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谷郁雄の詩のノート64

先日、ひさしぶりに阿佐ヶ谷に行きました。夫婦でパールセンター商店街などをぶらぶら歩きしていたら、ずらりと軒を連ねたお店の一角にスーパーアキダイを発見。アキダイはテレビでもお馴染みの安売りスーパーです。スーパーは庶民の暮らしを支えるお店だし、そこにやってくる人たちの「生きていくぜ!」という熱気があふれている場所なので、こちらも元気になれます。夜ごはん何にしようかなと、肉や魚を眺める至福のひととき。ついでに余計なお菓子など買う楽しみもあります。帰りはミスドでドーナツを買って帰宅。今年はたくさんの詩をぶちこんだ分厚い詩集を出す予定。ご期待ください。



「メロンソーダ」

こんなことは
めったに
起こらないけれど
人生に
一度か二度くらい
起きても不思議はない

やさしく
その人に
伝えたい

もしもし
ねえ
ちょっと
あなたが
飲んでいる
メロンソーダは
ぼくのです



「布団」

今日は
いい日射しだな
よし
布団を干そう

干したとたんに
雲が
太陽を隠して
日射しが翳る

仕方なく
布団を
部屋に
引っぱりこんだら

いきなり
太陽が
顔を出して
ぼくに向かって
ニンマリほほえむ



「一行」

私は日本人ですと
韓国語で言ったら
女の子たちが
やわらかな笑顔になった


韓国に行くときに
覚えておいた
たった一行の韓国の言葉
何十年たった今も
なぜか忘れない

チョヌン
イルボンサラム
イムニダ

昔も
今も
ぼくは
不安で
人が大好きな
日本人です

©️Ikuo  Tani  2025


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