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55.ひとり旅。


昨年の秋ごろ、頻繁にひとり旅に出かけていた時期があった。


そのころの私は、まだ仮住まいにいて


永住先や仕事が決まらないことへの焦燥感、不安、それが過ぎ去った後に訪れる虚無感に苦しんでいた。


そんなときMr.DXに進められたのがひとり旅だった。




まず日本地図を買ってきて。


それをボーッと眺めてみるんです。


そして氣になった場所にマルをつける。


マルをつけた場所をさらにまた眺めてみて。


なんとなく「ここだな」と思った場所に出かけてみてください。


ノープランでね(笑)。

『ひとり旅の指南』/Know-Wing


早速言われた通りに書店で地図を購入し、仮住まいのマンションの壁に貼り付けた。


ところが。


地図を見ていると「ここは行ったことがある」とか「こんなに遠いところはイヤだ」など思考が浮かんできてしまいボーッと眺めることができず。。。


そこで考えたのが、「朝目覚めた直後の脳が覚醒しきってないときがチャンスかも?」と朝に再チャレンジすることにした。


翌朝。


よくわからないままボーッと日本地図を眺め、なんとなく氣になった場所にマルをつけてみると5か所あり。


さらにその5か所を眺めてみること約数分。


ピン!とくる場所は。。。。


わからなかったw


こうなったら行きやすい場所から言ってみよう!


と当時住んでいた土地から比較的近い広島と香川に出かけてみることに(いっぺんに2か所行ってしまおうという魂胆で)。


いくらノープランとは言え、宿だけは決まっていないと不安だったのでネットで宿を予約。


それまでもひとり旅は好きでよく出かけていたので、ひとりで旅することへの躊躇はなかったものの『 ノープラン 』というのは初めてで。


戸惑った。


目指す場所がないままその土地へでかけるなんて、どうしてよいのやらさっぱり見当がつかなかった。


そこで、「まずは自我さんが行きたいと思っていた場所に行ってから、その後は流れに任せて動いてみよう」と決め、かねてから行きたかった厳島神社へと向かった。


そこから始まった『ノープランひとり旅』は、その後数回に渡り、さまざまなミラクルが起こっていった。


その旅を通して実感したのは、Mr.DXが言う


「決めない」ことが「可能性の選択」



ということだった。


たとえば。


広島~香川の旅では、詳しく調べずとある公園に出かけたのだけれど、訪れてみると実は日本最大級の広さを誇る特別名勝の大名庭園だったり。


しかも!



普段は観光客でごった返す公園内の茶屋で、偶然にも圧巻の景色を独り占めしながら、ゆったりお茶をのむ奇跡に巡り合えたり(お店の方がこんなことめったにない、と教えて下さった)。


茨城の旅では、電車で降りるはずの駅で降りず、なんとなく駅名が氣になった最終地点まで行ってみたら


日本屈指の古社である『鹿島神宮』だったり(そこが格式ある神社とは全く知らず、後でMr.DXに教えてもらって知るというw)。


ほかにも色々面白いことが起こる旅だった。




決めてないから氣づくんです。


行き先も目的も、なにも決めてないから


その瞬間、その場にある無限の可能性』に氣づけるんです。


それを「受け取り」と言うんですよ。

『決めないから氣づく』/Know-Wing


確かに。


いま振り返ると目的地を決めてなかったので、行く先々で次に訪れる場所のヒントとなるような目印に出会うのだった。


もし目指す場所を決めていたら。


最初から旅の予定をしっかり立てていたら。


ノープランの旅で出会ったミラクルは受け取れなかったかもしれない。


とは言え。


我々は「決めない」ことがとても苦手だ。


私が旅の当初、なにをどうしてよいのか途方に暮れたように


「何も決めずに行動する」なんてことはしたことがない。


行動の根源には「目的」があり、


それでこそ初めて動けるのだ。


なぜそんな風になってしまったのか?



つづきます。。。。🍎🍎🍎











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