引き出し1つで、育休中に月3万浮いた話
育休に入って、最初の2ヶ月は本当にしんどかった。
赤ちゃんのお世話で手一杯なのに、なんかずっとざわざわしてて。
部屋を見渡すと、脱いだ服、使いかけのおむつ、どこに置いたかわからない母子手帳。
「あとで片付けよう」が積み重なって、気づいたら家全体がぐちゃぐちゃに。
そしてなぜか、お金のことも急に不安になってくる。
収入が減ったのは分かってる。
でもそれ以上に、なんか「全部うまくいってない感」が漂ってて。
投資の確認も怠るようになって、ポイントの管理も雑になって。
なんとなく全部が緩んでいく感覚。
あのときの私、今思うと「散らかり連鎖」に完全にはまってたんですよね。
散らかりって、空間だけじゃなくて思考にも伝染する。
視界に「未完了のもの」が多いほど、脳は常にバックグラウンドで処理を続けてしまう。だから疲れる。判断力が落ちる。
「まあいいか」が増えていく。
家計の管理が雑になるのも、家が散らかることで起きる「思考の散らかり」が原因だったりするんですよ。
転機は、本当に小さな気まぐれだった。
ある朝、赤ちゃんが珍しく長めに寝てくれて、なぜか引き出し1つだけ整理してみた。化粧品が入ってる小引き出し。ぐちゃぐちゃで、何が入ってるかも把握できてなかったやつ。
期限切れのリップ、使いかけのアイシャドウ、もらいもののサンプル。全部出して、使うものだけ戻した。5分くらいで終わった。
ただそれだけなのに、「あ、私ちゃんとできるじゃん」ってなった。
その日の夜、なぜか久しぶりに証券口座を開いて、積立NISAの確認をした。家計簿アプリも久々に起動した。引き出し1つ整えただけなのに。
で、そこから雪だるま式に動き始めた。
モノを整理したら「これ本当に使ってる?」という目線が生まれて、スマホプランを見直して月7,000円削減。
ポイ活も「どうせ面倒」と放置してたのを再開したら月15,000円分のポイントが普通に貯まるようになった。
衝動買いも、モノを減らしてから「本当に必要か」と一瞬考えるクセがついて、気づいたら月8,000円くらい浮いてた。
合計で月3万円。家計簿をつけ直したわけでも、節約術を勉強したわけでもなく、引き出し1つ整えたことがきっかけで起きた変化です。
「全部やらなきゃ」じゃなくて、「1つだけやる」が最強。
ここ、保存しておいてほしいんですが——「今の自分に管理できる範囲まで持ち物を絞ると、お金の管理も自然と整っていく」という順番が大事で。
家計簿より先に、引き出しなんですよ。
【引き出し1つ診断チェックリスト】
□ 中身を全部出せる(把握できてる)
□ 「いつか使う」が3個以内
□ 毎日使うものが手前にある
□ 何が入ってるか、目を閉じても言える
□ 開けるたびに「うっ」とならない
3個以下しか当てはまらない引き出しがある人は、そこから始めてみて。
お金の管理って、結局「決断の連続」なんですよね。
何を買う、何を買わない、どこに投資する、どこは削る。
その決断を毎日何十回もしてる。だから判断力が要る。
でも家が散らかってると、その判断力をモノの管理に全部使ってしまう。
「あれどこ置いたっけ」「これいる?いらない?」で脳のリソースが削られていくから、肝心のお金の判断が雑になる。
私が育休中に収入を伸ばせたのは、ポイ活や投資の知識だけじゃなくて、生活の「ノイズ」を減らしたからだと思ってる。
何でも完璧になれなくていい。
「丁寧な暮らし」って聞くと、全部整ってる白い部屋のイメージがあって、「私には無理」って思うじゃないですか。
でもそうじゃなくて。引き出し1つ、棚1段、カバンの中1つ。「ここだけは把握できてる」という場所を1つ作るだけで、心の重心が変わってくる。
その小さな「できてる」が積み重なって、気づいたら家計も整ってきた——というのが、私の育休2年間で起きたことです。
最後に。
「なんとなくお金が不安」「家も心も散らかってる気がする」と感じてる30代ママへ。家計簿より先に、引き出し1つです。
片付けとお金の話、こういう切り口でこれからも書いていきます。もっと読みたいと思った人は、Instagramでも同じテーマで発信してるのでプロフィールから覗いてみてください。
