【フォドラ文明史仮説録】⑤ やみうごは何を間違えたのか
闇に蠢く者は、フォドラにおける「悪」として描かれることが多い。
しかし彼らは、女神の眷属に対抗できるほどの技術を持った、高度な文明の末裔でもあった。
高度な研究体制、徹底した役割分担、長期的な計画。
彼らは決して愚かではない。
むしろ、フォドラで最も合理的だった。
それでも、彼らは滅びへ向かった。
なぜか。
やみうごは、役割を最初に決める文明だった。
価値は復讐を果たすこと。
存在理由は女神を倒すこと。
そのため、技術は進歩する。
だが、その目的そのものを問い直す仕組みが存在しなかった。
合理性を追求した結果、彼らは自らを更新できなくなってしまったのである。
やみうごは、間違ったから滅びたのではない。
正しく、合理的であり続けたからこそ、止まることができなかった。
彼らは、最高効率で間違い続けた文明だったのかもしれない。
※全文版では、「ベレト計画」や「レアとの対比」を通して、やみうごが何を間違えたのかを、フォドラ文明史の視点から掘り下げています。
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