金子みすゞの生まれ故郷、仙崎でも八重桜の頃だろうか
ちょうど去年の今頃、山口県長門市仙崎を訪ねた。
伝記執筆に向けた取材で、みすゞが『鯨法會』という詩に書いた行事を体験するために。
仙崎は鯨捕りの町で、命を奪ってしまった鯨の法要が今でも毎年営まれている。
殺生はいけないというが…
それは、動物は殺しちゃいけないが、植物ならかまわない、ということではないだろう。
生きるために、他の命を奪う。
命とは、発生から尽きる時まで一貫して【仕方のない】ものなのかもしれない。
法要での御法話は、「だから、ありのままの命で、精一杯生きるしかないのだよ」と胸に沁みるものだった。
がががががががーーーーっ!!!
リンクを貼った【取材レポート⑨鯨法会の巻】にも書いたように…
御法話で金子みすゞの詩から、生涯の話になり…
みすゞの自死は、酷い夫のせいというお決まりの話をなさるのには、失神しそうになった。
方丈さまよ、あなたまでが!!!
大切なことなので何度でも言います

三通あったとされている遺書のうち夫宛のものには【あなたがふうちゃん(みすゞの娘)に与えられるのはお金であって、心の糧ではありません。】とあったと、上記の本にある。
しかし、遺書自体は残っていないと、矢崎氏自身その本に書いているのだ。
そのうえ、遺書の内容を親族が証言したのは、みすゞの死後50年以上経ってから。
しかも、いかに親族とはいえ、夫宛の遺書を、【自分宛でもない遺書】を果たして本当に見られたのだろうか?!!!
裏をとれない伝聞を事実と断定していいのか?!!!
金子みすゞは、酷い夫から娘を守るため抗議の自殺をしたことになっている。
先日のNHKラジオ深夜便【絶望名言】でも、そのように放送されてしまった。
抗議のメールをしたが黙殺された涙

上記の本の【金子みすゞの該当箇所】も、矢崎説丸呑み涙
詩人が、最後の最期に、そんな駄文を残すだろうか?そんなダサイ遺書を書くだろうか?
夫を責める言葉を遺す人が、【みんなちがって みんないい】と書くだろうか?
この素晴らしい詩は、女性がまともな人間扱いされていなかった時代の煮え湯地獄の果てに綴ったのだ。
こんなカッコいい人が「あなたがふうちゃんに与えられるのはお金であって…」などと書くとは、私には思えません。
この現状に一石を投じてゆきたい
金子みすゞの伝記の宣伝になればと、エントリーさせていただいたキンドル書籍の進捗、本田すのうさんがアゲて下さっています。
お世話下さっているコニシ木の子さん、マイトンさん、本田すのうさん、本当にありがとうございます!!!
