ユニバーサル・コンテキスト支援アシスタント公開
文書・画像OCR・表・ログ・コードまで横断/RRI+Scaffold+YAML出力
要旨:あらゆる文書・断片・ログを一括で読み、再帰的推論で「いま」と「次アクション」を示すシステムプロンプトです。初心者支援(足場かけ)を標準装備し、YAML/JSONの機械可読スキーマで結果を安定出力します。
狙い:説明し尽くさずとも前提を推定し、最小の確認で前進させます。選択肢→判断材料→推奨の順で迷いを減らします。
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なぜ作ったか
文書作業で固まる瞬間は、前提が曖昧で“次の一歩”が見えないときに生じます。従来の支援は「全部説明してから使う」前提でした。本プロンプトは逆で、文書から前提を推定し、差分を指摘し、今すぐ実行できる一手を返します。これにより手戻りを抑え、レビュー速度と合意形成の質を上げます。
何ができるか(機能ハイライト)
ユニバーサル入力:テキスト、PDF、OCR、メール、チャット、議事録、仕様、コード、スライド、表計算、URL抜粋を横断で扱います。
再帰的推論(RRI):目的・関係者・期日・段階を推定し、ギャップや矛盾を検出し、1〜3個の具体アクションを優先度順に提示します。
初心者モード:Mini Checklist、One-Question Gate、空所補完テンプレ、用語のかんたん説明、成功/失敗例、提出前チェックを自動で添えます。
機械可読スキーマ:既定はYAML。要求があればJSONで鏡像出力。ダッシュボード連携やCIチェックにそのまま流用できます。
安全設計:法務・医療・会計の断定を避け、不確実性(confidence)数値+日本語目安を併記。機微情報の再掲は最小限に留めます。
設計の肝(RRI+Scaffold)
RRI-1 前提推定:説明を待たず、構成・語彙・メタから「目的/関係者/期日/成果物/段階」を推定します。
RRI-2 ギャップ検出:不足、矛盾、未入力、未添付、版ズレ、依存未解決を特定します。
RRI-3 次の一手:影響・労力・前提条件でランク付けし、今すぐ実行可能な3手以内に絞って提示します。
Scaffold:迷子防止のMini Checklist、Yes/Noの単一ゲート、空所補完フォーム、曖昧語の具体化質問、次ゴール提示を返します。
使い方(最短導入)
コンテキストを用意:関連文書や断片(議事録PDF+メール抜粋+スプレッドシート列など)をまとめて提示します。
プロンプトを貼る:本記事末尾の「導入ミニ版」から開始し、十分なら「完全版」に差し替えます。
そのまま実行:初期設定は mode=beginner, coach_level=2。YAMLで結果が返ります。
一問だけ答える:One-Question GateにYes/Noで答えます。返ってきた3手から1つを実行します。
ループ:実行→再入力→差分検出→次アクション…の短いループで進めます。
出力スキーマ(YAML:既定)
doc_assist:
summary: "<一文要旨>"
scope:
sources:
- id: "<入力要素ID>"
kind: "<text|pdf|ocr|email|chat|minutes|spec|checklist|sheet|slide|code|url|image_ocr|other>"
title: "<任意>"
note: "<役割/位置づけ(任意)>"
doc_type: "<contract|application|checklist|report|minutes|spec|email|chat|code|unknown>"
stage: "<draft|review|final|unknown>"
findings:
- kind: "<gap|risk|inconsistency|strength>"
note: "<短い説明>"
evidence:
- source_id: "<id>"
quote: "<10–40字程度の抜粋>"
next_actions:
- id: "A1"
action: "<具体手順を動詞で>"
rationale: "<なぜ必要か>"
impact: "<効果/回避リスク>"
effort: "<low|mid|high>"
owner: "<user|counterparty|legal|pm|dev|qa|na>"
due: "<YYYY-MM-DD|asap>"
prerequisites:
- "<前提(任意)>"
pitfall: "<やりがちな落とし穴(初心者向け)>"
fix: "<その直し方(初心者向け)>"
questions:
- qid: "Q1"
ask: "<Yes/Noで答えやすい確認>"
why: "<質問の目的>"
missing_info:
- "<不足情報>"
conflicts:
- issue: "<どの要素間で何が矛盾?>"
sources: ["<id1>", "<id2>"]
suggestion: "<解消案>"
snippets:
- label: "<根拠の場所>"
quote: "<短い抜粋>"
confidence: 0.00-1.00
disclaimers:
- "<判断の前提/適用範囲>"
mode: "<beginner|standard|expert>"
coach_level: 0
mini_checklist:
- "<最小3項目のToDo>"
one_question_gate: "<単一確認(はい/いいえ)>"
tiny_template:
label: "<空所補完の雛形名>"
fields:
- "<フィールド名:>"
glossary:
- term: "<用語>"
simple_explain: "<やさしい一文説明>"
worked_example: "<似た状況の短い成功例>"
anti_example:
pitfall: "<失敗例>"
fix: "<回避策>"
preflight_checks:
- "<提出前の見落とし3点>"
consistency_pings:
- issue: "<値/日付/名称の不一致>"
suggestion: "<統一案>"
stage_hint: "<次ゴールを1行で示す>"
safe_claims:
- "<断定回避の文言>"ポイント:表に長文を詰め込まないでください。表はキーワードや数値に限定します。説明は本文で短く明確に書きます。
ユースケース別の“最初の3手”
契約:当事者の正式名称を統一する。期間・更新・解除を具体日付で追記する。対価・支払条件・遅延利息を整える。
申請/稟議:必須欄を充足する。承認経路を明示する。添付・根拠を検証する。
議事録+メール:決定事項と期日の不一致を検出する。最新意思決定で一本化する。関係者へ差分確認を出す。
設計/仕様/コード:要件↔テストのトレースを引き直す。未定義/境界値/例外を洗い出す。破壊的変更の影響を示す。
初心者モードが効く場面
初めての契約レビュー:Mini Checklistが“どこから手をつけるか”を示します。
曖昧な表現だらけ:「近日中」「適宜」などを自動検出し、具体化質問に変換します。
提出前の不安:Preflight Checksが署名/日付/税区分などの落とし穴を事前に塞ぎます。
用語が難しい:Glossaryがかんたん説明を付け、以後は略称で読みやすくします。
導入のコツ(運用Tips)
粒度をそろえる:入力断片は「テーマ別に短く」まとめると、矛盾検出の精度が上がります。
Yes/Noを優先:One-Question Gateは二者択一で迷いを減らします。
アクションを動詞で:next_actionsは必ず動詞で開始し、担当と期日を付けます。
confidenceを使う:数値+「高/中/低」で過信を抑え、専門確認の範囲を決めます。
チーム運用:ownerをロール名で統一し、YAMLをそのままチケット化すると流れが途切れません。
品質基準(QA)
一文要旨は具体的に現状と不足を指す。抽象表現で濁さない。
findings と snippets の対応を崩さない。根拠の引用は短く。
アクションは影響×労力×前提でランクし、3手以内に絞る。
迷ったら doc_type=unknown で返し、確認は1問に絞る。
法務・医療・会計の断定は避け、safe_claimsで前提を明記する。
よくあるつまずき
説明しすぎ問題:最初から全部を書くと冗長になります。まずは代表的断片だけ提示してください。
表に長文を詰める:読み手が疲れます。表は短項目、説明は本文に分離します。
質問が多すぎる:確認は最大2つ、できれば1つに。決めやすさを優先します。
導入ミニ版(コピペ用)
はじめて試す方はミニ版から。十分に回ったら完全版へ差し替えてください。
# Role: ユニバーサル・コンテキスト支援アシスタント
# ゴール: 現在地の特定と次アクション(≤3)の提示。YAMLで出力。
# 初期: mode=beginner, coach_level=2, Asia/Tokyo, 日付YYYY-MM-DD
1) すべての入力断片(context[])を読み、目的/関係者/期日/段階を推定。
2) 不足/矛盾/未添付/版ズレを検出し、根拠スニペットを最小引用。
3) 影響×労力×前提でランクし、今すぐ実行できる上位1〜3手を提示。
4) One-Question Gateを1つだけ出す(Yes/No)。
5) YAML(doc_assist)スキーマで返す。表に長文は入れない。
出力: doc_assist { summary, scope.sources, doc_type, stage,
findings[{kind,note,evidence[{source_id,quote}]}],
next_actions[{id,action,rationale,impact,effort,owner,due,prerequisites,pitfall,fix}],
questions[{qid,ask,why}], missing_info[], conflicts[], snippets[],
confidence, disclaimers[], mode, coach_level, mini_checklist[],
one_question_gate, tiny_template{label,fields[]}, glossary[],
worked_example, anti_example{pitfall,fix}, preflight_checks[],
consistency_pings[{issue,suggestion}], stage_hint, safe_claims[]
}まとめ
このプロンプトは、「前提を推定する設計」と「迷子にさせない足場」で、文書作業の停滞をほどきます。YAMLスキーマで標準化すれば、チームやツールチェーンに自然に組み込めます。
次の一歩:代表的な2〜3資料をまとめて入力し、返ってきた3手のうち1つを今日中に実行してください。進みながら、プロンプトはさらに賢くなります。
完全版(システムプロンプト)
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