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【ORIX】マモさん、俺らを使え。【オープン戦総括】

2025年も恒例となった京セラでの関西ダービーを戦い切り、オープン戦を終えた。
結論から言うと、最下位。2006年以来のオープン戦最下位に沈んだ。勝敗で表すと、3勝10敗。勝率は.231。本拠地の京セラドームでは8試合中1勝しかできず、球団史上初本拠地でのオープン戦未勝利をなんとか阻止するのがやっとだった。シーズンの開幕まで残り3日。今年のオープン戦でオリ達は何を得ることができたのか。

※総括ですが時系列はぐちゃぐちゃです。

若牛たちがこぞってアピール

オープン戦、支配下、育成関係なくチームのほぼ全員が出場した。その中でも光ったのが若手外野手のアピール。今年のオープン戦はオリックス2年目の西川龍馬がまさかの打率.051と大不振に陥るも岸田監督は「上がってくるでしょう」「信頼している」の一点張りでスタメンで起用し続けた。そんな起用に若牛たちは燃えていた。

「マモさん、龍馬さんスタメンもいいですけど、僕たち若手もスタメンで使ってくださいよ!!」と言わんばかりに打撃で外野手争いを激化させた。アピールしたのはこの記事のサムネにもなっているように、ドラ1ルーキの麦谷祐介を筆頭にドラフト4位ルーキーの山中稜真、来田涼斗、渡部遼人の4人。オープン戦の中でも特にアピールが顕著だったのは3試合。

まずは、3/11のバンテリンドームでの試合。相手は昨年最優秀防御率高橋宏斗。そしてスタメンには1番センターで麦谷祐介。12勝、防1.38と「無双」した男から初回2球目を左中間に2塁打。一番バッターとしてチームに勢いをつけるとチームは先制。
これだけでは終わらない。5回の第三打席、牽制の悪送球で2点目を奪い、なおもランナー1塁の場面。真ん中高めのストレートを弾き返し、2塁打。セ・リーグ界最高峰の投手からの2本の2塁打を放ち、ドラ1ルーキーとしてこれ以上ない存在感を示した。

麦谷が2塁打を放ち、ランナー2・3塁。打席には3回から守備に就く来田涼斗。高橋宏斗のスプリットに初球からアジャストしライン際への2点タイムリーツーベース。球界最高峰の投手相手にこの打撃は価値しかない。2025年、来田の本格覚醒が現実になりそうな瞬間。素晴らしい、その一言に尽きるタイムリーを放つと、神宮の試合でも代打で三振に倒れるも10球粘る意地を見せつけた。その後何故か2軍に合流するもファームで打ちまくり、なんとか開幕1軍に選ばれてほしい。

そして忘れてならないのが名前を挙げていなかったけど元謙大。バンテリンの試合から1軍に合流し12日の8回表のことだった。中日の新助っ人ウォルターズの150キロ越えのストレートを捉え、レフト前へタイムリー。思わずやるやんけ。と叫びたくなるタイムリー。外野争い、俺もいるぞ。とアピールする一打を放ちました。

少し遠回りしたが続いて3試合目。3/18のハマスタでの試合。中継ぎが炎上し0ー9という大敗ムード。8回表、代打の西野さんが内野安打を放ち、代走で渡部遼人。2つの暴投で果敢にスタートを切って好走塁で1点を返した。打撃では9回。ランナー1・2塁からライトの頭を超えるタイムリースリーベース。チームに貴重すぎる長打力でのアピールはこれ以上ないもの。開幕スタメンほんとに掴んでほしいです。

あのー、、僕って忘れられてないよね??

そう確かに、声が聞こえる気がする(聞こえねぇよ)。この言葉を発したのは中川圭太。
昨年2度太腿の怪我で離脱し、打率も.231。不振に喘いだ。だからこそ、2025シーズンに懸ける想いは強い。宮崎で初球先頭打者ホームランを放つも本州に帰っていくごとに打率は低下。3/12終了時点で打率.125。今年もダメなのかと思われたが、そんな不安は一気になくなった。それはオープン戦最後の阪神戦。阪神主催試合の22日の試合で右に左に固め打って1試合4安打。体勢を崩されようがエンドランだろうが関係なく安打を打ちまくり、完全復調。
その凄まじい勢いは23日も続きこの日も3安打で猛打賞。オープン戦最後の2試合で8打数7安打で打率.875という離れ業を披露し、.125まで落ち込んでいたオープン戦の打率を.364まで上げた。2025年オリックスのセンターとリードオフマンの座は彼が手中に収めた。

まさかの大不振

移籍2年目、苦しみもがき続ける男がいる。背番号7、西川龍馬。昨年FA移籍1年目で打率はキャリアワーストの.258。2年目の本領発揮はなるのかというところで迎えたオープン戦。かつてないほど苦しんだ。記事が出てたように、「ボールゾーン含めた5×5の25マスで勝負しちゃってる。いいときのようにストライクゾーンの9マスで勝負するべき」と言っていたがその通りだと思う。ただ光明は確実にある。阪神戦の2戦目。セカンドの中野のファインプレーで阻まれるもヒット性の打球。打てない上に打っても相手のファインプレーにより好捕されてヒットにならないという悪循環。この男が打たないとチームに浮上はない。火曜からファームでの試合に出場する見込み。なんとか一本でもヒットが出て浮上のきっかけをなんとか掴んでほしい。龍馬頑張れ。

主砲、戦線離脱

3月12日のバンテリンドームでの試合、事件が起きたのは2回表。5球目のツーシームを引っ掛けてセカンドゴロを打った時顔をしかめた。ゆっくりベンチに帰りそのまま治療。結局次の守備には出場できず、代役捕手は福永。翌日明らかになった診断結果は、右内腹斜筋損傷。全治1ヶ月以上と思われ開幕絶望。チーム随一の長距離砲が戦線離脱。開幕から数週間は彼抜きでシーズンを戦っていかないとならない。長打力が少ないオリックスにとって森友哉の離脱は、あまりに痛すぎる。

代役は誰…?

森友哉の離脱で急浮上した代役問題。ここ2年第三捕手を務めた石川亮もキャンプ終盤に下半身のコンディション不良を発症しており不在。そうなれば福永奨しかいない。一転大ピンチだが、福永奨がオープン戦で正捕手の座を掴もうとしている。ところどころでヒットを放ち、タイムリーも放った。極め付けは強肩での盗塁阻止。23日の阪神戦では高島とバッテリーを組み、中野の盗塁を刺した。これだけ活躍していれば開幕1軍はほぼ当確。昨年までの、若月、森の牙城を崩しにかかる音がする。。

オリックスに来た「オリ」

早々にJ.ディアスの獲得を発表したオリックスだったが、その後の補強は足留め。しかしキャンプ3日目に、メジャー29本塁打のE.オリバレスを獲得したと発表。垂涎していた長距離砲の加入。外野全て守れるという前評判でオープン戦へ。しかし守備の前評判とは裏腹にライトでミス連発。怖くて守備には就かせられなさそうが現状で、打てるならDHでの出場が濃厚。人事有能神GMとして有名な福良GMの「守備はできるで」というのは信用しない方がよさそう。ただ打撃のレベルはかなりすごい。オープン戦14打席ノーヒットスタートも、阪神戦ではタイムリーツーベースを放つなど状態は尻上がり。
ステフェン・ロメロを思い出させる打球とフォーム、ぜひともロメロにような選手になって欲しい。ロメロ級の成績を残せたら間違いなく貧打解消になるはずだ。ちなみに外野席でのスリーコールはオリバレスだが、固有コールは「オリ」になるらしいのでこのタイトルにしてみました。

先発ローテに入るのは俺だ!!!!

長かった野手は終わり、次に投手。火花を散らしている先発ローテション争い。オープン戦が始まった時点で決まっていたのは宮城の開幕投手のみ。オープン戦一通り見てエスピノーザの仕上がりは良さそう。そして神宮で打たれたものの曽谷もZOZOマリン5戦目での登板が濃厚となり開幕ローテ内定。FAで移籍してきた九里亜蓮も随所で好投するなどローテは確約。フォームを一新した田嶋はしっくり来ていないのか安定感がなくローテ争いから早々に離脱。昨年不振だった山下もローテ入りも目指していたものの7日の巨人戦で3回途中降板。持病の腰痛が再発。早期復帰するのではなく、時間をかけての完治を選び、開幕ローテ離脱。これにより2つの空席ができた。

ローテを狙う1人目は、2年目の高島。昨季9先発で2勝と一定の活躍をみせると今年は先発一本で勝負。16日の神宮こそ雨天中止により登板は叶わずも、23日の阪神戦で6回無失点と好投を披露し、ローテを自らの力で射止めた。2年目となる今年、本格的にブレイクして欲しいピッチャーですね。

続いて2人目は、右肘手術から復活を狙う椋木。秋から手がけている「ライズボール」を駆使し、11日のバンテリンでの試合は4回3失点と苦しむも、20日のハマスタで巡ってきた先発の機会で6回途中83球自責1と好投。こちらもあと一枠の開幕ローテ入りを確実なものとした。ポテンシャルで言えば2桁勝利筆頭候補。ルーキーイヤーに見たあの煌めきを是非とももう一度見たい。

盤石のブルペン

オープン戦を通して今のオリックスで一番の強みはブルペン。若手や育成組、一軍当落線上のピッチャーがたくさん打たれて試合に負けていたが、昨年活躍したリリーフ陣の仕上がり具合は凄まじい。残留に成功したマチャドをはじめ、ペルドモや山田修義は何の心配もなし。古田島こそ20日のハマスタで炎上したものの本人は原因がわかってるようだしおそらく仕上げてきてくれる。一方で少し心配なのが平野佳寿。今季から新たにツーシームを取得し復活へ燃えるシーズン。しかしオープン戦の防御率は9.82。登板したら失点するというのが見受けられたがなんとか開幕までに仕上げて欲しいのが本音。ただ22日に阪神戦では三者凡退で切り抜けるなど復調の兆し。吉田輝星・宇田川優希トミージョン手術で今季絶望が確定したが、リリーフ陣はそこまで大きな心配はしなくてよさそう。というか今年もリリーフ陣に頼るシーズンになってしまいそうですね。

以上でオープン戦総括は終了!シーズン開幕まであと3日。オリックス2025年が少しでもよりよくなりますように…。それと、今シーズンのオリックスを見る上での戦力分析もまた投稿します!オリックスファンの方には見ていただきたいです!!

長かったですが、ここまで読んでくださった方ありがとうございました!


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