自分を愛し、他者を愛し、やっと社会に還元する私の夢
「自分のことは自分で決めな。」
「言うは易し、行うは難し」
「頭で考えてるだけ。で、不安になる、と。」
これらは精神科病院入院中に、看護師(長)さんからもらったフィードバック・名言のごく一部である。
私はノートを2冊、携帯していて、
そのうちの1冊が、青色のノート。

レポート用紙も挟んである
冒頭のフィードバック・名言はここから抜粋したもので、ひとつ目の「主体的に生きていきなさい」という内容が何回も登場する。
いわば「将来の目標設計&行動化」リスト帳だ。
6回目の入院のとき、S看護師さんに、
「本気で生きています? 生きていませんよね? 僕にはそう見えますけど」
から始まる、ありがたいお言葉をメモするためにノートを手配した次第だ。
本気で「自分に未来(将来)があるのだ」と自覚したのがこのときが初めてだった。
自分なんかどうでもいい(どうにでもなれ)の自暴自棄から脱却する未来のためのノート。それが青色。
もう1冊が、赤色のノート。

異動のミッションを乗り越えて、今の主治医の先生から使っている。
使い方はこんな感じ↓
未来のための目標を【長期/中期/短期】に区分けする。
それぞれの目標に対し、結果がどうだったか、振り返って記録する(主に診察で)。
それを修正しながら繰り返す。
メインの目的は、「案外、私できているよね」を確認すること。
未来の目標を達成するために今どのくらいできているのか確認する、それが赤色のノート。
青色のノートを持ちはじめて、世間でいう「将来の夢」を不器用ながら書けるようになった。
「本当はのところ」という表現を使えば本音を出せる、と気づいた。
修正も月日とともに入り、今は「本当の本当の本当はのところ」という題名になっている。
赤色のノートを持ちはじめて、実際行動に移すためにはどのように工夫ができるか?について考えるようになった。
たかが「休憩する」がなかなかイメージできなくて達成できず、3回連続で目標にすることもあった。
青色と赤色をミックスした、現在描いている「本当の本当の本当はのところ」をつくってみたい。
親にも誰にも言っていないことをここで発信する。
本当に心から「本当は」の話なのだ。
まず、夢。骨子はこんな感じ↓
セラピー犬を育てる
←「犬を飼う」ができる
←一人暮らしできる
←精神的に安定している
いきなり、犬、が登場してきたね笑
犬について説明する前に、何通りもある価値観の中から私が選んだ信念について書かせてほしい。
私は子供を産まない。
え?なんで?どしたの? 少子化対策に貢献してないじゃん?
ごめん。 許して。 理由はあるから。
その理由も3つくらいある。
1つ目。
私は精神的不調を抱えていて、薬を飲んでいる。発達障害が先か抑うつ状態が先かはわからないけど、とにかく、そのうちに10年服薬していることになる。
精神の薬とお別れできる日はまだ来そうにもない。
精神の薬が妊娠に悪影響を及ぼすとは言い切っていないけれど、医師と相談しながら計画性をもって日々を過ごすことは必須のようだ。
これを知って、「私ってそんなに出産を望んでいないんだな」と気づかされた。これ、伏線①。
2つ目。
実は婦人科系の病気「多のう胞性卵巣症候群(PCOS)」を最近発症した。排卵が行われないので、そりゃ病気ではない人と比べると妊娠しにくい。不妊治療ってやつに積極的に参加する確率が上がる。
これを聞いて、「私の体っていよいよヤバいんじゃね?」、結果、出産に積極的になりなさいよの問いかけに対し、答えを「ノー」と出した。パートナー探しからじゃん。とツッコミ。これ、伏線②。
3つ目。
実は実は、難病指定のごくまれな遺伝子の型を、祖母~私が持っていることがつい最近判明した(まれすぎて医学的研究に協力中である)。あ、これ伏線③ね。
「遺伝子って本当に遺伝するんだ~」はびっくりしすぎた最初だけ。
さて、私は【変わった遺伝子が遺伝するかしないか博打】に参加するのかしないのか?
数日は悩んだ。2分の1の確率。遺伝カウンセリングっていうのもあるんだって。
でも、待てよ?
まだパートナーが見つかったわけでもないし。
まだ精神の薬から離れられるとは思えていないし。
まだ婦人科の病気が治ったわけでもないし。年齢もぼちぼちだし。
これって、2分の1の確率だけの問題ではない、よね。(伏線回収。)
「自分のことは自分で決めな。」
またこのセリフの時期が来たよ、I師長~。
「自己選択っ!」。O看護師さんのセリフも聞こえてくる。
うん、決めたよ。「私は子供を産まない。」
この決定には理由その④があって、それは犬の話にもつながっているんだよね…
時はさかのぼって、中学生の頃。
中学時代はつらかった。部活で、人によってはいじめに遭っていたと表現するだろう。「私」を必至に殺した。ついには泣けなくなった。
このことを3年生が終わるまで、誰にも話さなかった(できなかった)。
その間、どうしていたかというと、【困ったときの神頼み】の正しい言葉・意味も知らずにいいように解釈して、自分の中でお祈りと謝罪をしていた。
「いつもみんなに迷惑かけていてごめんなさい。気をつけますのでどうか見守ってください」と。
それでも事態は改善しなかった。ある日の入浴中、突然降りてきた。
「私はいてはいけない。遺伝子ひとつ残してはいけない。」
このセリフは私の心に深く刻まれ続けた。
青色のノートが誕生するまで、将来の夢を持たなかった。
卒業アルバムにもテキトーに書いといた。
この10代の経験を、私はこのように解釈した。
「ある意味、千里眼というか、話はこの頃からつながってたんじゃない?」
私はいてはいけない。は間違っていたけど。
【自分を大切にする】は今でも課題だ。
とにかく、自分で解釈したことには責任を持ちますので。
というのが、理由その④。
ここまで、頭でいっぱい考えてきた。
「言うは易し、行うは難し」
「結局、考えていることが抽象的すぎて、自分でも理解できてないんですよそれ」S看護師さんの声が聞こえてくる。
<空想>
S看護師:「子供を産まないからだから何なんですか?」
私:「いや、頭の中を整理したかっただけというか…宣言をして自信をつけたかったのだと思います」
S看護師:「そうですか。どうぞご自由に?」
そう、特に行動が、具体的になっていないのだ。入院すると同じことしてる。
だから自分に問いかける。「子供を産まないのはわかった。今後の時間を実際にどう過ごしていくのかを、聞いているの」
…犬を飼いたい。
⁉⁉ っっって思い付きじゃないでしょうね?
うん、本気。
そんなこんなで中学時代から精神的不調が続いている私、「心の底から安心したい欲」が大きい。
動物とふれあうテレビ番組を長年見てきたが、中でもセラピー犬が印象深い。
高齢者施設や病院で活躍するセラピー犬と触れ合う方々の表情がいい意味で変化していた。
にっこりしたり、体が反応したりするなど。
「安心する、不安が取れるってこういうことなんだあ」そう思った。
だから本当はアニマルセラピーの機会に恵まれたい。
でもなかなか難しそうだから、ワンちゃんだけでもふれあいたい。
(あ、飼育経験は金魚のみ、です)
犬を飼ってみたい。なんならセラピー犬候補生を。
…そのためにはそのためには、いーっぱい準備が必要だね!
具体的になってきたよー。
「本当の本当の本当はのところ」の具体的な準備の順番を書こうか。
セラピー犬候補生を飼育する
↑
犬を飼育する経験を積む
↑
ペットショップなど犬とふれあう場所に通う/犬について知識を深める
↑
犬を飼える家に住む(ひとり暮らし継続)
↑
ひとり暮らしができる
↑
炊事・洗濯ができる
↑
頓服を飲む判断を適切にできる
↑
起床後、散歩に行ける
↑
就労支援B型を継続利用できる
↑
歯磨き・入浴をサボらずできる
↑
3食/服薬/睡眠 が整ってできる
もちろん、これは前後するかもしれないし、並行して行われることもある。
これ以外のこと、例えばパートナー探し、も本当は記入する必要がある。
でもまずは。
まずは、クリアしていくことがあるよね。
「頭で考えてるだけ。で、不安になる、と。」
頭で考えるのも時には重要だけど、そればかりじゃあいけない。
わかってはいるけど、難しい。
最近は、多頭飼育崩壊のように、適切に飼育できない問題も表沙汰になるようになった。利益中心という身勝手な業者の下で劣悪な環境に置かれている犬・猫も取り上げられている。
一方で、保護犬・保護猫のように救ってくれる人たちもいるおかげで、殺処分せずに済むケースもある。保護団体も増えているという。
その他、被災地のペットたちの現状、災害救助犬や麻薬探知犬などの活躍、ペットは家族か否か論…
犬や猫に関する話題は日常生活と密接にかかわっていると思う。
私の理想は、諸事情により飼えなくなったペットを引き取り、新しい快適な環境で最後まで責任をもってお世話をすることだ。
私に、「最後まで責任をもってお世話」ができるのだろうか、とまた頭で考えてしまう。
考えていること、最後に一つだけ。
自分を大切にできない者が、他者を大切にできる可能性は低くなる
と思っている。
だから、私の場合すごく遠回りな方法で、夢に向けて動いていくのだと思う。
まずは、自分の健康を維持できるようになりましょう。「私はいてはいけない。」と思う必要はありません。
次に、自分の人生、自分で自由に、かつ責任をもって、描きましょう。他人がどう思おうと、信念があれば幸福でいられるのでは?「私は子供を産まない。」のように。
それから、社会というと大げさになるけど、私の周りの人たちが1人でも多く笑顔で健康でいられるような工夫のある生活を自ら送りましょう。
【「本当の本当の本当はのところ」のための早見表】がつくれたあなたならきっと大丈夫です。
ゆったり流れる、でも確実に進める、私の夢のお話でした。
