MERCY/マーシー AI裁判

原題と邦題があまりにも違いすぎてひんしゅくを買うことが多々ある。
逆に原題で押し通して観客を混乱に陥れることもある。
最近は無難に後者の方が多い気がするが、それはそれで「なんのことやら」は多かった。最近では「コート・スティーリング」がそうだったのだが、意味は「盗塁失敗」だそうで、それだと野球の話 ? と思われても仕方がないが、そういう話でもなかった。
なかなか難しいものである。
観客を混乱に陥れたと思われる映画の最右翼は「ミッドサマー」ではないだろうか。
あのキービジュアルと北欧の夏至祭り。
それだけ見て劇場に足を運んだカップル、その後は順調だろうか ?
今回の「MERCY/マーシー AI裁判」、原題は「MERCY」。
久々にサブタイトルの邦題が良い仕事をしている。邦題やキービジュアルが「かっこ悪い」と批判されることは多いが、これはこれで成功しているのではないだろうか。
ストーリーは主人公 ( クリス・プラット ) が妻殺しの罪でAI法廷 MERCY に召喚されるところから。
前半は彼と裁判官 ( いま乗りに乗っているレベッカ・ファーガソン ) の裁判シーンが続いて、大丈夫かなぁ心配になるが、転がり始めると二転、三転と続き、クリプラだけにアクションも満載。
ちょっとM・ナイト・シャマランの「トラップ」に似た疾走感がある。
あとレベッカ・ファーガソンの起用の仕方が贅沢 & ぴったりはまっている。
めちゃくちゃ面白いのに ( 宣伝で ) 地味な印象はは拭えないかもしれない。
わたしもなかなか重い腰を上げられなくて、終演に差し掛かってから観た口で、再度、観たいのだが朝か夜の回に絞られてしまうのが残念なところ。
今後、配信もあるだろうけど、正直前半で離脱してしまう方も多いのではと心配になる。
( 「カメラを止めるな ! 」を前半で離脱した人、元気ですか ? )
映画館で観るときのメリットとして大画面、大音響の他に「とりあえず最後まで観る」と言う事も上げておいて良いかと思う。
ここのところ観た何本かの映画は立て続けに満足感が大きかったので、やはり当たり前だが観ないとわからないし、あとのことも考えて封切りと同時に行くのが吉だ。
ので、現在、次の作品に備えて原作を読んでいるところだ。
「MERCY/マーシー AI裁判」絶対面白いので観てね。
