【精神科入院】入院中の権利の保障〜手紙を出すこと〜
こんにちは、たななこんぶです。
今回は、精神科病院に入院しても、法律によって守られている「手紙」について、お伝えします。
1. 主治医の許可なしでは
精神科病棟では、いろんな制約があるのは事実です。
ケータイ(スマホ)も使用制限があります。
私の病院の場合、病棟Aでは06:00〜21:00、病棟Bでは09:00〜21:00、とルールは様々です。
ケータイをこの時間に使うにあたっても、主治医の許可が必要です。
言い換えれば、許可が出ない人はスマホが使えません。
そういう患者さんは、公衆電話ならオッケー、という場合もあります。
公衆電話もNG、もあり得ます。
…厳しい世界。って感じる方もいらっしゃるかもしれません。
2. 手紙は保障されている
でも、法律上保障されている連絡手段があります。
それは、「手紙」です。
私の病院の売店では、便箋も封筒も切手も、購入することができます。
ポストもあり、集配は土日含めて毎日あります。
3. 「お手紙郵便ポストへお願いします」
お手紙の話といえば… ひとつお話を披露しましょう。
慢性期病棟で出会った、(認知症と思われる)女性Iさんの登場です。
Iさんは、その病棟でも上位に入る、高齢のおばあちゃんです。
Iさんの毎日は、手紙を書くことの連続です。
しかもすごいのは、封筒を、新聞広告の裏紙を利用し、自分で作った型紙に沿って切るところから始まる点です。
どなたに差し出しているのかわかりませんが、
便箋に書き、自作の封筒に住所を書き終えると、決まって
「お手紙郵便ポストへお願いします!」
と、ナースステーションにやってきます。
看護師さんが忙しくてすぐに応対できない時、このセリフをひたすら言い続けます。
また、1日に何通も書いているらしく、それが毎日なので、私はこのセリフを覚えてしまいました笑
あんまりくどい時は、こんなおばあさんIさんみたいな行動はとりたくないな、
と思う時も正直ありました。
4. たななこんぶにもやってきた
さて、私が5回目の入院時の話に移ります。
私は、入院して病院に入るとまず、2名の恩師に「入院しました」と電話することに決めていました。
ところが5回目は、入院してすぐは、公衆電話でさえも使えない、そんな環境下でした。
(それだけ私の症状が当初は悪かった、ということです。)
“やばい、電話できない、どうしよう…”
かなり焦りました。
そんな時勝手に思い浮かんできたのが、
「お手紙郵便ポストへお願いします!」のセリフでした。。。
“まさか私がIさんと同じ行動!?”
信じられなかったけど、現実に戻り、私にできることは「手紙を出して伝える」手段しかないことを、受け止めました。
さすがに封筒作りはしなかったけど(笑)、お手紙セットを売店で購入し、
「訳あって今は手紙しか連絡手段がないことを許しください」と書いたのを覚えています。
でも今思えば、手紙という連絡手段が残されていて救われたなあ、と思っています。
5. 今回のまとめ
・精神科病棟に入院したどんな患者さんにも、手紙を出す権利は保障されている
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
たななこんぶ
