生初の「取り調べ」とスピード逮捕
コンビニの駐車場で待機していると、サイレンを鳴らしたパトカーが滑り込んできました。警察官に当時の状況を説明している、まさにその最中。 警察官の無線から、緊迫した声が聞こえました。
「犯人、確保」
私が伝えたナンバーが決定打となり、なんとその場でスピード逮捕されたのです。 その後、「犯人特定の経緯を詳しく確認したい」とのことで、私はそのまま警察署へ。人生初の「取り調べ(事情聴取)」を受けることになりました。あの独特な空気感の中で一連の経緯を話しながら、ようやく「これで本当に終わったんだ」と深い安堵感が押し寄せてきたのを覚えています。
まとめ:この事件が教えてくれた、人生の「突破力」
この2013年の大事件から、私は人生において重要な2つのことを学びました。
1. 逼迫した時ほど、一度「落ち着く」ことの大切さ
どんなに急を要する事態であっても、慌ててパニックのまま動いては良い結果になりません。一瞬だけ自分を落ち着かせ、「いま、やるべきこと」をクリアに整理する。それさえできれば、人は驚くほどスムーズに行動に移せます。あの時、罪悪感に溺れず「ナンバーを控える」というクリアなタスクに集中できたからこそ、早期解決に繋がりました。
2. この経験は、時を経て今につながっている
実は最近、BMPの講座を受講していました。最後は本当にバタバタで、スケジュール的にもかなり追い込まれる展開だったのですが、延長サポートを利用させてもらい無事にやり切って卒業することができました。
今振り返ると、あのバタバタの最中でも心が折れずに走りきれたのは、あの夏の経験があったからだと確信しています。
「急がなきゃいけない、でも、だからこそ一度落ち着いて整理しよう。そして、決めたら最後までやり切る。」
人生には、予期せぬトラブルや、キャパシティを越えそうになる瞬間が何度も訪れます。そんな時、私はいつもあの2013年の夕方のコンビニを思い出します。 ピンチの時ほど、深く息を吸って、目の前の「やるべきこと」に集中する。あの時の経験は、今も私の大きな財産になっています。
