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【薬害を捏造する医師・弁護士たち】2019年12月3日 HPVワクチン薬害訴訟傍聴記録①

(画像はHPVワクチン薬害訴訟弁護団のホームページhttps://www.hpv-yakugai.net/より)

HPVワクチン薬害訴訟・今回の傍聴記録(ChatGPTによる要約)
原告の女子生徒は、HPVワクチン接種後に痛みや体調不良が始まり、学校生活に支障をきたしたと涙ながらに訴えた。
かつて好きだった勉強や読書も困難となり、夢だった司書になる道も厳しくなったと語った。
原告弁護団は、ワクチンにより未知の自己免疫疾患「HANS(HPVワクチン接種関連神経免疫異常症候群)」が引き起こされたと主張し、熱のこもった演説で会場を引き込んだ。
一部の傍聴者からは「よく言った」と声が上がり、まばらながらも拍手が起きた。
弁護団は国内外の研究や症例を挙げ、国と製薬会社の責任を厳しく追及した。
一方、国は訴えの時期に関する回答を拒否し、GSKとMSDは原告の主張には科学的根拠がないと全面否定。
製薬会社側は、症状は既存の精神的・身体的疾患で説明可能だと主張し、接種前からの既往歴を詳細に紹介。
また、HANSという疾患名は医療界では認められておらず、回復の機会を奪う危険もあると指摘した。
原告の訴えと企業側の主張が真っ向から対立し、法廷には重く複雑な空気が流れていた。
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以下、本文。
自分は多数の子宮頸がんの患者さんに関して、告知や治療やお看取りを行ってきた産婦人科専門医(医学博士)です。
日本のマスコミが決して報じないこの裁判の実態を、以前からツイートしています。
今回は自分が傍聴した初めての記録です。
無責任なマスコミ報道からは裁判の実態が全く不明なため、自分で実際に傍聴をして、その実態を公開しようと考えました。

残念ながらこの法廷以降は当面の間、新型コロナ流行のために傍聴自体が不可能な期間が続きました。
そのため、2回目以降の傍聴は2024年以降となります。
これまでのHPVワクチン薬害訴訟傍聴記録も、noteで順次上げていますので参考にしてください。

世界で唯一、非科学的で激烈な反HPVワクチン報道を行ってきた日本のマス
マスコミが大々的に取り上げた"HPVワクチン後遺症"は、法廷でも複数の医師
(近畿大学医学部微生物学講座角田郁夫教授、東北大学病院総合診療部もと教授本郷道夫先生、行岡医療大学三木健司特別教授、北里大学大村智記念研究所中山哲夫特任教授、大阪大学病院核医学診療科もと教授畑澤順先生など)から誤診の疑いやワクチン接種と無関係だと指摘されています。
その誤診や捏造を行っていた中心的な大学病院は、信州大学病院と鹿児島大学病院です。
本文は長いので、最後のまとめだけでも読む価値はあります。
noteに記事を寄稿しているので、そちらも参考にして下さい。
特に反響の大きい、次の2つの記事をお勧めします。

https://note.com/tanuk_ichi/n/nd5641b043d8c

ジャーナリストの鈴木エイト氏も裁判を傍聴し、長年に渡ってこの問題を記録・公開しています。
氏のこれまでの傍聴記録も参考にして下さい。


2019年12月3日 大阪地裁でのHPVワクチン薬害訴訟
裁判傍聴には抽選が必要で、概ね倍率は1.1倍から1.2倍程度(抽選での一般傍聴席は約54席、事前に確保されている裁判関係者傍聴席も約54席)
なお前回裁判所に来た際には、自分の直前で傍聴券が品切れになったために傍聴に失敗しています。
以下に2時間強に渡る裁判の傍聴記録ですが、長文です。
なお法廷内は録音などは不可能なので、自分のメモと記憶から書き起こしています。
そのため、一字一句が正しいわけではない点はご了承ください。


(100席ほどの傍聴席、埋まっているのは7割程度。原告支援者と見られる中年から壮年の女性が多い)
・原告女性の意見陳述
中学1年春にHPVワクチンを接種後、1週間程度痛みが続き上肢の運動が困難になりました。3か月後から発熱。倦怠感が強く病院を受診するも異常は指摘されず。全身の痛みや腹痛。発熱と体調不良を繰り返し、学校も休みがちになりました。
”あいつはサボっている”との噂が立ち、学校に行けなくなりました。小学生の時から得意だった算数では、その頃から数学の公式を覚えられなくなってしまいました。
この頃、テレビで子宮頸がんワクチンによる薬害のニュースを観て自分の症状もワクチンによる薬害だと感じました。
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会からの情報提供により、治療してくれる医師の存在を知り、紹介状を書いてもらい受診しました。
その医師は
”ワクチン以外の原因も考えられるから、それを含めてちゃんと診察する”
と言ってくれました。
“別の原因があるならそのほうが嬉しい”と思いました。
しかし、診察と検査の結果からはその医師から
”脳の一部の血流が低下しているから子宮頸がんワクチンによる症状だ”
と診断されました。

【補足】この診断自体が誤診であり、鹿児島大学病院放射線科の読影レポートや、大阪大学病院核医学診療科もと教授の畑澤順先生の読影では、原告女性たちの脳には1例も異常が認められないと後の法廷で指摘されています(鹿児島大学病院脳神経内科によるHPVワクチン後遺症捏造問題)
その事実が暴かれたのは、今回の法廷から約5年後です。

https://note.com/tanuk_ichi/n/ndde190e94318


その時点では治療法はなく、中学2年になってからは生理痛が強くなり、発熱で学校にあまり行けず、嗅覚や味覚にも異常発現。本の内容が覚えられなくなりました。
中学校の出席日数が足りず、卒業後は通信制の高校に進みました。
現在は、大好きだった本に関わることのできる司書になりたいと思っていますが、記憶障害のため勉強が難しいです。
この症状を引き起こした国と製薬会社には責任を取って欲しい。

【補足】その捏造診断を作り上げた、鹿児島大学病院や信州大学病院が責任を取るべきだと思います。


(傍聴席から小さな声で「よく言った」という声援とまばらな拍手。なお、この原告女性がどのような治療を受けたかは言及されなかった)

・原告弁語団の意見陳述
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の市議会議員(池田としえ・日野市議会議員)がこのような症状を呈した22例の患者を国に報告していたのに、その症状を添付文書に記載せずに、製薬会社が医師にワクチン接種を促していたのは違法である。
患者たちの症状は未知の自己免疫性疾患の可能性が高い。
かつては心因性・精神疾患と思われていたものの、現在は自己免疫疾患と判明している疾患はいくつもある。
代表的な疾患は橋本脳症、抗NMDA抗体脳炎(映画エクソシストのエピソードも交えて)、NINJAといった自己免疫疾患。
この子宮頸がんワクチンによる自己免疫疾患の特徴は、知覚異常・運動異常・高次機能障害など。
特に、目の奥をえぐられるような、もしくはハンマーで殴られたような頭痛、スパズム性狭心症の様な胸痛、乳汁分泌の3つは特徴的。
また、これらは検査をしても異常が指摘できない新たな疾患としてHANS(HPVワクチン接種関連神経免疫異常症候群)が提唱されている。
【補足】2025年5月現在、そんな疾患は日本にも世界にも存在しません。査読論文もありません。
提唱しているのは、日本の数名の反ワクチン医師だけです。

HANS(HPVワクチン接種関連神経免疫異常症候群)では自己抗体の検出、脳SPECTでの血流低下、月経異常を含む内分泌異常がみられる。
患者に共通する症状経過は、まず全身の痛みが生じ、その後に高次機能障害を呈する。
これらを呈する患者に対して多くの医師は認知行動療法を勧めるが、心因性ではないと考えた患者たちがそれらの治療を拒否し、ステロイドパルスなどの治療を施行する医師を探して受診し、その治療で実際に症状が改善している患者もいる。
【補足】そんな治療を行っているのは、鹿児島大学病院などごく一部の医療機関のみです。現在に至るまで査読論文は発表されておらず、倫理的に問題のある人体実験です。

これはこの疾患が自己免疫性疾患である裏付けとなる。
世界中で多くの研究者がHPVワクチンの問題を指摘しており、症状出現は分子相同性による交差反応で説明がつく。
【補足】そんな研究者は薬害弁護団の脳内にしか存在せず、その理屈が誤っていることが後の法廷で暴かれています。https://note.com/tanuk_ichi/n/nd5641b043d8c

実際にマウスの実験でも実証されている。重要な研究として、HPVの蛋白質を研究したChandlerらの論文、名古屋で行われた大規模調査を解析した八重らの論文、厚労省調査班の祖父江らによる報告がある。これらの論文でHPVワクチンの危険性は疫学的にも示されている。
従って、患者の症状はHPVワクチンによる被害であると考えられる。
【補足】その解釈が疫学的に誤っていることが、後の法廷で暴かれています。https://note.com/tanuk_ichi/n/n06f59cd811df

(弁護団代理人2名/大阪弁護団の佐久間ひろみ弁護士と脇山美春弁護士によるパワーポイントを使った意見陳述は口調の抑揚が強く、熱がこもった演説調で説得力がある印象。医師から見れば突っ込みどころは多数あるが、原告弁護士は雄弁で聴衆を引き付ける話し方であり、医学や疫学の素養が無ければこの弁護士らの主張を鵜呑みにしても何らおかしくない印象を受けた)

・国及び
製薬会社2社の意見陳述
前回の裁判での原告からの訴えに対する、国・GSK・MSDによる反証

・国の代理人
原告らは、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会が国に被害を訴えた時期を明確にしろ、と要求するがそれに応じる必要性はない。
それ以上は何も言うことはない。

・GSK代理人
原告や薬害の被害者連絡会の主張する症状は世界的に見ても根拠がない。
原告らは子宮頸がんの危険性を過小評価し、HPVワクチンの危険性を過大評価している。
原告らは米国・英国でも副反応による被害が多いと訴えているが、そもそも副反応と有害事象を都合よく混同して使用している。
米国でも英国でもHPVワクチンは推奨されており、国の公的機関でも危険性はないと判断している。また、子宮頸がんは日本では年間1万人の新規患者、3000人の死者が生じる疾患であり、高度異形成や上皮内癌も含めれば3万人以上もの新規発症がある。
日本産科婦人科学会も主張するように、ワクチンは一次予防として必須であり、検診は二次予防である。
現場で真摯に子宮頸がん患者の治療に関わる産婦人科医たちの意見と比較すると、原告らの主張は根拠に乏しい。
原告らの”検診だけで子宮頸がんを防げるので危険な子宮頸がんワクチンは不要”という主張は、世界のどの学術団体を見ても存在しない。
肺炎球菌ワクチンでも副反応の報告はあるが、それをもって肺炎球菌ワクチンが危険であるという根拠にはならない。イレッサ薬害訴訟においても添付文書の内容に関して最高裁まで争われたが、HPVワクチンにおける根拠の乏しい症状を添付文書に記載する必要はない。

・MSD代理人
(パワーポイントでのプレゼン)
原告らの主張するHANS(HPVワクチン接種関連神経免疫異常症候群)は疫学的な根拠が無い。
ごく一部の医師が主張しているだけで根拠は乏しく、医学界では相手にされていない。原告らの主張する症状は既存の医学的知見で説明が可能。
まず月経異常。思春期に接種したワクチンで月経異常が生じるわけではなく、思春期は月経異常が生じやすいに過ぎない。
次に不随意運動や全身の痛み。原告らの主張する不随意運動などを含めた多様な症状は、HPVワクチン導入前から医師の間でも知られていた。精神的な問題などがトリガーになることが知られている(ドッジボールを機に発症した症例、同世代の若者が自殺したニュースを機に発症した症例の紹介)
これは詐病ではなく、実際に身体への影響があることも知られている。両手足に力が入らなくて屈曲ができない症例では、睡眠時も手足を進展したままであったが、認知行動療法によって改善した。
原告らの通院記録などを得たので紹介する。
原告Aはもともと線維筋痛症及びうつ病、原告Bはもともと~(各々の原告の過去の通院記録が紹介され、ワクチン接種以前からの病名やエピソードが紹介される。適応障害、発達障害、解離性障害、統合失調症、自傷、片頭痛、てんかん、両親の離婚、学校での同級生・教師からのいじめ、家族の不仲、友人とのトラブルなど)
従って被害者たちの症状はHPVワクチンが由来とは考え難い。
ステロイドパルスで症状が改善したとしても、その治療によって改善したという根拠がない。
HANS(HPVワクチン接種関連神経免疫異常症候群)という病名は心因性や身体表現性障害といった診断を受け入れられない患者と家族に満足感を与えたが、症状から回復する機会を奪った。繰り返すが、HANSは医学界で相手にもされていない疾患概念である。

閉廷

【傍聴を終えての雑感】
医学の世界ではいかなる疾患に対する意見であっても、賛成派・反対派の論文が存在する。従って"○○という論文がある、だからこの意見は正しい"という考え方をしない。
まぁそもそも"HPVワクチン後遺症"に関しては、提唱する医師たちからの査読論文の発表すらないが…
賛成・反対の複数の論文を俯瞰して精査した上で、それらを統合してメタアナリシスやシステマティックレビューといった高次のエビデンスが確立し、最終的にガイドラインといった形になる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/メタアナリシス
この右側の図が、視覚的に理解しやすい。

一言でいえば
"エビデンスレベルの低い未査読のクソ論文を数本持ってきただけで、これまでのHPVワクチンの効果・安全性をひっくり返せると考える薬害弁護団がどうかしている"
現にHANS(HPVワクチン関連神経免疫異常症候群)を支持する医師は日本国内の数名の医師以外には存在せず、日本看護科学学会誌に投稿された八重ゆかり(聖路加国際大学)の論文は、複数の識者から不適切な論文と判断されている。https://note.com/tanuk_ichi/n/n06f59cd811df
既にヒトにおいて疫学的に安全性が示されているHPVワクチンに対して、マウス実験というエビデンスの欠片も無いような論文で対抗するのは科学者から見れば常軌を逸している。

そして、今回の法廷から約5年も経過してから、法廷では鹿児島大学病院による"HPVワクチン後遺症の捏造"が判明している。
https://note.com/tanuk_ichi/n/ndde190e94318

ここで日本で"HPVワクチン後遺症"がクリエイトされた問題に関して、8回の裁判傍聴の経験から経過を簡単にまとめます。
絶対に日本のマスコミは事実を報じませんが、これが実態です。


鹿児島大学病院や信州大学病院などにおいて、"HPVワクチン後遺症"の誤診や捏造診断(実際には精神疾患や心因性疾患だと、法廷で複数の専門家が指摘)

全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会(事務局長:日野市池田としえ議員)とマスコミがタッグを組み、存在もしない"HPVワクチン後遺症"の存在を嬉々として執拗にアピール
【補足】
なお、池田としえ議員はコロナ禍での反ワクチン活動を理由に自民党を除名処分
処分を不服として自民党を提訴するも、当然ながら敗訴
https://voice.charity/events/232?fbclid=IwAR0rlEGo4_N_rb5h2NvBAO0m9fqXthOB1tNU7ZgiBA_U4OtKNGya7oTlVzs

マスコミ報道により、池田としえ議員を介して上記の大学病院に患者が送り込まれる

"HPVワクチン後遺症患者"が量産される

厚労省と信州大学が、信州大学神経内科池田修一教授を、HPVワクチンに関するマスコミ向けの不適切な研究発表に対して厳重注意処分
池田修一は開業医へ転向
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/tp161124.html



鹿児島大学病院はその後も、脳に異常がない患者に対して
"検査で脳に異常が見られた"
と、患者や家族に説明した上で、被ばくを伴う検査と免疫吸着療法を繰り返し、HPVワクチン後遺症の捏造診断を継続


法廷でその悪質な捏造診断の実態が暴かれる(2025年4月14日福岡地裁)
https://note.com/tanuk_ichi/n/ndde190e94318

ワクチン後遺症を捏造する医師や弁護士や活動家たちに付きまとわれて人生の一部を奪われて、原告女性たちは本当に気の毒だと思います。
この一連の流れで、最も問題があるのはいずれでしょうか?
真に訴訟の矛先が向けられるべきは、鹿児島大学病院や信州大学病院ではないでしょうか?
皆さんも考えてみてください。
①誤診・捏造診断を量産した鹿児島大学病院や信州大学病院(未だにHPVワクチン後遺症に関する査読論文なし)
②患者を適切な医療から遠ざけ、その医療機関に大勢の女性を送り込んだ日野市池田としえ議員ら全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会
③大学病院の誤診や捏造診断を無批判に信じ込み、池田としえ議員とタッグを組んで非科学的な反HPVワクチン報道を執拗に繰り返したマスコミ

なおこの一連のnote記事は、自分が自腹で交通費・宿泊費などを負担して傍聴に費やし、長時間かけて書き起こしています。
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