共通テスト前後の1月〜3月、親が絶対にやっておくべきこと【下宿探しは1月に】
親がサポートする意味
受験で合格を勝ち取るのは、間違いなく本人だ。でも、親にできることが全くないわけでもない。それは、子どもが受験に集中できるように、見えないところで不安の種を摘み取ってあげることなのかもしれない。私たちが実際にやった大学受験に関するサポートのことを書きます。誰かの参考になれば幸いです。
最重要事項 体調管理
共通テスト(以下共テ)の2週間前、私がコロナにかかった。今思い出しても、あのときの絶望感は忘れられない。まるで自分が家族の敵になってしまったような気持ちだった。子どもにうつしてしまったら、共テは別日受験になる。それがどれほど困難なことか、調べれば調べるほど恐ろしくなった。その日から完全隔離生活が始まった。同じ家にいるのに、自分だけ別世界にいるみたい。幸い子どもにはうつらなかったけれど、あの数週間、私は毎日自分を責め続けていた。体調管理なんて当たり前のことだと思っていた。でも、どんなに気をつけていても、完璧なんてない。だからこそ、受験生本人も家族も、神経質になりすぎるくらいでちょうどいいのかもしれない。
「ホテル予約」という名の戦争
遠方受験するなら、ホテルを取らなければならない。いつ予約すればいいか?答えは「今すぐ」だ。具体的には早い人でお盆明けから動く人が多いらしい。「まだ出願校も決まってないのに?」と思うかもしれないけれど、共テの結果を待っていたら完全に出遅れる。国公立の2次試験は全国一律で2月25日、26日。つまり、その日は全国の遠方から来る受験生が一斉にホテルを必要とするということだ。
数年前、ある地方都市でこんなことがあった。国公立2次試験の日に、プロ野球のキャンプとアーティストのライブが重なったのだ。結果、市内のホテルは完全に満室。空いているのは1泊数十万円のスイートルームだけという、笑えない状況になったそう。その方は結局、隣県のホテルを予約したらしい。だから、複数の候補校があるなら複数予約して、共テ後に不要な分をキャンセルする。これが現実的な対処法だと思う。
複雑怪奇な出願手続き
最近の出願はネットが主流になった。便利になったはずなのに、なぜか複雑さは増している。大学ごとにシステムが違うから、まるで毎回違うゲームをやっているような気分になる。基本的な流れはこうだ
1. 受験者情報の登録
2. クレジットカード決済
3. 必要書類のダウンロード・印刷
4. 書類郵送
5. 受験票のダウンロード・印刷
登録時にはデジタル証明写真のアップロードも必要で、プラス、ある私立医学部では志望動機や中高での頑張りを300文字程度で書かされることをこのタイミングで知り、子どもが文章をまとめるまで入力が中断したことも。よその家庭では1校の出願を理解して進めるのに3時間かかったという話を聞いた。事前準備がどれだけ大切か、痛感した。なによりこの手続きを間違えたら、受験すらできなくなる。そんなリスクを考えると、子どもに全部任せるのは怖すぎる。最低限、親が横にいて確認する。それだけでも安心感は全然違う。
入学手続きという最後の難関
これも絶対に失敗できない作業だった。うちの場合、正規合格は国公立が最初で、その後に私立医学部の補欠繰り上がりがあった。結果的に入学手続きをしたのは国公立だけだったけれど、もし複数合格していたら、どこの入学金を納めるかという選択に悩まされていただろう。最後の最後まで、緊張の連続だった。
下宿先探しの現実
遠方の大学に進学が決まれば、住む場所を探さなければならない。合格発表後でいい?そう思うのは甘すぎる。正解は「合格前予約」だ。国公立であれば1月の出願決定後に物件を探して、内見して仮押さえ、合格なら本契約、不合格なら見送り。これが基本的な流れらしい。都市部の人気エリアでは、それすら難しく早い者勝ちになってしまう。
最後に
1月から3月にかけて、受験生が人生で最も緊張する時期を過ごしている間、その影で親もまた見えない戦いを続けている。でも、これは悪いことじゃない。家族が一つの目標に向かって、それぞれの役割を果たす。そういう時間は、後になって振り返ると、案外悪くない思い出になるものです。
すべての受験生とその家族にとって、この時期が意味のある時間になりますように。
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最後までお読みいただきありがとうございます。