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小説『ウセツの大冒険 第3話 創作大賞2024編』

◎あらすじ

激動の時代・令和を生きる小説家、ウセツ。彼が好奇心を抱いたモノ・コトのほうへ、自由気ままに走り回る姿を描く『ウセツの大冒険』シリーズ。

第3話の遊び場はnoteで開催されている創作大賞。いよいよ応募期限が迫る中、応募要項と格闘しながら執筆を続けて、なにやら楽しそうだ。


◎登場人物

怠惰な小説家 ウセツ
ウセツの親友 サセツ
二人の相談役 タルチキ定食

Chapter1 初めての投稿に いいねが、ついた

Side:ウセツ

ウセツはタルチキ定食として生きることを決め、小説の投稿ボタンを押したのだった。

小説『ウセツの大冒険 第1話 クラウドソーシングサービス編』https://note.com/taru_chik/n/ncc495353ddaf

とかっこつけた文章をnoteに投稿した数時間後。

うお~~~!
いいねが、いいねが付いとる~~!

ウセツはニヤニヤが止まらなかった。
いいねが付くたびにnoteから届く「あなたの作品が読者に届いています!」の通知も、じゅうぶんすぎるご褒美だった。

……うわ~、え、ほんとに見えてるんだァ(謎感情)

なにかの拍子に見つけてくれて、読んでくれた人がいる。
それが作者にとって、どれほど救われる気持ちになるか。

クリエイティブとはこんなにもおそろしく、そして美しいものだったのだ。

今日は七夕。
ウセツはひっそりと月に向かって祈った。

──どうか、


……どうか、なんだろうか。一体、なにを祈るんだろう。結局その先が浮かばずに、一度空を眺めようとパソコンを閉じるウセツ。
小説のつもりで書き始めた文章は、ところどころに己を投影しているせいか、推敲も校正も恥ずかしい。まるで日記のような気がしてきて、読み返すだけで顔から火が出そうになるのだ。

それでも恥ずかしさを一切顔に出さず、スンとした表情のままタバコ片手にベランダの扉を開け、シュボッと火をつける。

そう、ウセツは今、先進気鋭の小説家として密着取材を受けているのだ。

「ええ、小説執筆中のルーティンは『ひと区切りついたらベランダで一服』ですかね。どこが区切りか? みえるんですよ、区切りが。ここらへんで一時停止、みたいなものがね。
大切なのは栄養、休養、そして執筆。根を詰めすぎても、いい作品は生まれないですから」。
そして現在執筆中の作品の登場人物同様、月に向かってぽつりと祈るように……

祈……、ぽつりと……。
おかしい。肝心の月が見当たらない。

あ、あれ? 月は?
ドキュメンタリー番組で使えそうな月。

今からかっこつけてキラーフレーズを放つ、めっちゃいいシーンなのに。
七夕の夜に祈っちゃうのに。
本編でも予告編でも使われちゃうシーンなのに。

ウセツ「ねえサゴホッゴホッ サセツ~⁉」
ロマンチックに締めようと思ったら、新月だったんだけど~!!!!!」
サセツ「うわっ!タバコのにおい!!」
ウセツ「だゴホッ だって」
サセツ「言ってるよね、ぼくタバコ嫌いって」
ウセツ「ごめゴホッ」
サセツ「むせてるし声裏返ってるし」
ウセツ「だって、小説家の先生って愛煙家の印ン象あるじゃん!」
サセツ「すぐそうやって形から入るんだから……(呆)」
ウセツ「なんかさ、かっこいいじゃん? ところで……タバコ……あと19本あるけど、いる?」
サセツ「いらないよ!!!」

夜はまだまだ、長いようである。

Chapter2 とんでもない大発見

Side:サセツ

ウセツが月を見上げている間、サセツは自分の部屋で音楽を聴きながら、ウセツの新作を読んでいた。彼はウセツの作品が好きで、常に新しい投稿を心待ちにしている。ウセツの文章には何か特別な魅力があった。彼のユーモアと感情が感じられる、それがサセツにとってとても心地よいのだ。

「うわ、やっぱり面白いなぁ」とサセツはつぶやいた。彼はすぐにコメントを書き込み、いいねを押した。ウセツの喜ぶ顔が目に浮かぶ。そんな時、彼のスマホが鳴った。ウセツからのメッセージだ。

「サセツ、ちょっと来てくれないか? とんでもないことを発見したんだ!」

サセツはすぐに部屋を出て、ウセツの元へ向かった。ベランダにいるウセツは、何やら興奮気味だった。「見てくれ、サセツ!」と指さす方向には、星空が広がっていた。サセツは一瞬、何も見えないと思ったが、次の瞬間、彼は目を見張った。

「ウセツ、あれは……」

「そう、新月だと思ってたら、実は月食だったんだよ! こんな偶然、めったにないぞ!」

サセツは感動した。ウセツの発見は、彼の創作活動に新たなインスピレーションを与えること間違いない。「よし、ウセツ。この出来事を次の話に使おう!」

ウセツは嬉しそうに頷いた。二人はその夜、星空の下で新しいストーリーのアイデアを膨らませていった。

Chapter3 奇跡の予感

Side:タルチキ定食

ウセツとサセツがベランダで月食に感動している頃、タルチキ定食はキッチンで新しいレシピに取り組んでいた。タルチキ定食は料理が得意で、二人の友人に美味しい料理を振る舞うのが大好きだった。今夜も特別な料理で二人を驚かせたいと思っていた。

「今日は特別な夜だから、何か特別な料理を作ろう」と彼は思った。そして、新しいレシピのための材料を慎重に選び始めた。彼は、ウセツとサセツがベランダで何かを話しているのを聞きながら、料理に集中していた。

「よし、これでいい」とタルチキ定食は満足げに料理を仕上げた。彼は料理をテーブルに並べ、ウセツとサセツを呼んだ。「さあ、二人とも、今日は特別な夜だから、特別な料理を楽しんでくれ!」

ウセツとサセツは料理を見て、驚いた。「すごい、タルチキ定食! こんなに豪華な料理、見たことないよ」とウセツは感動した。サセツも「本当にありがとう、タルチキ定食。君の料理はいつも最高だよ」と感謝の言葉を述べた。

三人はその夜、特別な料理と共に、特別な出来事を共有した。星空の下で、新たな冒険が始まる予感がした。ウセツの大冒険はまだまだ続く。新たなインスピレーションとともに、彼らの物語はさらに広がっていくだろう。

※この作品は一部、Canva マジック作文を使用しています



くっそ・・・マジック作文……。
まさか月食を出してくるとは……。負けた──

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