あの日の熱量を、静かな記憶のなかで辿る|orange pekoe ラストライブ(ときめき025)
こんにちは。
たぬきちです。 きょうも、日常でひろった小さな光を。
過ぎ去った時間のなかで、ふとした瞬間に鮮やかに蘇る記憶があります。 それは、今の私を支える静かな「温度」となって、心に灯り続けています。
きょうは、少し前の、けれど一生忘れることのない旅の記録を。

orange pekoe(オレンジペコー) ラストライブ
ファンになってから、気づけば20年という月日が流れていました。 不思議と縁があって、人生の節目節目で、彼らの柔らかな旋律が私の背中をそっと押してくれていた気がします。
「いつかはライブに行ってみたい」 そう願いながらも、日常の忙しさに紛れて先延ばしにしていた。 そんな時、突然飛び込んできたのが、解散の報せでした。
あの日、私は迷わず横浜へと向かっていました。 「今行かなければ、きっと後悔する」という、心の底からの突き動かされるような想い。
会場に響き渡った、あの透明感のある歌声。 緻密に編み込まれた音の粒。 20年分の想い出が、一曲ごとに、一音ごとに、波のように押し寄せてきた感覚を今でも鮮明に覚えています。
思い切って、あの場所まで聞きに行って、本当によかった。
形としての活動は幕を閉じてしまったけれど。 私の心の中に刻まれた彼らの音楽は、今も、そしてこれからも、決して色褪せることはありません。
ふと、お気に入りのプレイリストを再生する。 すると、あの横浜の夜風と、会場を満たしていた温かな拍手が、 今の私の日常に、そっと寄り添ってくれるような気がするのです。
大切な記憶は、失われるのではなく、 時を経て、自分の一部として静かに溶け込んでいく。
明日もまた、この街を凛として歩くために。 今も響き続ける20年の調べに、心からの感謝を。
きょうの、小さなときめき。
たぬきち
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