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深夜のメロディー

昨日は夜勤でした。
仕事の前にチューリップ畑に寄り道。

前回訪れた時は、まだ球根を植えたばかりでしたが…。

令和7年1月22日に撮影した
チューリップ畑

チューリップの葉が出そろってきました。

中央にせっかちなチューリップ。
うちの父親を見ているようです😆
花の蕾が顔を出しています。

可愛い蕾に癒されながら出勤すると…濃い16時間が待っていました。20時以降はワンオペです。

昨日はなかなか入眠されない認知症の方がいらっしゃり、朝の3時半までベッドに腰掛けて過ごされていらっしゃいました。臥床になっていただいてもすぐに起き上がります。

どうせなら目の届くフロアーにお連れしようと声がけするのですが、ここが良いのとおっしゃる。

転倒リスクの高いご利用者様で、歩行も手引きで介助が必要な方なので私の不安は尽きません。

ベッドサイドの床に足が着くとセンサー音が受信機から鳴り、離床を知れせてくれます。

この方が離床されると「エリーゼのために」のメロディー音で知らせてくれるのですが…ずっと床に足がついているのでメロディーは鳴りっぱなしです。音量は絞っているものの
エンドレスで鳴り続けるのは厳しいものがあります。

ご利用者様の話を傾聴しながら、ベッド下に設置したセンサーの向きを変え、鳴らないようにさせていただきます。

この方はは夕方から帰宅願望が始まり、残してきた小さなお子様の心配されたり、母親が私の帰りを心配されているのでどうしても帰らないと…と仰る。可能な限り傾聴させていただくのですが、他のご利用者様のナースコールやセンサーが反応すると離れなければなりません。

ベッド柵に鈴をつけ、申し訳ないのですが居室のドアを開けたまま退室させていただくことに。
ベッドから立ち上がる際は必ずベッド柵に捕まられるので鈴の音が頼りになります。

昨日はご利用者様7名のうち、ご自身でトイレに行ける方は2名で残りの5名は介助が必要でした。なのでセンサー音も5曲存在し、腰にぶら下げている手指消毒ボトルに曲名とご利用者様のお名前を書いておかないことには直ぐに対応できないのです。

因みに昨夜は、「エリーゼのために」、「ハッピーバースデー」、「ジングルベル」、「学校のチャイム」、「鳥のさえずり」が、深夜に流れました。

中でも、「エリーゼのために」と「学校のチャイム」が競うように深夜のフロアーに鳴り響いていました。

「学校のチャイム」のご利用者様は夜間にトイレに8回行かれたのですか、それ以外に寝相が悪く、掛け布団を落としたり、片足が床に降りていたりで頻回にセンサーが反応します。

話は「エリーゼのために」のご利用者様に戻りますが、傾聴させていただくうちに、途中から私のことが心配だと話され始め、わたしの腕をさすり、だれに襲われるだの、交通事故に遭うだの仰り、念仏を唱え始めます。そして私を恐怖の道へ誘うと満足されたのか、そこ後はあっさり入眠されました。良かった、良かった。

夜勤明けは、家に帰ってもセンサー音が聞こえてきます。空耳なのですが、今も
「キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン」と聞こえています。


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