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キャンプで使える割れないワイングラスおすすめ5選|素材別に徹底比較

キャンプでワインを楽しもうとして、移動中にグラスを割ってしまった経験はありませんか。わたし自身、ワインエキスパートの資格を取得してからというもの、キャンプ場でも"ちゃんとしたグラス"で飲みたい欲が止まらず、何度かガラスグラスを持ち出しては悲劇を繰り返しました。

結論から言うと、アウトドアには素材そのものが割れないグラスを選ぶのが正解です。現在はトライタン、AS樹脂、ステンレス、チタンなど素材の選択肢が豊富で、ガラスと見間違えるほどの透明感を持つ製品もあります。この記事では、JSA Sake Diploma・ワインエキスパートとしてテイスティングの観点も交えながら、キャンプにおすすめの割れないワイングラスを素材別に5つ厳選して紹介します。

キャンプ用ワイングラスを選ぶ3つの基準

グラスを選ぶときに押さえたいポイントは香り・温度・携帯性の3つです。

ワインの香りは、グラスのボウル形状で大きく変わります。テイスティングの現場ではチューリップ型のグラスを使いますが、これはボウル内で香りを対流させ、すぼまった飲み口で鼻に集めるためです。キャンプ用でもこの形状に近いものを選ぶと、屋外でも香りをしっかり拾えます。

温度に関しては、金属素材(ステンレス・チタン)は保冷力が高い反面、ワインの色が見えません。樹脂素材は透明でワインの色合いを楽しめますが、保冷力は低めです。白ワインやスパークリングを冷やして飲みたいならステンレスやチタン、赤ワインの色を楽しみたいなら樹脂系と使い分けるのがおすすめです。

携帯性では、スタッキングできるもの、脚が取り外せるもの、軽量で潰れにくいものを選ぶと荷物がコンパクトにまとまります。

キャンプにおすすめの割れないワイングラス5選

KINTO ALFRESCO ワイングラス 250ml(AS樹脂)

キャンプ用割れないグラスの定番として、まず名前が挙がるのがKINTOのALFRESCOシリーズです。AS樹脂製で、ガラスのような透明感がありながら落としても割れません。容量250mlはワイン1杯分にちょうどよく、スタッキングできるので複数持ちも苦になりません。カラーはクリアとスモークの2色展開で、食洗機にも対応しています。

ワインエキスパートの視点で言えば、ボウルがやや浅めなので赤ワインの複雑な香りを拾うには物足りなさがありますが、白ワインやロゼとの相性は良好です。1個770円という価格も魅力で、人数分揃えてもお財布に優しい1脚です。

Plakira ゆらぎワイングラス 180ml(トライタン/日本製)

「1,000回落としても割れない」というキャッチコピーで知られるPlakiraのゆらぎシリーズ。BPAフリーのトライタン樹脂を使用し、耐熱100度・耐冷マイナス20度という幅広い温度域に対応します。日本製ならではの品質管理も安心材料です。

注目すべきは、チューリップ型のボウル形状です。テイスティンググラスに近いフォルムなので、ボウル内で香りがしっかり立ち上がります。Sake Diplomaの勉強で使用するテイスティンググラスと比較しても、日本酒や白ワインの吟醸香・フルーティな香りは十分に感じ取れました。容量180mlは日本酒の1合弱に相当し、キャンプで日本酒を楽しむ方にもぴったりです。

WINEX トライタン ユニバーサルワイン GC706TR(トライタン)

ワインアクセサリー専門ブランドWINEXが手がけるトライタン製グラスです。容量480mlとたっぷりサイズで、赤ワインを大きく回しても安心。ボウルの3カ所に白いマークが入っており、適量の目安(60ml・90ml・150ml)がわかる仕組みも実用的です。

JALの機内でも採用されたことがあるステムレス(脚なし)タイプで、倒れにくいのがキャンプでは大きなメリットです。テーブルが不安定なキャンプサイトでは、脚付きグラスより断然安心感があります。ワインだけでなく、ハイボールやカクテルにも使えるユニバーサルなサイズ感です。

LOGOS ステンレスワイングラス 81285112(ステンレス)

アウトドアブランドLOGOSのステンレス製ワイングラスは、脚部分を取り外してコンパクトに収納できるのが最大の特長です。容量260ml、重量約120gとしっかりした作りで、ステンレスの二重構造による保冷性が冷えた白ワインやスパークリングとの相性に優れています。

ワインの色が見えないというデメリットはありますが、金属ならではのひんやりとした手触りと、グラスを倒しても壊れない安心感はキャンプでこそ生きます。見た目のかっこよさも相まって、ソロキャンプの雰囲気を格上げしてくれる1脚です。

スノーピーク お猪口 Titanium TW-020(チタン)

番外編として、キャンプで日本酒を楽しむならぜひ手に入れてほしいのがスノーピークのチタン製お猪口です。ダブルウォール構造で、冷酒を注いでも手の温度が伝わりにくく、飲み頃をキープできます。容量55mlは日本酒の一口分にちょうどよいサイズです。

Sake Diplomaとして強調したいのは、チタンは金属臭がほとんどないため、日本酒の繊細な香りを邪魔しないという点です。ステンレス製のカップと飲み比べると、香りの立ち方にはっきりとした差があります。お猪口だけでなく、同シリーズの「酒筒 Titanium TW-540」(容量540ml / 約20,790円)と合わせると、キャンプサイトでの日本酒体験が一気に本格化します。

100円ショップのワイングラスはキャンプに使える?

ダイソーやセリアで売られている樹脂製ワイングラスは、1個110円で手に入るため人気があります。ただし実際に使ってみると、ボウルが厚く飲み口の繊細さに欠ける点、容量が小さめな点、そして繰り返しの使用で白濁しやすい点が気になります。

「とりあえず試したい」という用途なら十分ですが、ワインの香りや味わいをしっかり楽しみたいのであれば、KINTOやPlakiraなど770円〜1,500円クラスの製品を選ぶ方が結果的に満足度は高いです。100均グラスは"入門"と割り切り、気に入ったらステップアップするのが賢い選択だと思います。

まとめ|キャンプのワイングラスは"素材選び"がすべて

キャンプ用の割れないワイングラスは、使うシーンと飲みたいお酒から素材を選ぶのが最短ルートです。

透明感を重視し、ワインの色を楽しみたいならトライタンかAS樹脂(KINTO・Plakira・WINEX)。冷えた白ワインやスパークリングの温度を長くキープしたいならステンレスかチタン(LOGOS・スノーピーク)。この使い分けさえ覚えておけば、キャンプサイトでのワインタイムが格段に充実します。

次の記事では、キャンプに持っていくワインの選び方とおすすめ銘柄を紹介しています。グラスと一緒にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人:Tasterr
J.S.A. SAKE DIPLOMA / Wine Expert。全国でお酒のイベントを開催し、これまで7,000人以上にお酒を注いできました。旅を通して、その土地ならではのお酒との出会いやペアリングを楽しんでいます。プロフィール [EN]
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