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❺国公立大学医学部生のリアル【ホテルで部活報告会、会費1万円】

子どもが医学部に入学して、初めて知ることがある。
それは、想像を超える医学部生活のリアルだ。
子どもから聞いた話を過去2回書いたが、今回第5弾。
なかなかネタが尽きることは無さそうだ。


ホテルで行う部活の活動報告会

医学部の部活動にも顧問が一応いるらしい。
もちろん練習の指導もしないし、見にも来ない、名ばかりの顧問だ。
しかし、ここでいう「顧問」とは「教授」のことだ。

「医局の教授」
とても強そうである。

これは子どもの学校だけなのかは判らないが、1年に1回、その顧問の教授を招いて「部活報告会」なるものがあるらしい。水泳部が1年間何をやっていたのか、大会での成績はどうなのか、程度の報告。しかもその成績が上位だと予算が沢山下りるとか、そういうのは一切ないらしい。

そんな程度の報告なら教授も忙しいだろうし、資料作ってPDFにしてメールしておけばいいじゃん、と私は子どもに言ったのだがそうでは無いらしい。じゃあどうするのか。

まず会場となるホテルを予約w

報告会には1年~3年までは全員参加が必須、かつ、上級生やOBも参加するらしいので出欠確認。その後、参加人数と必要な円卓の数を算出して席次を決定。当日はプロジェクターを使って教授に発表。

そして会費は1万円。強制参加でこの会費である。

これは当然、医学科だけでなく看護も薬も放射も、1年も3年も一律だ。
ちなみにOBは1.5万らしい。え?たかが部活の1年間の活動報告でそこまでお膳立てする必要ある??しかも会費1万円って高すぎない?
そもそも教授は払うの?まさか払わないとか??

新歓コンパの個別勧誘で高級回転寿司

当たり前だが、4月になれば今年合格した新入生が入学してくる。迎える在校生たちは2月終わりくらいになると、新歓コンパの準備に取り掛かるらしい。

早くね?
ねぇ、ヒマなの?

メインとなって仕切るのは現1年生の役目。水泳部はどうやら我が子がそのリーダー役を仰せつかったようだが、色々準備が大変らしい。

飲酒は絶対ご法度のルールで動いているが、BBQ企画、大人数で入れる居酒屋の予約、出前が取れる店の抑え、新入生が喜ぶ企画などなど。新入生にしてみれば「タダ飯が食べられる場」として重宝すると思うのだが、最終的にどの部活に入るのか迷っている子に繰り出す「個別勧誘」というのがあるらしい。そういう子には「高級回転寿司」へ連れて行くそうだ。スシローやはま寿司ではない。1皿800円、1,000円近くする回転寿司だ。

何故そこまでして勧誘したいのかは意味不明だが、新入生は「迷っているフリ」や「思わせぶりな態度」を取ると、入学早々、高級回転寿司にありつけるかもしれないので覚えておくといいかも。

留年確定で半年ヒマだから海外留学

部活の先輩に、残念ながら留年確定した人がいるらしい。
前期は良かったのだが、後期で数単位を落として留年が確定したそう。
子どもが通っている学校は次年度に落とした単位を取り直せば進級できる為、その子は後期で単位を取ればいい。つまり前期はヒマなのだ。そしてヒマだからという理由で海外留学へ行くらしい。

一瞬、立派な志にも感じられるのだが、何かがおかしい。ちょっと考えてみよう。

そもそも留年している時点で、授業料が1年分余計に発生しているのに、その上で、半年間海外留学ってその費用は誰が出すのか。

親だろな。親に違いない。

きっとその子の親も実家が激太なんだろうか。
お年玉が50万と言う子がザラにいる環境なので、それくらは余裕なのかもしれないがちょっと理解に苦しむ。

最後に

これが、医学部生活のリアルだ。
ホテルで部活報告会、会費1万円。
高級回転寿司での個別勧誘。
留年確定で海外留学。

正直、普通のサラリーマン家庭の私には理解できない世界だ。
でも、これが子どもが今、生きている世界。しかも国公立でこれだ。
親としてできることは、せめて仕送りを滞らせないことくらいだろうか。
医学部、恐るべしである。


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太楼@偏差値45から医学部・難関大へ導く伴走 最後までお読みいただきありがとうございます。