事務職の私でもできた。Google AI Studioで訪問鍼灸の料金シミュレーターを作った話
「AIでアプリが作れる」と聞くけれど、
実際に自分にできるのか不安。
実務でどう使えばいいのか、イメージが湧かない。
そんな方も多いのではないでしょうか。
私も、その一人でした。
けれど今回、プログラミング知識がない状態から、
Google AI Studioを使った“バイブコーディング”で、
訪問鍼灸・マッサージの料金シミュレーターを作成しました。
そして実際に現場で「便利!」と言ってもらえるツールになりました。
この記事では、その舞台裏をお話しします。
現場の「困った」を解決したかった
私が働く訪問鍼灸・マッサージの現場では、料金体系がとても複雑です。
一般的なリラクゼーションのように
「30分〇〇円」という固定料金ではありません。
厚生労働省が定める療養費の算定基準に基づいて計算されます。
金額は、次の条件によって変わります。
施術の種類(鍼灸/マッサージ)
同一建物内での人数
自己負担割合(1割〜3割)
電療料の有無
これらが組み合わさるため、
「週に2回通うと、月々いくらになりますか?」
と利用者様やケアマネジャー様に聞かれても、
その場で即答するのが難しいという課題がありました。
電卓を叩き、早見表を確認して計算する。

もし条件を選ぶだけで
月額の目安がすぐに表示されたら──
もっと安心してサービスを検討してもらえるはず。
そう思い、アプリを作ることにしました。
結論:Google AI Studioなら、チャット感覚で形になる
今回使ったのはGoogle AI Studioの“バイブコーディング”。
バイブコーディングとは、
細かいコードを書くのではなく、
「やりたいこと」を言葉で伝え、
AIに形にしてもらう方法です。
実際に私が伝えたのは、こんな内容です。
訪問鍼灸の料金シミュレーションを作りたい。
条件は◯◯。
結果は月額表示。
印刷や保存もできるようにしたい。
すると、コードを生成してくれました。
さらに、
「色をもう少し明るくしたい」
「印刷プレビュー時に余白を整えたい」
とチャットで伝えるだけで、修正も完結。
専門的な計算ロジックさえ整理できていれば、
あとはAIが形にしてくれる。
私は「使いやすさ」に集中することができました。
実際に作ってみた結果
完成したのが、料金シミュレーターです。
※これは実際のアプリではなく、似た指示で作成したイメージです

条件を選択するだけで、
月額の目安金額が瞬時に表示されます。
社内で共有したところ、
「これは便利!」
「説明がすごく楽になる」
と営業担当や上司からも好評でした。
今まで電卓を叩いていた時間が、
数クリックに短縮。
小さな改善ですが、
現場のストレスは確実に減りました。
共有でつまずきが…
せっかく作ったツール。
自分だけで使うのではなく、チームで共有したい。
"Publish"から公開できそうだと思ったのですが、
「請求先」
という表示が出て、クレジットカード情報が必要…?
ここで一度、手が止まりました。
そこで公開方法を調べて出会ったのが
rorosukeさんの記事です。
それぞれの方法のメリット、デメリットがわかりやすく
大変参考になりました。
今回、私は下記の方法で公開しました。
AI Studioで作ったコードをGitHubに保存
Netlifyと連携してWebサイトとして公開
(Vercelはなぜかうまくいきませんでした)
GitHubもNetlifyも、初学者の私には正直難しかったです。
それでも、AIに質問しながら、
ネットで調べながら少しずつ進めていくと、
きちんと公開まで辿り着けました。
アプリがすぐに形になったことで「しっかり共有したい」というモチベーションもあがり、完成させることができました。
現場 × AI でしか作れないものがある
今回の経験で強く感じたのは、
本当に現場で役立つツールは、
エンジニアではなく「現場を知っている人」が作れるということ。
そして今は、それをAIが後押ししてくれる時代です。
もし、あなたが日々の業務で
これ、自動化できたらな
計算が面倒だな
共有がもっと簡単にならないかな
と思うことがあるなら、
まずはAIに相談してみてください。
完璧な指示でなくても大丈夫です。
やりたいことを言葉にするところから、
現場を変えるツールは生まれます。
同じように現場改善に取り組んでいる方がいらっしゃれば、
ぜひスキやコメントで教えてください。
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