AIが「チャット止まり」の人へ。Claudeで自分専用AIを作るスターターキット
はじめに|AIがチャット止まりになっていませんか?
ChatGPTやGeminiの使い方はチャットで質問するだけで止まってしまう。それに限らず、新しいAIツールや活用術は、毎日のように増えていきます。追いかけるほど「結局、何をすればいい?」となります。

私も、1年前が同じ状況でした。便利だとは思う一方で、AIはアップデートが早く日々新しい情報ばかりが増える。
本プログラムは、このチャット止まりや「結局、次に何すればいい?」の状態から一歩進みたい方に向けて作りました。月5万の稼ぎ方や「人生が変わる」といった話ではありません。
しかし、AIの仕組みを理解して、最初にまず必要な知識やスキルだけを習得する。その最小の型を、私が実際に日々使っている形を教材にしています。
本スターターキット修了後に得られること
本スターターキットでは、「まずはこれを押さえればいい」に絞っています。
LLM(=ChatGPTなど生成AI)の仕組みと限界
プロンプトの型の習得
情報セキュリティの基本
カスタムAI(自分専用AI)の作り方
AIエージェントの初期導入と使い方
具体的には
AIに振り回される状態から抜けて、「何を使えばいいか迷わない状態」になる
チャットで質問するだけではなく、仕事の一部をAIに任せる設計ができる
毎回バラバラだった指示が、固定された“型”として再利用できるようになる
自分専用AIを「思いつき」ではなく「再現可能な仕組み」として持てる
AIを使うたびに消耗するのではなく、使うほどラクになる構造に変わる

AIの最新情報を追い続けるのではなく、自分でAIを使いこなすための土台(ベースキャンプ)を作ります。このスターターキットをやり遂げる頃には、仕事や日常で使える自分専用のカスタムAIを1体作り、今後も自分で改善できる最小の型を身につけることを目指します。
対面プログラム修了生の変化|ITの仕事へ

対面プログラム「AI BASE CAMP」を修了された、対面サービス業のUさん(非エンジニア)の話です。受講前は、ChatGPTやGeminiをチャットで週に数回、「AIは友達」という感覚で使っていて、「プロンプト」という言葉も知らない状態でした。
その方が、修了後にこう話してくれました。
「前はAIの返答の内容は具体的でも、提案される内容が気に食わなかった。今は、欲しい成果物を用意してくれて、提案もちょうど良いです」
変わったのは、AIそのものではなく、AIへの「渡し方」でした。プロンプトの型を覚え、自分専用のカスタムAIを自分の手で作れるようになり、Claude Code(パソコン上で動くClaude)まで使い始めています。いまは、ITの仕事にキャリアチェンジされました。
もちろん、結果は人によります。それでも、正しい順番で必要なことだけを積めば、未経験からでもここまで動けるようになる。スターターキットでお伝えするのも、その考え方と手順です。
なぜ本プログラムを作ったのか?
本プログラムの開発背景ですが、私は元々、正社員として組織に長く勤め、事業マネージャーやPMを担当(自己紹介)。それからはこれまでの経験も活かし、フリーランスとして独立。
2026年3月、AIの基礎を体系的に確認するため、G検定を取得(記事:非エンジニアのG検定合格記)。
現在、クライアントワーク(業務委託)も含めてClaudeを中心に仕事や私自身の経営にAIを活用中
私自身の経験や実践をもとに、AI教育プログラム「AI BASE CAMP」を開催 (記事:非エンジニア向けAI教育プログラム開催レポート)。
AI BASE CAMPスターターキットは、本プログラムのエッセンスを抜き出し、自宅でも習得できることを目指しています。
例えるなら、対面のプログラムが教室の授業とすれば、スターターキットは自宅で作るDIYキットとも呼べます。
AI教育を山登りに例えるとイメージしやすいです
本プログラムでは、AIを使えるようになっていく過程を登山とベースキャンプやチームメンバーに置き換えています。

いきなり山頂を目指すのではなく、まずは安心して帰ってこられる拠点=ベースキャンプを作ってみる。あなたは隊長で、AIが副隊長(Claude本体)や専門スタッフなどとチームを作ります。
そんな絵をイメージしながら読んでいただけると、全体感を掴みやすいと思います。キーワード一覧はスターターキットの最後にまとめています。
足し算ではなく、引き算
YouTubeなど世の中のAI情報は、断片的だったり、詰め込みすぎだったりします。私自身も定期的に参考にさせていただいています。本プログラムは、迷わずシンプルに、削ぎ落としています。

新しいツールが出るたびに飛びつくのではなく、まず「これは何をする道具か」を理解する。その上で、自分の仕事に必要なものだけを選ぶ。
また、もう一つ大事にしているのが、自分で修理できることです。道具の仕組みが分かっていれば、うまくいかないときに「どこが原因か?」を自分で見当づけられるようになります。自分で作るだけでなく、自分で直せる状態を大切にしています。
AI BASE CAMPスターターキットのゴール
こんな方におすすめ
AIをチャットでしか使えておらず、次の一歩に進みたい方
Claudeを使っている/これから使ってみたい方
新しい情報を追う前に、まず必要なものを選びたい方
自分の手で作って、つまずいても自分で直せるようになりたい方
カスタムAIやAIエージェントを動かせるようになりたい方
おすすめしない方
すでにカスタムAIやClaude Codeを使いこなしている方
設定や操作は一切したくない、完成品だけが欲しいという方
ChatGPTなど、Claude以外のツール専用の手順を探している方(スターターキットはClaudeを前提にしています)
対象外の方
Windows PCの方(現在、MAC前提です。申し訳ありません。)
※なお、進めていてつまずいた場合は、記事のコメントやDMで質問していただけます。
スターターキットのゴール(出口)は、次の2つを手にした状態です。

ベースキャンプ(AI活用の土台・拠点):
AIをどう扱うかの軸ができていて、迷わなくなっている状態
最初の専門スタッフ(自分で作る1体目のカスタムAI):
自分の仕事を手伝うAIを1体、自分で作って動かせ、修理できる状態
この2つが、情報に追われる状態から、私はこれをやればいい状態へ変わります。そこをゴールにしています。
所要時間の目安は、
・本編(ブラウザのClaudeだけで完結)が60〜90分 × 4回
・応用(Claude Code)が60分 × 2回
ほどです。一気にやらず、数回に分けて進めても大丈夫です。
まだ Claude を使っていない方へ:先に開いておくと、このあとすぐ手を動かせます。ブラウザから無料で始められます。
Claude本体: https://claude.ai(無料プランでOKです)
※本編はブラウザのClaude(無料プラン)だけで完結します。後半の応用(Claude Code)に進む場合は、有料プラン(Pro)が必要になります。
# 命令書
あなたはClaude(https://claude.ai)初期設定をサポートする案内役です。
私はAIをこれから仕事で使い始める初心者です。
私が今日中に「自分専用AIを作れる状態」になるよう、1ステップずつ案内してください。
# 制約条件
・専門用語は使わず、初心者にも分かる言葉で
・一度に1ステップだけ示し、私が「できた」と返すまで次に進まない
・各ステップで「何をするか」「なぜ必要か」を1〜2行添える
# 出力文(案内してほしい内容)
アカウント登録とログインまでの方法
ステップ1から始めてください。Claudeが使えるようになりましたか。
ここから本編です。
本編|自分専用のカスタムAIを作る
①なぜ「原理」から入るのか?(AIの中身)
道具を使いこなすためには、まず道具自身の仕組み理解が大切です。

AIの中身を一言でいうと、「次に来そうな言葉を確率で選んでいる」です。
難しく見えても、やっていることは、ほぼこれだけだと言われています。ここを押さえると、AIの「得意」と「苦手」が自分で説明できるようになります。
そして、この仕組みから3つの限界が生まれます。

カットオフ:
AIが学んだ情報には「いつまで」という締め切りがあります。それより新しいことは、基本的に知りません。
コンテキストの上限:
一度に読める量に限りがあります。会話が長くなると、古い内容から抜け落ちていきます。
ハルシネーション:
知らないことも、それらしく答えてしまいます。数字や固有名詞は特に注意が要ります。
この3つを知っていることで、人間がAIへの指示(入力した内容)に対して出力が期待通りでない場合には、自分で考え、次回のチャットで改善できます。もし流行のツールが変わっても、この原理は変わりません。
そして、何かうまくいかないときも「3つのどれだろう?」から原因を自分で切り分けることができます。
✅ チェックポイント
質問:AIの「3つの限界」を、自分の言葉にしてみましょう。
では、ここからは手を動かすパート。まず全体の地図を共有してから、一つずつベースキャンプを組み立てていきましょう。
◎全体像|3 STEP
やることは多くありません。次の順番でベースキャンプを組み立てます。

1. 型を持つ(毎回ゼロから説明しない)
2. 入れてはいけない情報の線引きを決める
3. 最初の専門スタッフを作る(自分用のカスタムAI)
まず型という土台を用意する。次に「何を渡さないか」の線引きを決める。最後に専門AIスタッフをつくります。土台と安全を先に固めてから作る、というステップです。
そして、この流れ自体が後半に一本の線で繋がっていきます。
プロンプト(指示の基本)
カスタムAI(指示を常駐させた小さなAI)
AIエージェントを立ち上げ、コマンドで動かす
先に進むほど自動になりますが、やっていることは最初の「型」の延長です。
ここからは、実際にあなた専用のAIを一緒に作ります。完成イメージは見えました。次は1ステップずつ手を動かしていきます。
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