パンピングをマスターするための準備と心構えについて
Pennyやミニクルーザーなどでクルージングをするなら絶対に習得しておきたい『パンピング(=ポンピング)』という技術。一見すると簡単そうに見えるのですが、これが案外難しくて初心者たちの最初の壁になる。
今回の記事で『パンピングの方法』についてはあまり触れませんので、パンピングがどういう技術か知りたい方はFESNのYouTubeチャンネルにアップされている動画をご覧ください。
◇パンピングの推進力を得られない最大の原因
この記事を読んでいる方々は『パンピングの基本動作』を理解していると思って話を進めますので、まだデッキに乗れない方や安定したプッシュができない方はそちらを優先してください。可能であればチクタクとキックターンもできるようになっていると良いのですがそれはさておくとして……。
グイグイ加速するパンピングをマスターするには、アナタが使用しているデッキやトラックといったパーツがどういう特性を有しているのか理解する必要があります。
【例】
・デッキの形状はフラットなのかコンケーブ強めなのか。
・ノーズの有無やテールの立ち具合。
・グリップテープ(=デッキテープ)は貼っているか。
・トラックのメーカー。
・トラックの旋回性能と限界角度。
・ブッシュゴムの硬さ。
・ウィールの形と硬度。 など。
極論を言ってしまうと、パンピングができるようにさえなれば上記の問題など些細なことでして、どのトラックでも、どんな硬度のウィールでもパンピングはできます。
しかし、それは『できるようになれば』の話であって、できないうちは自分が使っているスケボーの知識は頭に入れておきましょう。どんなに面白そうなゲームでもルールを知らなければ遊べませんよね? そういうことです。
◇最初はクルーザースタンスのパンピングを習得しよう
スケボーのYouTubeチャンネルを観て「この人みたいなパンピングがしたい」と思ったことはありますよね? その動画を観ながら動き方を模倣して練習する――間違ってはいませんが正しい練習方法とも言えません。
もしもアナタが超絶才能爆発スケーターマンであるならばその方法で習得できてしまうかもしれませんが、動きの参考にしている方はそのスタイルになるまで沢山の血と汗を流しています。そんな努力マンの芸術的なパンピングを素人が容易く模倣できるはずがないんです。相手は歴戦の猛者で、こちらはまだ『はじまりの村』から出たばかりの旅人。レベル1がレベル99の動きを真似しても身体がついていけない。だからこそ、まずは基本となる型『クルーザースタンスでのパンピング』が重要になります。
クルーザースタンスのパンピングを練習して何が理解できるのかというと、アナタが使っているトラックの可動域がわかります。それに伴い、どこまで荷重すればトラックが傾くのか、どこまで身体を倒すと転倒するのか把握することもできます。
未知は恐怖ですが、原理さえ理解してしまえば恐怖心も克服できるでしょう――なので、最初から誰かのパンピングを模倣練習するよりもクルーザースタンスでのパンピングを練習した方が理想とするパンピングへの近道になるのです。
◇安価なミニクルーザーで練習するなら……
Amazonやメルカリなどの通販サイトで安価に購入できてしまうPennyタイプのミニクルーザーには、硬めのブッシュゴム(体感95Aくらい)を搭載しているトラックが多いです(ブッシュゴムについての記事もありますので、詳しくはそちらをご覧ください)。
ブッシュゴムが硬いとハンガーが思うように傾かずに苦労しますし、練習していても楽しくないので、安価な劣化Pennyを購入した方はブッシュゴムを柔らかい物に交換しましょう。おすすめは80A〜85Aまで。80A以下は体重が軽いお子さんや、乗り味にこだわりがある玄人向けです。
ブッシュゴムも大切ですが、最初にウィールも変更しておくと更に良いです。Pennyのコンプリートを購入した前提ですが、純正は83Aという少し癖のあるウィールが付いています。それを78Aの柔らかいソフトウィールに変更するだけでもパンピングの練習はぐんと捗ります。
安価なパーツでも信頼できるのはsecond★sk8(SMBLANKS)。Amazonで購入するならウォルナットスケートも可。ウォルナットは最近ドンキ・ホーテにもスケボーパーツを販売していますね……一部のドンキのみですが。
最初に買うのは22inchと27inchどっちがいい論争ですが、ぶっちゃけどっちが先でも良いと思います。ハマる人はおそらく両方買う。そして複数所持して置き場所に困るまでがセット。ソースは私。
自由度的な話をするなら27inchに軍配が上がります。安定性もあり、トリックの練習もできるので27〜32inchくらいのデッキをおすすめしますけど、難易度は上がりますが22inchでもトリックの練習はできますから、ご自身が「俺はコイツと旅に出る」と決めたデッキを買いましょう。
◇まとめ
本来であれば上級者に教わるのがベストですが、誰しもが『上級者に教えてもらえる環境』にいるとは限りません。そんな時に有効活用できるのはやはりYouTubeですよね。下にパンピングの参考動画のリンクをいくつか貼っておきますので、興味があれば観てください。
以上
【参考動画】
◾️クルーザースタンスでのパンピング参考動画
(ろびんさんのYouTubeチャンネルより)
◾️Pennyでパンピング 実演:沼田祐介 解説:森田貴宏
(FESN公式YouTubeチャンネルより)
◾️ポンピングで進む原理を徹底解説
(ぼくのsix wheelsさんのYouTubeチャンネルより)
◾️【初心者必見】誰でも簡単に出来るピンピング方法
(ジャイアンポーザーさんのYouTubeチャンネル)
◾️どうしてもプッシュ、ポンピングの感覚が掴めな人へ。
◾️ぼんやりと踏み方の例
(やまびこにゃんにゃんさんのYouTubeチャンネルより)
◾️ポンピング中級者編 初心者がやりがちな悪いポンピング
(ペニーマスクさんのYouTubeチャンネルより)
